三郷駅 (愛知県)
三郷駅(さんごうえき)は、愛知県尾張旭市三郷町栄にある、名鉄瀬戸線の駅である。駅番号はST16。愛知県森林公園の最寄り駅である。
三郷駅 | |
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駅舎(2015年3月) | |
さんごう SANGŌ | |
◄ST15 尾張旭 (1.4 km) (1.9 km) 水野 ST17► | |
所在地 | 愛知県尾張旭市三郷町栄92-1 |
駅番号 | ST 16 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 瀬戸線 |
キロ程 | 16.1 km(栄町起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
8,088人/日 -2021年[1]- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)4月2日 |
備考 | 終日駅員配置。 |
歴史
編集- 1905年(明治38年) - 4月2日 開業。
- 1962年(昭和37年)度 - 貨物営業廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)3月24日 - 駅舎改築[3]。
- 1996年(平成8年) - ダイヤ改正により始発列車の大半が隣の尾張旭駅に移行。当駅からは朝3本のみになる。
- 2001年(平成13年)10月4日 - 栄町方面ホームに南改札口開業。
- 2006年(平成18年)12月8日 - 尾張瀬戸方面ホームに東改札口開業。
- 2006年(平成18年)12月16日 - トランパス導入。
- 2011年(平成23年)2月11日 - manaca導入。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2020年(令和2年)3月26日 - 簡易型自動放送導入、LED案内表示器稼働開始。
駅構造
編集相対式2面2線ホームを持つ地上駅。かつては尾張瀬戸寄りに片渡り線があったが[4]、現在は撤去されている[5]。平日朝に多数の始発列車があったが、隣の尾張旭駅の改築により大半が同駅始発に変更となった。このため当駅始発列車の本数は大幅に減少し、数本を残すのみとなった。現在の当駅始発列車は全て尾張瀬戸から回送で運転される。
改札口は3つあり、瀬戸線で最も多く改札口を有する。『北改札口』は、2階建ての駅舎と跨線橋を有する従来の改札口で、終日駅員が常駐している。2階に改札口があるが、階段しかないため、バリアフリーには対応していない。東改札口の開設に伴って自動改札機が減らされ、現在は1通路のみの設置となっている。『南改札口』は、2001年(平成13年)に新設された栄町方面ホームにダイレクトにつながる改札口。段差が無いため、多くの乗客が利用している。この改札口は終日無人のため、自動精算機が設置されている。なお、非磁気化券(記念乗車券等)の場合はインターホンで、北改札口または大曽根駅の駅員に申し出て、切符を確認カメラへ提示することで改札口のゲートを開いてもらえる。
南改札口は当初、精算機が備えられていなかったため、精算が必要な場合は北改札口に回らなければいけなかった。しかし2006年(平成18年)11月に自動精算機が設置された。
『東改札口』は、バリアフリー対応化に伴い、2006年(平成18年)12月8日に新設された尾張瀬戸方面ホームにダイレクトにつながる改札口。南改札口と同じく終日無人のため、自動精算機とインターホンが設置されている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ST 瀬戸線 | 下り | 尾張瀬戸ゆき[6] |
2 | 上り | 栄町ゆき[6] |
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撤去前の片渡り線
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東口
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東改札口
-
ホーム
-
駅名標
← 尾張瀬戸方面 |
→ 大曽根・ 栄町方面 |
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凡例 出典:[5] |
利用状況
編集- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は10,646人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中39位、瀬戸線(19駅)中7位であった[8]。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
---|---|
2003年 | 9,708 |
2004年 | 9,715 |
2005年 | 9,808 |
2006年 | 9,574 |
2007年 | 9,674 |
2008年 | 9,914 |
2009年 | 9,605 |
2010年 | 9,636 |
2011年 | 9,563 |
2012年 | 9,525 |
2013年 | 9,748 |
2014年 | 9,711 |
2015年 | 10,003 |
2016年 | 9,851 |
2017年 | 10,012 |
2018年 | 10,038 |
2019年 | 9,896 |
2020年 | 7,854 |
※ 尾張旭市内で最も乗降客数が多い。
駅周辺
編集駅前広場は存在しない。駅南側は再開発の予定。
主な施設
編集- 尾張旭市立東栄小学校
- 尾張旭市立東中学校
- KEIZ 尾張旭店(旧・ユニー尾張旭店)
- イトーヨーカドー 尾張旭店(2025年1月19日で閉店予定)
後継はロピア系のCiiNA CiiNA(シーナシーナ)尾張旭店(2025年初夏オープン予定)。[11] - カネスエ 中井田店
- パナソニックエコソリューションズ電路 瀬戸工場
- FEEL 三郷店
- 矢田川
- バロー 瀬戸西店
- ニトリ 瀬戸店
- ことぶきの湯
- 愛知県森林公園へは愛知県道75号春日井長久手線を春日井方面(北方向)へ向かい徒歩で約25分。
- 森林公園通り(愛知県道75号春日井長久手線)
- 瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線)
※ 当駅は瀬戸市との境界近くに位置する。
路線バス
編集- あさぴー号東ルート「三郷駅北」停留所
隣の駅
編集脚注
編集- ^ “令和3年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2022年10月13日閲覧。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1056頁。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ a b 豊科穂(作図)「名古屋鉄道 線路配線略図」『鉄道ダイヤ情報』通巻第438号 2020年11月 別冊付録「名鉄車両ハンドブック」、23頁、交通新聞社、2020年
- ^ a b “三郷(ST16)(さんごう) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 市の統計 - 尾張旭市
- ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道
- ^ https://news.yahoo.co.jp/articles/c9209b5e023f92aae23ca43f872f825de7cfbca4
関連項目
編集外部リンク
編集- 三郷駅 - 名古屋鉄道