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三菱・プラウディア

プラウディアPROUDIA )は、三菱自動車が販売していたセダン自動車である。初代モデルは自社製造されていたがわずか1年程度しか生産・販売されなかった。その後、2012年7月に日産自動車からのOEM供給を受け、約11年ぶりに復活していた。

目次

歴史編集

初代(S32A型、2000年 - 2001年)編集

三菱・プラウディア(初代)
S32A型
フロント
リア(個人タクシー仕様)
インパネ(B仕様)
販売期間 2000年2月2001年3月
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン 6G74 3.5L V型6気筒DOHC24バルブ(GDI)
8A80 4.5L V型8気筒DOHC32バルブ(GDI
駆動方式 FF
最高出力 3.5L 240ps/5,500rpm
4.5L 280ps/5,000rpm
最大トルク 3.5L 35.0kg・m/2,500rpm
4.5L 42.0kg・m/4,000rpm
変速機 5AT
サスペンション F マクファーソンストラット式
R マルチリンク式
全長 5,050mm
全幅 1,870mm
全高 1,475mm
ホイールベース 2,830mm
車両重量 1,950kg(A・B仕様)
1,990kg(C仕様)
先代 三菱・デボネア(3代目モデル)
-自動車のスペック表-
  •  GDIを搭載したV8DOHC 4500ccエンジンとV6DOHC3500ccエンジンを横置き搭載したFF車で、最高出力は4500ccエンジンが280馬力、3500ccエンジンが240馬力を発生した。さらに、平成12年排出ガスに適合した他に、より一層厳しい規制値であるJ-TLEV「移行期排出ガスレベル車」の水準も達成。また、プラウディアC仕様を除いた車種に2010年新燃費基準もクリアした。[2]
  •  安全対策として、安全強化ボディRISE(ライズ)の採用を初め、SRSエアバッグ(運転席・助手席・前席サイド・後席サイド)に設定。プリテンショナー・フォースリミッター機構付フロントシートベルト、助手席シートベルト非装着ウォーニングランプ、衝突した際にシートベルトをロックするリア3点式ALR/ELRシートベルト、一定以上の衝突があった時に自動的のドアロックを解錠する衝撃感知アンロック機構式オートドアロックを採用し、乗員の脱出性・救出性を高めている。
  •  また、姉妹車としてストレッチリムジン仕様のディグニティがあり、秋篠宮家の公用車として知られる。後席足元を250ミリ拡大したモデルで、後席独立2人掛けにしたスーパーエグゼクティブシートを装備する。Bピラー(中央の柱)にはオペラライトが付いている。車両本体価格は999万円で、エンジンは4.5リッターの8A80型GDIエンジンが搭載されている。
  •  2001年3月に販売終了となった。総生産台数は1228台、ディグニティに至っては僅か59台にとどまり、セールスの面でも低迷した。デボネアの歴代モデルと同様、「三菱グループの重役専用車」のイメージを払拭することは出来なかった。
  •  駆動方式がFFだったため発売当初は室内空間が広い高級車としてアピールされた。

現状編集

  •  元々生産・販売台数が少なかった上に、生産中止から既に15年以上が経過している事もあり、街角で見かける機会は極めて皆無に近いと言える。東京都内や京都においては個人タクシーとして採用されている例もある。


基本グレード編集

グレード 販売年 エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 燃費 価格
A仕様 2000年02月-2001年03月 6G74(GDI) V型6気筒DOHC24バルブ 3,496cc 240ps/5,500rpm 35.0kg・m/2,500rpm 5AT 9.0km/l 4,600,000円
B仕様 5,100,000円
C仕様 8A80(GDI) V型8気筒DOHC32バルブ 4,498cc 280ps/5,000rpm 42.0kg・m/4,000rpm 8.2km/l 6,400,000円

