三田佳子

日本の女優
画像提供依頼:顔写真の画像提供をお願いします。2017年10月

三田 佳子(みた よしこ、1941年10月8日[1] - )は、日本女優。本名:高橋 嘉子(たかはし よしこ)、旧姓:石黒(いしぐろ)。女子美術大学付属中学校・高等学校卒業。芸名の三田慶應義塾大学野球部のファンだったため[2]。三田佳子事務所所属[3]だったが、2017年2月24日付けでプロダクション尾木に移籍。

みた よしこ
三田 佳子
三田 佳子
本名 高橋 嘉子
石黒 嘉子(旧姓)
生年月日 (1941-10-08) 1941年10月8日(79歳)
出生地 日本の旗 日本大阪府大阪市
血液型 O型
職業 女優
活動期間 1960年 -  
活動内容 1960年:デビュー
NHK大河ドラマに出演
宇津井健と共演
萩原健一と共演
2014年旭日小綬章
配偶者 高橋康夫(元NHKエグゼクティブ・プロデューサー
著名な家族 森宮隆(長男)
高橋祐也(次男)
事務所 プロダクション尾木
公式サイト オフィシャルサイト
主な作品
テレビドラマ
太閤記
いのち
花の乱
花燃ゆ
映画
『極道の妻たち三代目姐』
沈黙
備考
旭日小綬章2014年
NHK紅白歌合戦紅組司会(1989年1990年
大河ドラマ主演俳優(複数回主演は女優史上初で唯一)
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夫は元NHKプロデューサー高橋康夫。長男は森宮隆、次男は高橋祐也

代表作は映画『極道の妻たち三代目姐』[4]、ドラマは大河ドラマいのち』『花の乱』など。大河ドラマ2本で主演を務め、大河ドラマに複数回主演した唯一の女優である。

来歴・人物編集

大阪府大阪市生まれ。生後半年で東京都に移り[5]3歳の年に一家で山梨県疎開、終戦後は下北沢を経て中野区で育つ。

中学・高校時代から多数のテレビに出演。高校在学中から映画会社数社にスカウトされるが断り続け、高校を卒業した1960年春に第二東映へ入社した[2]。同年、『殺られてたまるか』で女優デビュー。当初から主役級で起用され、東映映画の看板女優との扱いを受ける。1964年公開の『廓育ち』では社会派演技を見事にこなす。1967年に東映を退社しフリーとなり[6]テレビ舞台を中心に活動した[2]。1973年にはNHK大河ドラマ黄金期の『国盗り物語』に出演した[7]

1984年、『Wの悲劇』での女優役の演技が高く評価され、各映画賞を受賞する。1986年、三田の演技力を以前から評価していた橋田壽賀子脚本作品の『いのち』に主演。高視聴率を獲得した。

1989年1990年に、『NHK紅白歌合戦』の紅組司会を2年連続で務めた。

高額納税者番付において俳優・タレント部門で1991年から1994年まで4年連続で首位となり宝島社の「日本の女優100人」に掲載された[1]。もちろん演技力は100人の中でも上位に位置づけられる。強烈な個性が無いかわり、「多くのファンに感情を移入させるタイプの女優」と評された[1]

1996年子宮体癌が発覚し緊急入院、手術と5度の抗がん剤治療が功を奏して退院した。

1998年に次男の高橋祐也覚醒剤取締法違反で逮捕される。当時高校生で未成年であったことから三田の責任も追及されるが、記者会見で「母が女優ということで、未成年である息子の事件が報道されてかわいそう」と話し、次男に毎月50万円の小遣いを渡していたと明かし、世論の批判を受ける。「原因は私が人生をかけて究明いたします」として、7社と契約していたCMを全て降板し、女優活動を10ヶ月自粛した。復帰後はそれまで通りの活躍を見せたが、2000年に次男が同じ容疑で再び逮捕されて世論で批判され、一年間活動を自粛した。

2003年に、デビュー時から親交のあった水野晴郎が復帰の手助けとして、自身の映画『シベリア超特急3』の主演に起用、その後は映画『海猫』、テレビドラマ『いま、会いにゆきます』など仕事を再開し、2007年9月16日放送の『ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛〜』で、仲間由紀恵とダブル主演する。

2007年11月15日、次男が覚醒剤所持の現行犯で3回目の逮捕となる。翌日の会見[8]で「すべては私たち夫婦の教育の失敗」「引退も考えた」「今も月70万円の小遣いを渡している」「翌月の舞台(『エドの舞踏会』)については降板しない」などと話した。

2014年春の叙勲で旭日小綬章を授章した。

出演編集

映画編集

劇場アニメ編集

テレビドラマ編集

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

時代劇専門チャンネル

  • 帰郷(2020年) - おこう 役

舞台編集

ラジオドラマ編集

  • 特集オーディオドラマ 『希望』(2013年、NHK)[17]

