三菱ケミカル
三菱ケミカル株式会社(みつびしケミカル、Mitsubishi Chemical Corporation )は東京都千代田区丸の内一丁目1番1号に本社を置く、日本国内最大の大手総合化学メーカーである。三菱ケミカルホールディングスグループの子会社であり、三菱グループに属する。2017年(平成29年)4月1日、三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨンの3社が合併する形で発足した[2]。
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種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社 |
本社所在地 |
![]() 〒100-8251 東京都千代田区丸の内一丁目1番1号 パレスビル 北緯35度41分6.45秒 東経139度45分41.81秒 / 北緯35.6851250度 東経139.7616139度座標: 北緯35度41分6.45秒 東経139度45分41.81秒 / 北緯35.6851250度 東経139.7616139度 |
設立 |
1950年(昭和25年)6月1日 (新光レイヨン株式会社) |
業種 | 化学 |
法人番号 |
6010001146760 ![]() |
事業内容 | 機能商品、素材他 |
代表者 |
和賀昌之(代表取締役社長) 福田信夫(代表取締役) |
資本金 | 532億2900万円 |
売上高 | 2兆6617億円(2019年3月期 [1] |
従業員数 | 4万507人(連結、2019年4月現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 三菱ケミカルホールディングス 100% |
主要子会社 | 日本ポリケム |
外部リンク | https://www.m-chemical.co.jp/ |
会社概要編集
三菱ケミカルホールディングスグループ(三菱ケミカルHDグループ)の中核企業であり、重複拠点の集約などの合理化を図るため、三菱化学・三菱樹脂・三菱レイヨンの3社が事業統合することにより誕生した、日本国内最大の大手総合化学メーカーである。3社の統合効果は、500億円程度と見積もられている[3]。
親会社の三菱ケミカルホールディングスとともに三菱金曜会の会員企業である[4]。
また、3社のグループ会社は三菱ケミカルのグループ会社に移行するとともに、三菱ケミカルの会社発足に伴って、"三菱化学"・"三菱樹脂"・"三菱レイヨン"を冠したグループ会社は"三菱ケミカル"を冠した社名に変更している。
詳細な事業内容・事業拠点については、三菱化学、三菱樹脂、三菱レイヨンの各記事を参照。
事業拠点編集
沿革編集
グループ会社編集
2019年4月1日現在。なお、社名後の(K)は旧三菱化学系、(J)は旧三菱樹脂系、(R)は旧三菱レイヨン系、(N)は日本化成系、(G)は日本合成化学工業系を指す。
- 連結子会社
- 石化
- 炭素
- エムコマース(K)
- 関西熱化学(K)
- MMA
- アクリサンデー(R)
- MCCユニテック(R)(旧:MRCユニテック)
- ダイヤテック(R)
- 菱晃(R)
- 高機能ポリマー
- 越前ポリマー(K)
- 日本ユニペット(K)
- ロンビック(K)
- 高機能化学
- アルケマ吉富(K)
- ジャパンコーティングレジン(K)
- 東栄化成(R)
- 三菱ケミカルアナリテック(K)(旧:三菱化学アナリテック)
- 三菱ケミカルフーズ(K)(旧:三菱化学フーズ)
- 大成化薬(G)
- 情電・ディスプレイ
- 新菱(K)
- 三菱ケミカルメディア(K)(旧:三菱化学メディア)
- 高機能フィルム
- ジェイフィルム(J)
- ダイヤプラスフィルム(J)
- 環境・生活ソリューション
- アストロ(J)
- ウェルシィ(R)
- MCC幸田(R)(旧:MRC幸田)
- ダイヤテックス(J)
- 日東化工(J)
- 三菱ケミカル・クリンスイ(R)(旧:三菱レイヨン・クリンスイ)
- 三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(R)(旧:三菱レイヨンアクア・ソリューションズ)
- 三菱ケミカルアグリドリーム(J)(旧:三菱樹脂アグリドリーム)
- 三菱ケミカルインフラテック(J)(旧:三菱樹脂インフラテック)
- 菱樹商事(J)
- 大阪環境技術センター(G)
- ニチゴー九州(G)
- 高機能形成材料
- アルポリック(J)
- 越菱(J)
- MCCコンポジットプロダクツ(R)(旧:MRCコンポジットプロダクツ)
- MCC-SGLプレカーサー(R)(旧:MRC-SGLプレカーサー)
- クオドラント ポリペンコ ジャパン(J)
- MCC アドバンスドモールディングス(J)
- チャレンヂ(R)
- トーセン(R)
- 富山フィルタートウ(R)
- 菱光サイジング(R)
- 菱琵テクノ(J)
- その他
- エムイーシーテクノ(K)
- エムシーパートナーズ(K)
- エムシーヒューマネッツ(K)
- 小名浜海陸運送(N)
- 化成フロンティアサービス(K)
- ダイヤリックス(K)
- 北菱モールド(J)
- 日化運輸(N)
- 日化エンジニアリング(N)
- 三鈴エリー(K)
- 三菱ケミカルエンジニアリング(K)(旧:三菱化学エンジニアリング)
- 三菱ケミカルシステム(K)(旧:菱化システム)
- 三菱ケミカルハイテクニカ(K)(旧:三菱化学ハイテクニカ)
- 三菱ケミカル物流(K・J)(旧:三菱化学物流)
- 三菱ケミカルリサーチ(K)(旧:三菱化学テクノリサーチ)
- 菱栄(J)
- 菱湖テクニカ(J)
- 持分法適用会社
- 石化
- 炭素
- 大阪化成(K) - 関西熱化学との合弁
- MMA
- アサヒプラスチックス(R)
- エムアールシー・デュポン(R) - デュポンとの合弁
- サンユーケミカル(R)
- 明邦(R)
- メック(R)
- 高機能ポリマー
- 三菱エンジニアリングプラスチックス(K) - 三菱ガス化学との合弁
- 高機能化学
- 高機能フィルム
- ユポ・コーポレーション(K) - 王子ホールディングスとの合弁
- 高機能形成材料
- 児玉化学工業(J)
- フジワラ(R)
脚注編集
- ^ “会社概要”. 三菱ケミカル (2017年4月1日). 2017年11月25日閲覧。
- ^ 4月1日、「三菱ケミカル株式会社」発足|ニュース|三菱ケミカル株式会社 2017年4月27日閲覧
- ^ 三菱ケミカルHD、統合効果500億円に上積み :日本経済新聞 2017年4月27日閲覧
- ^ 三菱金曜会
- ^ “当社連結子会社間の合併に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 三菱ケミカルホールディングス, (2005年4月26日) 2017年11月25日閲覧。
- ^ 三菱ケミカル、日本化成を吸収合併ゴム報知新聞 2018年2月2日
- ^ 日本合成化学工業株式会社の合併について三菱ケミカル 2018年10月11日