三菱・リベロ

リベロLIBERO )は、三菱自動車工業が生産・販売していたステーションワゴンライトバンである。

目次

概要編集

三菱・リベロ
三菱・リベロカーゴ
リベロ(輸出仕様ランサーコンビ)
リベロカーゴ
販売期間 リベロ:
1992年5月2000年11月(生産打切り)
リベロカーゴ:
1992年5月2002年
乗車定員 5人
ボディタイプ リベロ:
5ドアステーションワゴン
リベロカーゴ:
5ドアライトバン
エンジン 1.6L、1.8L、1.8Lターボ、2.0Lディーゼルターボ(以上ワゴン)、1.3L(カーゴ)
駆動方式 FF/4WD
変速機 AT、5MT
全長 4,270mm – 4,420mm
全幅 1,680mm
全高 1,430mm – 1,530mm
車両重量 990kg – 1,280kg
先代 リベロ:
三菱・ミラージュワゴン
三菱・ランサーワゴン(初代)
リベロカーゴ:
三菱・ミラージュバン
三菱・ランサーバン(2代目)
後継 リベロ:
三菱・ランサーワゴン(2代目)
リベロカーゴ:
三菱・ランサーカーゴ
-自動車のスペック表-

ワゴン車ブームを意識したワゴンモデルとして生産開始。4代目ランサー/ミラージュをベースに、室内空間の広さとスポーツ性能を売り物にして登場。しかし、他社のワゴン車同様、同じスタイルのバンを併売したため差別化が図れず、顧客への訴求力は今ひとつ低かった。また当時として珍しくリアフォグランプが乗用ワゴンに標準設定されていた。

歴史編集

  • 1992年5月 - ミラージュワゴン・ランサーワゴン(初代)の後継として販売開始。
  • 1994年1月 - 一部改良。ランサーGSRの1.8Lターボエンジン+4WDの「GT」を追加。リアの「MMC」ステッカーを「MITSUBISHI」に変更。
  • 1995年9月 - マイナーチェンジ。フロントフォグランプをバンパーと一体化。ハイルーフと簡易型フロントグリルガードを採用したRV色の濃い「モンテ」を追加。また「GT」は初代ランサーエボリューションと同じデザインのフロントグリル・フロントバンパーを採用した他、エンジンの最大出力を10馬力向上させ215馬力となる(これは205馬力のランサーGSRをも上回る)。
  • 1996年10月 - 一部改良。運転席エアバッグとABSを全車に標準化。RV感覚を高めるセットオプション「RVパッケージ」の新設。1.6Lのベーシックモデル「V」と、1.5Lの廉価モデル「MVVワゴン」を追加。
  • 1997年10月 - 一部改良。全車にチャイルドシート固定機構付きリアシートベルトを標準装備。シート地を変更。1.6L「V」をベースにフロントグリルガードやツートーンボディカラーを備えるRV感覚の強い新グレード「グリーンフィールド」を追加。
  • 1999年7月 - 5月に特別仕様車として限定発売した「Vリミテッド」をカタログモデル化。「Vリミテッド」は「V」にプライバシーガラスやキーレスエントリーを追加し価格を下げたお買い得モデルで、1.6LのFFと1.8Lの4WD。
  • 2000年11月 - ワゴンはランサーセディアワゴン(後の2代目ランサーワゴン)の販売開始と共に生産を打ち切ったが、商用のリベロカーゴについては継続となる。
  • 2002年 - リベロカーゴ販売終了。このクラスの商用バンとしては珍しく、終始1.3Lと1.5Lの気筒あたり3バルブ方式の12バルブ、電子制御キャブレター仕様(ダウンドラフト1バレル)とディーゼルだったが、低排出ガス基準に対応出来ないため販売終了。後継のランサーカーゴにバトンタッチ。これによりキャブレターを搭載した日本車は全て生産終了・販売終了となった。

特別仕様車編集

レッズバージョン
浦和レッズとのコラボレーション仕様。「浦和レッド」と名乗る赤色のボディカラーが専用装備だった。埼玉県の地域限定販売。
ROAD(ロード)
グリルガードなどのアウトドア向けオプションが専用装備。
サージ
1992年、湘南ナンバー誕生と同時に発売。サーファー向けであり、専用ボディ色「スニオンターコイズ」のほかに重防錆対策処理が専用装備だった。

カスタマイズ編集

ランサーエボリューションI~IIIと内外装のパーツを共用しているため、顔面スワップや、エンジンスワップが可能であった。これらの移植を行った個体は通称リベロエボ等と呼ばれることもあった。

車名の由来編集

  • イタリア語で「自由な」(英語のfree)を意味する言葉。キビキビした走りで行動半径の広いマルチなクルマとして命名。

関連項目編集

外部リンク編集