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不思議の国のアリス』(ふしぎのくにのアリス、Alice's Adventures in Wonderland)は、1972年イギリスミュージカル映画ルイス・キャロル同名小説が原作である。本作のメイクアップを担当したスチュアート・フリーボーンは、小説の初版本でジョン・テニエルが描いた挿絵をベースにメイクを施した。日本では劇場未公開で、1988年にアポロン音楽工業よりVHSが発売された。後にDVD化された際に『アリス 不思議の国の大冒険』と改題された。

不思議の国のアリス
Alice's Adventures in Wonderland
監督 ウィリアム・スターリング
脚本 ウィリアム・スターリング
原作 ルイス・キャロル
不思議の国のアリス
製作 デレク・ホーン
製作総指揮 ジョセフ・シャフテル
出演者 フィオナ・フラートン
マイケル・クロフォード
音楽 ジョン・バリー
撮影 ジェフリー・アンスワース
編集 ピーター・ウェザリー
製作会社 ジョセフ・シャフテル・プロダクションズ
配給 イギリスの旗 FOX-RANK
公開 アメリカ合衆国の旗 1972年11月20日
イギリスの旗 1973年4月22日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 101分
製作国 イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 £700,000[1]
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目次

ストーリー編集

アリスたち三姉妹は、チャールズ・ドジスンとダックワースに連れられボート遊びに来ていた。そこではアリスだけ何もする気が起きず、眠気をもよおした彼女は夢の世界へと落ちていく。

不思議な世界に来たアリスは、時間に追われている白ウサギを見つけ、自分が植物よりも小さいことに気がつく。ウサギの巣穴を見つけアリスが入ると、下に深く掘られた穴に落ち、アリスはゆっくりと降下していった。最深部についた彼女は白ウサギを追い、長くドアがたくさんある通路に迷い込む。そこでアリスは、1つだけカーテンで隠されていた小さなドアを見つけ、ドアを開けるときれいな庭と城へ続く道があったが、彼女の身体にはドアは小さすぎ通れなかった。鍵を閉めて後ろを見ると、さっきまではなかったテーブルの上に、ビンに入った薬品が乗っていた。その薬を飲むと、アリスの身体はみるみるうちに小さくなり、ドアを通れるサイズになる。だが、ドアの鍵をそのテーブルに置いてきたため、ドアを開けられない。すると今度は、テーブルの下に小さなお菓子が落ちていて、それを食べると、アリスの身体はさっきとは逆にどんどん大きくなる。鍵を取ることはできるが、来たときよりも大きくなったため、到底ドアは通れそうにない。そこに通りがかった白ウサギに話しかけると、そそくさと逃げていってしまう。

アリスはどうしようもなく悲しみにくれていると、いつの間にか身体が小さくなっていた。またしても鍵を持っていなかったため、ドアを通るのはあきらめ、自分の涙でできた池を泳ぎ続けていると、一匹のネズミと出会い、彼についていくとネズミたちが集まる広場にたどり着く。そこにドードー鳥が仲間を引き連れてきた。アリスが、ネズミの猫が嫌いな理由を聞いていると、尻尾のことをからかわれたと感じたネズミは機嫌を損ね、みんなどこかへ行ってしまう。すると白ウサギが現れ、アリスのことをメイドと勘違いして、彼女は使いを頼まれる。白ウサギの家に向かったアリスは、家の中に入り、頼まれていたものを見つけると、そこにもビンに入った薬品が置いてあった。小さい身体に飽きていた彼女は、その薬を飲むと家いっぱいに身体が大きくなり、外に出れなくなる。そのとき白ウサギが迎えに来て、家に入ろうとした彼をアリスは妨害する。ウサギたちが反撃を開始しようとしたとき、アリスの前に小さなお菓子が多数出現し、それを食べて再び小さくなる。

家を脱出したアリスは、その後もおかしな住人たちと出会いながら、不思議な世界をめぐっていく。

キャスト編集

スタッフ編集

受賞編集

参考文献編集

  1. ^ Alexander Walker, National Heroes: British Cinema in the Seventies and Eighties, Harrap, 1985 p 126

外部リンク編集