中央ハ(ちゅうおうハ)とは、ピアノ調律弦楽器チューニングに基準音としてよく使われるイ (A) 音のすぐ下のハ (C) 音のことである。ソルフェージュでは、固定ド唱法の基準となる音である。

中央ハの試聴

概要編集

 
音部記号ごとの中央ハ。左からト音記号(ヴァイオリン記号)、アルト記号テノール記号ヘ音記号(バス記号)
 
通常の88 鍵ピアノにおける中央ハの位置

ハ長調ト長調のみならずヘ長調変ロ長調,またその平行調であるト短調の要となる音である。A440 Hzであって、かつ「ピタゴラス音律、十二平均律612平均律英語版[1]」であるならば、約260.73812762258 ~ 約260.74074074074 ~ 最高でも約261.6255653006 Hz周波数MIDIノートナンバー60、日本式表記は一点ハ、国際式表記はC4である。また、日本では一般に「真ん中の」というと中央ハのことを指す。単に「」という場合もある。

ソプラノの最音に近く、多くの女性や未変声の男性が出すことのできる最低のハ (C) 音である。バスの最音に近く、変声を終えた多くの男性がファルセットを使わずに出すことのできる最高のハ (C) 音である。

普通のフルート、テナーリコーダーの最低音である。オーボエクラリネットトランペットヴァイオリンの出すことのできる最低のハ (C) 音である。ヴィオラの最低音よりオクターブ高く、チェロの最低音より2 オクターブ高い。ピアノでは、鍵穴のすぐ左のハ (C) 音である。

関連項目編集