世界ソフトテニス選手権

世界ソフトテニス選手権(せかいソフトテニスせんしゅけん)は4年毎に開催されるソフトテニスの世界選手権。主催は国際ソフトテニス連盟

第12回世界ソフトテニス選手権(2003広島市)

概要編集

1973年まで9回開催されたアジア選手権が元となって、1975年国際軟式庭球連盟(ISTF)(創立時の加盟国:日本韓国、中華民国(台湾)、アメリカベネズエラブラジル香港)が創立され、第1回世界選手権はアメリカハワイ州にて開催された。

  • アジア選手権は1955年日本韓国台湾の3カ国によって「アジア軟式庭球連盟」が設立され、同連盟により1956年に3カ国対抗により開催された大会。なお、1988年には新生アジア選手権が名古屋市で開催され、4年ごとに開催されている。
  • 世界選手権は1987年までは2年毎に、1991年以降は4年毎に開催され(1989年は中止)、2019年で16回を数え、2007年9月に韓国・安城で開催された第13回世界選手権には42カ国に及ぶの国と地域からの参加があった。
  • 2019年には第16回大会が初めて中国大陸(浙江省台州市)で開催[1]

種目編集

  • 第1回〜第9回までは男子国別対抗団体戦、女子国別対抗団体戦、男子ダブルス、女子ダブルスの4種目。
  • 第10回から男子シングルス、女子シングルスが追加され6種目に、さらに第12回大会からミックスダブルスが追加され7種目となった。

大会結果編集

    開催地 男子国別
対抗戦
女子国別
対抗戦
男子
ダブルス
女子
ダブルス
男子
シングルス
女子
シングルス
ミックス
ダブルス
備考
16 2019年    中国
台州市
日本 日本 余凱文
林韋傑
(台湾)
高橋乃綾
半谷美咲
(日本)
キム・ジヌン
(韓国)
謝思琪
(中国)
ムン・ヘギョン
パク・キュチョル
(韓国)
 
15 2015年    インド
ニューデリー
日本 韓国 イ・スヨル
パク・キュチョル
(韓国)
キム・エギョン
チュ・オク
(韓国)
キム・ジヌン
(韓国)
キム・ジヨン
(韓国)
キム・エギョン
パク・キュチョル
(韓国)
 
14 2011年    韓国
聞慶市
韓国 韓国 菅野創世
中本圭哉
(日本)
佐々木舞
大庭彩加
(日本)
キム・ドンフン
(韓国)
キム・エギョン
(韓国)
キム・キョンリョン
キム・テジョン
(韓国)
 
13 2007年    韓国
安城市 (京畿道)
日本 韓国 キム・ジェボク
キム・ヒースー
(韓国)
キム・キョンリョン
イ・キョンピョ
(韓国)
キム・ジェボク
(韓国)
キム・チウン
(韓国)
キム・チウン
ヤン・トンフン
(韓国)
 
12 2003年    日本
広島市
中華台北(台湾) 韓国 キム・ボブヒョン
バン・ジュンハン
(韓国)
パク・ヨンヒ
キム・ミョンヒ
(韓国)
バン・ジュンハン
(韓国)
河野加奈子
(日本)
パク・ヨンヒ
キム・キョンハン
(韓国)
降雨のため男子団体決勝、女子団体決勝の2試合(ともに韓国vs.台湾)が室内ハードコートで開催。
11 1999年    中華台北(台湾)
桃園市
中華台北(台湾) 中華台北(台湾) 謝順風
陳信亨
(中華台北)
上沢恵里
裏地美香
(日本)
キム・キョンハン
(韓国)
王思婷
(中華台北)
   
10 1995年    日本
岐阜市
日本 韓国 北本英幸
斎藤広宣
(日本)
金・朴
(韓国)
チャン・ハンソク
(韓国)
--(中国)    
9 1991年    韓国
ソウル市
韓国 日本 チャンハンソク
イスクウ
(韓国)
徳永
定本
(日本)
       
8 1989年    中華台北(台湾)
台中市
中止 いわゆる『一つの中国』問題でキャンセルされた大会。当時アジア競技大会への参加に力が注がれており代替国が特定できず
7 1987年    韓国
ソウル市
韓国 日本 キムソンスウ
チャンボンフン
(韓国)
桜井
塩崎
(日本)
6 1985年    日本
名古屋市
中華台北(台湾) 日本 劉宏裕
頼永僚
(台湾)
文違菊代
日比野いおり
(日本)
ザイールがアフリカ勢として初めて参加。男子は台湾、女子は日本が個人戦で上位を独占、団体優勝と完全優勝を果たす。
5 1983年    台湾
台中市
韓国 日本 沖田豊作
桜井智明
(日本)
パンエヨン
コジェスク
(韓国)
4 1981年    アメリカ
ハワイ州ヒロ市
日本 日本 木口利充
横江忠志
(日本)
吉留和代
松本尚美
(日本)
3 1979年    韓国
テグ市
日本 韓国 井伊勝利
稲垣道夫
(日本)
パンエヨン
コジェスク
(韓国)
2 1977年    台湾
台中市台南市
日本 日本 木之村功一
大木幸一
(日本)
パンエヨン
ペイェンスク
(韓国)
1 1975年    アメリカ
ホノルル市
日本 韓国 西田豊明
時安繁
(日本)
パク

(韓国)

脚注編集

参考文献編集

日本庭球史 軟庭100年 日本ソフトテニス連盟発行