不動』(ふどう)は、原作天王寺大、作画:渡辺みちおによる日本漫画作品。

不動
ジャンル ヤクザ漫画
漫画
原作・原案など 天王寺大
作画 渡辺みちお
出版社 日本文芸社
掲載誌 週刊漫画ゴラク
レーベル ニチブンコミックス
発表期間 2003年9月 - 2005年6月
巻数 全9巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

概要編集

週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて連載された。単行本は全9巻。

本作品の主人公である岸田不動は、元は同誌で連載されていた格闘漫画・『撃覇』(原作・作画ともに『不動』と同じ)の主人公・天地翔のライバルとして登場した武術家であった。しかし、不動との対決の直前に翔が足を負傷して療養している間、極道の世界でのし上がっていく不動を中心に据えたストーリーが展開されていった。そして、かつて試合で両目を潰し失明させた兄弟子と再戦し、これが武道家としての最後の戦いと不動が宣言したところで『撃覇』は最終回を迎えた。本作品は、『撃覇』の連載が終了した直後に始まった不動を主人公にした漫画であり、いわば『撃覇』のスピンオフ作品でもある。

『撃覇』が格闘系のストーリーであったのに対し、『不動』はヤクザの抗争を中心としたストーリーとなっている。

登場人物編集

岸田不動
19歳。岸田組2代目組長。元古武道暮葉流師範代補佐[1]。古武術を極め、素手での戦いには絶対的な自信を持つ。『撃覇』から続いての登場で本作では主人公に昇格。父から岸田組を受け継ぎ2代目を襲名し、関東極道界にて異彩を放つ[2]
竹村林一
岸田組若頭。『撃覇』から続いての登場。不動の無謀な振る舞いに困惑しているが、その男気には心底惚れている[2]
桜木裕一郎
表の顔は青年実業家。裏の顔は関西最大の暴力団である関西光和会の直系組長で本部の若頭補佐。桜木組組長。28歳[3]。野心に燃え、東京進出の足がかりとして新宿を狙う[4]。『撃覇』から続いての登場。
剛野重太
54歳。関東木曜会会長。山城組4代目組長[5]。不動とは前作・『撃覇』から浅からぬ因縁を持つ関東最大の組長。
鳥井尚安
22歳[6]。江戸坂組の茂森組長の運転手。不動暗殺に失敗して破門され、不動に拾われて「鳥安組」を立ち上げる[2]
茂森吉直
72歳。江戸坂組7代目組長[7]。名門の名に恥じぬことを第一に考えている[4]
王建陳
28歳。香港マフィア「15K」の幹部[8]。10数年間空席になっている総首領「龍頭」の座に最も近いといわれている[4]
市田利夫
34歳。桜木組幹部[3]。前作にもわずかに登場しており、前作から続いての登場。
棚下洋司
34歳。江戸坂組幹部[9]。血気盛んな極道で不動からも一目置かれていた[10]
楊華勝
38歳。四海省グループリーダー[11]
麗華
香港出身。ナイトクラブのナンバー1ホステス。王と過去から深いつながりがあり、その指令に背くことができない[12]。王の実妹。
河原崎正三
65歳。関西光和会6代目組長[13]。先代が夢見た全国制覇の野望をしばらくは封印していたが、桜木の言葉に心を動かされる[12]
初貝元弘
43歳。関西光和会若頭。初貝組組長[14]
村木隆
36歳。関東木曜会山城組幹部[15]
本橋晋平
相馬組の若頭。組長殺しの嫌疑をかけられ逃亡中。不動とは5分の兄弟分[16]
城島京二
相馬組の若頭補佐。頭の切れる経済派で本橋を追いかける[17]
八木沢長栄
不動の中学時代の恩師。青嵐高校オーナー校長。荒廃した学校を再建するため、不動を教師に任命する[18]
若月優菜
23歳[19]。青嵐高校の女性教師[20]
天河沙羅
不動のクラスの女子生徒。
南雲星也
不動のクラスの超問題児[20]

書籍情報編集

オリジナルビデオ編集

2011年、GPミュージアムソフトから発売(2作)。

キャスト編集

スタッフ編集

  • 監督:辻裕之
  • 脚本:中谷暢宏
  • 制作:メディアワークス

脚注編集

  1. ^ 『不動』1巻、13頁
  2. ^ a b c 『不動』1巻、4頁
  3. ^ a b 『不動』1巻、51頁
  4. ^ a b c 『不動』1巻、5頁
  5. ^ 『不動』1巻、15頁
  6. ^ 『不動』1巻、24頁
  7. ^ 『不動』1巻、19頁
  8. ^ 『不動』1巻、134頁
  9. ^ 『不動』1巻、72頁
  10. ^ 『不動』3巻、4頁
  11. ^ 『不動』1巻、210頁
  12. ^ a b 『不動』3巻、5頁
  13. ^ 『不動』3巻、105頁
  14. ^ 『不動』3巻、108頁
  15. ^ 『不動』3巻、224頁
  16. ^ 『不動』7巻、4頁
  17. ^ 『不動』7巻、5頁
  18. ^ 『不動』8巻、4頁
  19. ^ 『不動』8巻、73頁
  20. ^ a b 『不動』8巻、5頁