並木 (所沢市)
日本の埼玉県所沢市の町名
並木(なみき)は、埼玉県所沢市の町名。一丁目から八丁目までが設置されている。郵便番号は359-0042[3]。
並木 | |
---|---|
所沢航空記念公園 | |
北緯35度48分14.4秒 東経139度28分15.6秒 / 北緯35.804000度 東経139.471000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | 所沢市 |
地区 | 並木地区 |
設置 | 1981年(昭和56年)6月1日 |
面積 | |
• 合計 | 3.0527 km2 |
人口 | |
• 合計 | 9,451人 |
• 密度 | 3,100人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
359-0042[3] |
市外局番 | 04[4] |
ナンバープレート | 所沢 |
地理
編集所沢市中央部に位置し、並木地区に所属する[5]。 面積は計約3.05km2。 周辺の北原町・若松町・こぶし町・東新井町・西新井町・北有楽町・喜多町・弥生町・美原町・中新井と隣接する。
かつては一帯が所沢飛行場であり、戦後はアメリカ軍に接収され基地となっていた。1971年(昭和46年)に6割、1978年(昭和53年)にさらに1割は返還されたものの、現在も在日米軍所沢通信基地として町内に残っている。返還された跡地には所沢航空記念公園を筆頭に、公団住宅や学校、官公庁が作られ市役所も移転し、整然とした街並となっている。
面積
編集町丁別の面積の内訳は以下の通り。
丁目 | 面積(m2)[1] |
---|---|
並木一丁目 | 746,379.60 |
並木二丁目 | 87,942.11 |
並木三丁目 | 379,694.10 |
並木四丁目 | 270,942.40 |
並木五丁目 | 155,836.70 |
並木六丁目 | 1,132,682.00 |
並木七丁目 | 82,305.05 |
並木八丁目 | 196,929.60 |
計 | 3,052,711.56 |
歴史
編集沿革
編集- 1967年(昭和42年)3月12日 - 市民等4,115名が参加し所沢基地全面返還運動市民大行進が行われる[6]。
- 1971年(昭和46年)6月30日 - 米軍基地のおよそ6割にあたる1,918,831m2が返還される[7]。
- 1973年(昭和48年)11月 - 防衛医科大学校が開校。
- 1974年(昭和49年) - 埼玉県立所沢北高等学校開校。同年3月、基地跡地の一部約50haが県営公園として計画される。
- 1977年(昭和52年)12月 - 防衛医科大学校病院が開設。
- 1978年(昭和53年)3月 - 所沢航空記念公園開園。同年6月20日、米軍基地の一部97,593m2が返還される[7]。
- 1979年(昭和54年)3月- 所沢パークタウン駅前通り団地が完成。
- 1981年(昭和56年)6月1日 - 町名・地番変更の実施により、大字所沢、大字下新井の各一部から並木1丁目〜8丁目が誕生[8]。
- 1982年(昭和57年)6月30日 - 米軍基地の北端、13,525m2が道路拡幅用地として返還される[7]。
- 1987年(昭和62年)1月5日 - 所沢市役所が現在地に移転。同年5月27日、西武新宿線航空公園駅開業。
- 1993年(平成5年) - 所沢航空記念公園内に所沢航空発祥記念館が開館。同年11月1日、所沢市民文化センター ミューズが開館。
- 2005年(平成17年)3月11日 - 国土交通省により航空公園地区が前橋市・横浜市と共に自転車利用促進のモデル地区に指定される[9]。
地名の由来
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世帯数と人口
編集2017年(平成29年)9月30日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
並木二丁目 | 924世帯 | 1,965人 |
並木三丁目 | 2,175世帯 | 3,270人 |
並木四丁目 | 158世帯 | 296人 |
並木七丁目 | 343世帯 | 782人 |
並木八丁目 | 1,615世帯 | 3,138人 |
計 | 5,215世帯 | 9,451人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
並木一丁目 | 全域 | 所沢市立並木小学校 | 所沢市立中央中学校 |
並木二丁目 | 全域 | ||
並木三丁目 | 全域 | ||
並木四丁目 | 全域 | 所沢市立美原小学校 | 所沢市立美原中学校 |
並木五丁目 | 全域 | ||
並木六丁目 | 1〜3番地 | 所沢市立並木小学校 | 所沢市立中央中学校 |
その他 | 所沢市立中央小学校 | ||
並木七丁目 | 全域 | ||
並木八丁目 | 1、2、7番地 | ||
その他 | 所沢市立美原中学校 |
交通
編集鉄道
編集並木4丁目・5丁目などの北部は、隣の新所沢駅からの方が近い。
道路
編集- 国道463号
- 埼玉県道56号さいたまふじみ野所沢線
- 市道 はばたき通り
- 市道 並木通り
- 市道 航空公園通り
- 市道 新所沢跨道橋通り
- 交差点
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バス
編集町内を運行するのは、西武バス(一般路線バス)および所沢市内循環バス・ところバス(コミュニティバス)。 町域内のバス停は以下の通り。
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施設
編集- 公共
- 所沢市役所
- 埼玉県所沢警察署
- 所沢税務署
- さいたま地方法務局所沢支局
- 所沢簡易裁判所
- 所沢労働基準監督署
- 所沢公共職業安定所
- 並木まちづくりセンター(市役所出張所窓口)
- 並木公民館
- さくら児童館
- 所沢市東部浄水場
- 所沢航空記念公園
- 所沢市民文化センター ミューズ
- 所沢市民体育館
- 防衛医科大学校病院
- 国立障害者リハビリテーションセンター
- 環境省環境調査研修所
- 東京航空交通管制部
- 在日米軍所沢通信基地
- 商業
- 所沢郵便局
- 所沢パークタウン商店街
教育機関
編集学校
編集かつて存在した学校
編集- 所沢市立並木東小学校 - 2005年3月31日、所沢市立中新井小学校との合併で閉校。
学校教育以外の施設
編集脚注
編集- ^ a b 2010年(平成22年)国勢調査“平成22年国勢調査”. 総務省統計局. 2014年10月閲覧。
- ^ a b “最新の人口について”. 所沢市 (2017年10月17日). 2017年10月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年10月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ “所沢市 防災ガイド”. 所沢市役所. 2015年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月閲覧。・“避難所マップ(並木地区マップ)”. 所沢市役所. 2015年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月閲覧。
- ^ “第174回国会 予算委員会第一分科会 第1号”. 衆議院 (2010年2月25日). 2013年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月閲覧。
- ^ a b c “(4)旧所沢陸軍飛行場” (PDF). 政府の沖縄政策 駐留軍用地跡地の利用 今後の跡地利用施策展開方策検討調査 平成23年度第2回検討委員会 参考資料. 内閣府. 2015年10月10日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』 増補9頁。
- ^ “身近な道路のニーズに応え、全国の先駆けとなる意欲ある「スーパーモデル地区」を指定”. 国土交通省 道路局地方道・環境課 (2005年3月11日). 2014年10月閲覧。
- ^ “住所別通学区域一覧表”. 所沢市. 2017年10月20日閲覧。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。