ニュース映画編集

バラエティ編集

他、多数

CM編集

「貞子」篇(2016年11月 - )、「貞子」篇・孤高のカカオVer.(2017年3月 - )[20][1]

ディスコグラフィ編集

シングル編集

  1. 夜の口笛 (1963年、別冊歌謡コダマ) - 『歌う東映スター』の4曲目に収録[21]
  2. 白い橋(1965年、ビクター、SV-164)
    • 作詞:佐伯孝夫 / 作曲:吉田正 / 編曲:吉田正
    • テレビ朝日系テレビドラマ「白い橋」主題歌
    (c/w あなたとなりたい幸せに)
  3. 不信のバラード(1968年、クラウン、CW-848)
    (c/w 桜の精の物語
  4. 幸せですのよあたくし(1969年7月、クラウン、CW-961)
    (c/w 忘却の日記
  5. 白い大理石(1970年、クラウン、CW-1025)
    • 作詞:八反ふじを / 作曲:米山正夫
    (c/w 幸福よここまでおいで
  6. 琵琶湖慕情(1971年、東宝レコード、AS-1114)
    (c/w 湖の女(ひと))
  7. 女坂(1976年、キング、GK-51)
    (c/w 別れ雨)
  8. おあねぇさん(1981年、東芝、TP-17225)
    • 作詞:花登筺 / 作曲:小川寛興 / 編曲:小川寛興
    • フジテレビ系テレビドラマ「おあねえさん」挿入歌
    (c/w 北陸の女)
  9. 街角焦がれて(1982年、ミノルフォン、KA-2073)
    (c/w 街角焦がれて(インストゥルメンタル))
  10. お人好し(1985年、ビクター、SV-9048)
    (c/w 洒落(シャレ)た関係)

アルバム編集

  • 女坂(1976年、キング、SKA-156)

著書編集

受賞・受章歴編集

1961年
1966年
1970年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
  • 第44回芸術祭・演劇部門 - 舞台『雪国』
1990年
1992年
1993年
2003年
  • 第12回日本映画批評家大賞・ゴールデングローリー賞
2014年
2016年
2017年

脚注・出典編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.18.
  2. ^ a b c 『日本映画俳優全集・女優編』キネマ旬報社、1980年、644頁。
  3. ^ マネジメントは生島企画室と業務提携。
  4. ^ https://www.allcinema.net/cinema/150745
  5. ^ 週刊サンケイ』、1979年5月3日号、42頁
  6. ^ 「欲望する映画 カツドウ屋、岡田茂の時代 岡田茂さんへ-最後のことば 三田佳子」『キネマ旬報』2011年7月上旬号、 54-55頁。
  7. ^ http://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-13526
  8. ^ 三田佳子謝罪会見で読み上げられたコメント全文 - ORICON STYLE(2007-11-16 21:00版 / 2015年9月14日閲覧)
  9. ^ 安田顕主演作『俳優 亀岡拓次』に麻生久美子、新井浩文らが出演”. ORICON STYLE (2015年9月28日). 2015年9月28日閲覧。
  10. ^ 三田佳子「花燃ゆ」出演 花の乱以来21年ぶり大河 日刊スポーツ 2015年9月7日閲覧
  11. ^ 銀河ドラマ 京の川 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  12. ^ ドラマ人間模様 冬の桃 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  13. ^ 放送ライブラリー 番組ID:001295
  14. ^ “武井咲、NHKドラマ初主演 忠臣蔵を題材にした女の成功物語”. ORICON STYLE. (2016年8月12日). http://www.oricon.co.jp/news/2076709/full/ 2016年8月12日閲覧。 
  15. ^ 印獣
  16. ^ 三田佳子 ジャニーズJr.京本を絶賛”. デイリースポーツ (2016年1月29日). 2016-02-30閲覧。
  17. ^ 放送ライブラリー 番組ID:R21457
  18. ^ 放送ライブラリー 番組ID:N01319
  19. ^ 放送ライブラリー 番組ID:A24430
  20. ^ 三田佳子のCM出演情報”. ORICON STYLE. 2016年10月29日閲覧。
  21. ^ 千葉真一; 本間千代子小林裕子小川守・三田佳子. “歌う東映スター”. 別冊歌謡コダマ ; KY-1001. コダマプレス社. 2014年11月26日閲覧。
  22. ^ 第7回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月13日閲覧。
  23. ^ 橋田賞 作品・受賞者を発表” (2016年4月1日). 2016年4月23日閲覧。
  24. ^ 放送文化賞 日本放送協会

関連項目編集

外部リンク編集