2代目(BY51型、2012年 - 2016年)編集

三菱・プラウディア(2代目)
BY51/BKY51/BKNY51型
フロント
リヤ
販売期間 2012年7月 – 2016年11月
乗車定員 5人
ボディタイプ 4ドアセダン
エンジン VQ25HR 2.5L V型6気筒DOHC24バルブ
VQ37VHR 3.7L V型6気筒DOHC24バルブ
駆動方式 FR/フルタイム4WD
最高出力 2.5L 225ps/6,400rpm
3.7L 333ps/7,000rpm
最大トルク 2.5L 26.3kg・m/4,800rpm
3.7L 37.0kg・m/5,200rpm
変速機 7AT
サスペンション F 独立懸架ダブルウィッシュボーン式
R 独立懸架マルチリンク式
全長 4,945mm
全幅 1,845mm
全高 1,510 - 1,515mm
ホイールベース 2,900mm
車両重量 1,690 - 1,820kg
製造事業者 日産自動車
-自動車のスペック表-
2011年9月16日
2012年4月26日
  •  OEMの車名を「プラウディア」にすると発表した[4]。同車名は11年ぶりの復活となる。
2012年7月4日
  •  兄弟車のディグニティと同時にフルモデルチェンジを公式発表(7月26日販売開始)[5]
  •  Fセグメントにあった先代に比べ、全高は高くなったが、全長と全幅を縮小し軽量化されたEセグメントの車種として販売されていた。また、全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得している。グレード体系は「250(フーガ「250GT Aパッケージ」相当)」・「250VIP(同「250VIP」相当)」・「370VIP(同「370VIP」相当)」・「370 4WD(同「370GT FOUR」相当、プラウディアでは初の4WD車)」の4グレードが設定されるが、「フーガ ハイブリッド」に相当するハイブリッド車は設定されない。Y51型フーガに対し、エンブレム類やフロントデザインが変更されているほか、「250」ではコンフォートサスペンション(ダブルピストンショックアブソーバー)を(フーガ「250GT Aパッケージ」ではメーカーオプション)、「250VIP」・「350VIP」・「350 4WD」はクリーンエアフィルター(花粉除去機能付)を(フーガでは非装備)、「250VIP」と「350 4WD」はフーガの「セーフティシールドパッケージ(インテリジェントクルーズコントロール、ECOペダル、インテリジェントブレーキアシストなど)」に相当する装備を(フーガ「250VIP」と「350GT FOUR」はメーカーオプション、「370VIP」はフーガ・プラウディアともに標準装備)それぞれ追加で標準装備されており、その分価格が上乗せされている。ボディカラーにおいても、エターナルスノーホワイトチタンメタリック、ガーネットブラックパール、ブレードシルバーメタリックの3色はプラウディアには設定されない。なお、三菱が独自に設けている「10年間・10万km」の特別保証制度の対象外車種となっていた[6]
2016年11月
  •  登場から一度も改良が施されることなく販売を終了。公式サイト上からも削除された。


基本グレード編集

グレード 販売年 エンジン型式 エンジン 排気量 最大出力 最大トルク 変速機 駆動方式 燃費 価格
250 2012年7月 - 2016年11月 VQ25HR V型6気筒DOHC24バルブ 2,495cc 225ps/6,400rpm 26.3kg・m/4,800rpm 7AT FR 11.2km/l 4,136,915円
250VIP 5,030,743円
370 4WD VQ37VHR V型6気筒DOHC24バルブ 3,696cc 333ps/7,000rpm 37.0kg・m/5,200rpm 4WD 8.9km/l 5,268,343円
370VIP FR 9.4km/l 5,711,657円

車名の由来編集

誇りを意味する「PROUD」と、三菱の菱を意味する「DIA」を合わせた造語。三菱グループ各社はグループのマークである赤いスリーダイヤにちなんだ名称を付けた製品等を多く出しており、三菱自動車もプラウディアの他にディアマンテスペイン語で「ダイヤモンド」)、コルディアトレディア(三つのダイヤモンド)、ランサーセディア(ランサー+センチュリー+ダイヤモンド)など、ダイヤを複数の車名に使用している。

関連項目編集

外部リンク編集

脚注編集

  1. ^ 「プラウディア」「ディグニティ」 - 三菱自動車工業プレスリリース 1999年12月20日
  2. ^ 三菱自動車・プラウディア/ディグニティ カタログ16ページ
  3. ^ 日産自動車と三菱自動車、国内OEM事業の拡大で合意三菱・日産共同プレスリリース(三菱自動車公式サイト内)
  4. ^ 今夏発売予定の高級セダン、車名を『プラウディア』に決定(三菱自動車公式、2012年4月26日)
  5. ^ 高級セダン『プラウディア』及び最高級セダン『ディグニティ』を新発売 - 三菱自動車工業プレスリリース 2012年7月4日
  6. ^ 最長10年10万km特別保証延長 - 三菱自動車 愛着力サイト