下山瑛二
日本の法学者
下山 瑛二(しもやま えいじ、1922年5月22日 - 2017年8月24日[1])は、日本の法学者。
埼玉県出身。東京帝国大学法学部卒。1947年東京大学社会科学研究所助手、1950年大阪市立大学講師、助教授、59年教授。1965年東京都立大学 (1949-2011)教授、85年東京都立大学総長。1989年大東文化大学教授。イギリス行政法を研究し、日本の行政法に考察を加える。国家賠償法などの研究に業績がある[2]。
著書
編集- 『國家賠償 イギリスにおける遺言と相続』日本評論新社 法律學体系 1954
- 『国の不法行為責任の研究 イギリス法を中心として』有斐閣 大阪市立大学法学叢書 1958
- 『人権の歴史と展望』法律文化社 現代の人権双書 1972
- 『国家補償法』現代法学全集 筑摩書房 1973
- 『健康権と国の法的責任 薬品・食品行政を中心とする考察』岩波書店 1979
- 『人権と行政救済法』三省堂 現代法学者著作選集 1979
- 『現代行政法学の基礎』日本評論社 1983
- 『暮らしからみた行政』日本放送出版協会 新NHK市民大学叢書 1984