下境村

日本の福岡県鞍手郡にあった村

下境村(しもざかいむら)は、福岡県鞍手郡にあった。現在の直方市の一部にあたる。

しもざかいむら
下境村
廃止日 1926年11月1日
廃止理由 新設合併
直方町、福地村下境村頓野村新入村直方町
現在の自治体 直方市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
鞍手郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 8,684
(『角川日本地名大辞典 40 福岡県』666頁、1920年)
隣接自治体 直方町、頓野村、福地村、勝野村
下境村役場
所在地 福岡県鞍手郡下境村
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

地理

編集

遠賀川の中流右岸、彦山川との合流点付近に位置していた[1]

歴史

編集

沿革

編集
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 鞍手郡下境村が単独で村制施行して福地村が設立[1][2]。大字は編成しなかった[1]
  • 1926年(大正15年)11月1日 - 鞍手郡直方町、福地村、頓野村、新入村と合併し、直方町が存続して廃止された[1][2]

地名の由来

編集

鎌倉期から高野山金剛三昧院粥田荘堺郷と記され、のち上境、下境となる。境は筑前国豊前国の国境にあったことによると推測される[1]

産業

編集

早くから炭鉱の開発が行われた[1]

炭鉱

編集
  • 本洞炭鉱 1892年、藤棚炭鉱から分離。1907年、三井本洞炭鉱となる。1926年閉山[1]
  • 日焼炭鉱 本洞・藤棚炭鉱から分離[1]
  • 道手炭鉱 1897年から再開発[1]

脚注

編集
  1. ^ a b c d e f g h i 『角川日本地名大辞典 40 福岡県』665-666頁。
  2. ^ a b 『市町村名変遷辞典』381頁。

参考文献

編集

関連項目

編集