中国自然歩道

長距離自然歩道の一つ

中国自然歩道(ちゅうごくしぜんほどう)は、中国地方5県にまたがる全長約2,200kmの長距離自然歩道。全ルートが一つながりにはなっているが、コースは10〜50km程度で細分化されており、各区間ごとに踏破することが可能となっている。

自然遊歩道は、いくつも点在する関係自然公園のなか通過しており、瀬戸内海国立公園大山隠岐国立公園山陰海岸国立公園の3つの日本の国立公園と、氷ノ山後山那岐山国定公園秋吉台国定公園比婆道後帝釈国定公園西中国山地国定公園の4つの国定公園を通る[1]

歴史 編集

  • 1969年(昭和44年) 厚生省(現・厚生労働省)が長距離自然歩道をつくることを提案(現在は環境省の管轄)。
  • 1970年(昭和45年) 関係自治体の協力のもとに整備が始められる。
  • 1983年(昭和53年) 一週ルートと南北ルートが完成。
  • 2006年(平成18年) 新ルートの整備開始。

主なルート 編集

一周ルート 編集

南北ルート 編集

新ルート 編集

備考 編集

広島市付近では西区山本町と己斐本町が入口で畑峠を越えて広島市立大学に出る道となっている。 道の下には、広島高速4号線のトンネルがある。 途中に、己斐ヶ丘病院がある。

脚注 編集

  1. ^ a b c 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日、179頁。ISBN 4-534-03315-X 

関連項目 編集

外部リンク 編集