メインメニューを開く

三銃士』(さんじゅうし、原題: The Three Musketeers)は、アレクサンドル・デュマ・ペールの物語をもとに、1973年に製作されたイギリス・アメリカ合作の映画。日本では1974年4月に公開された[1]。監督はリチャード・レスター、脚本は、Flashmanの歴史小説シリーズで有名なジョージ・マクドナルド・フレイザーである。元々この映画は、1960年代、レスターがビートルズ関連の映画を撮影していた時に、ビートルズのプロモーション用にともちかけられたものだった。上映時間も当初は3時間の予定だったが短縮され、後半は『四銃士』として公開された。1989年には、やはりデュマ・ペールの『二十年後』を原案とした『新・三銃士』が、同じキャストとスタッフで製作されている。

三銃士
The Three Musketeers
監督 リチャード・レスター
脚本 ジョージ・マクドナルド・フレイザー
原作 アレクサンドル・デュマ・ペール
製作 アレクサンドル・サルキンド
製作総指揮 イリヤ・サルキンド
音楽 ミシェル・ルグラン
撮影 デヴィッド・ワトキンス
編集 ジョン・ヴィクター=スミス
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1973年3月29日
日本の旗 1974年4月27日
上映時間 109分
製作国 イギリスの旗 イギリス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
テンプレートを表示

原作にかなり忠実な映画であるが、ユーモアもふんだんに織り込まれている。これは、この時代にありがちな、こまごましたことを視点に入れて撮影されたもので、殺陣師のウィリアム・ホッブスにより、過去に何度も映画化されたこの剣劇を、作品を大衆に受けがいいものに作り替え、喧嘩のシーンでは、剣を振り回すたびごとに、膝蹴りや、こぶしや、家具に洗濯物までが乱れ飛んだ。このユーモアは、時に下品にもなり、わいせつな意味を含む台詞や、少々馬鹿げた台詞も登場した。

目次

概要編集

青年ダルタニャンは、国王の近衛銃士となるべくパリに到着したが、パリに慣れないため、多くのミスをしでかし、当の近衛銃士であるアトス、ポルトス、アラミスの3人と決闘をする羽目になった。その決闘のさなかに、駆けつけたリシュリュー枢機卿の護衛隊の隊長ジュサックが銃士たちに対決を迫ったため、3人の加勢をすることになる。リシュリューの護衛隊に立ち向かった功を認められ、ダルタニャンは銃士と行動を共にすることを許される。リシュリューは、国王をしのぐだけの権力をさらに大きくしようと言う野望を抱いていた。一方でダルタニャンは、魅力的なコンスタンス・ボナシュウ、枢機卿のスパイである情熱的なレディ・ド・ウィンテル(ミレディー)の2人と色恋沙汰に陥る。

一方で、アンヌ王妃のかつての恋人であるバッキンガム公爵が、ひょっこりフランスに現れ、あなたの思い出となるものをいただきたい、と王妃に言う。王妃はダイヤモンドネックレスを公爵に贈る。この密会を知ったリシュリュー枢機卿は、王妃に舞踏会でダイヤのネックレスを着けさせるよう国王に迫り、ミレディーをイングランドの公爵のもとに送って、ネックレスを盗ませる。ミレディーは公爵をたらし込み、ネックレスから2個のダイヤを盗む。銃士たちはネックレスを取り戻そうとするが、枢機卿の邪魔立てに遭う。しかし、ダルタニャンが、2個のダイヤを新たに加えたネックレスを公爵より取り戻し、王妃を危機から救い出す。

映画は、ダルタニャンが正式に近衛銃士となるところで終わる。

この作品には多くの肯定的な評価が寄せられた。『ニューヨーク・タイムズ』のヴィンセント・キャンビーはこう述べている。「レスター監督の『三銃士』はかなりの部分を剣闘に割いており、楽しさを重視していて、観客は、巧妙で、長く続く決闘シーンを見終わった後に、感銘を受けるであろう。誇張されたところが多いが、楽しめる作品である」

キャスト編集

スタッフ編集

受賞編集

日本版DVD編集

過去6回発売されている。

  • 2001年5月25日 三銃士 (1973年) 三銃士/四銃士
  • 2005年3月25日 三銃士 (1973年) 〈【UPJ】1枚買って1枚もらえる!【2980】キャンペーン第2弾商品〉
  • 2006年8月25日 三銃士 (1973年) 〈初回限定生産〉
  • 2008年7月10日 三銃士 (1973年) 〈初回限定生産〉
  • 2009年5月9日 三銃士 (1973年) 〈初回限定生産〉
  • 2011年3月2日 三銃士 (1973年) 〈初回限定生産〉

[1]

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集