中央研究院

台湾の最高学術研究機関

中央研究院(ちゅうおうけんきゅういん、略称は中研院, ラテン語は Academia Sinica)は台北市南港区に位置する台湾の最高学術研究機関(国立アカデミー)。組織上は総統府に直属し、人文、科学の研究、指導、連絡、学術振興、人材育成を行なっている。

中央研究院
Academia Sinica.JPG
各種表記
繁体字 中央研究院
簡体字 中央研究院
拼音 Zhōngyāng Yánjiùyuàn
注音符号 ㄓㄨㄥ |ㄤ |ㄢˊ ㄐ|ㄡˋ ㄩㄢˋ
発音: ヂョンヤン イェンジュウユエン
台湾語白話字 Tiong-iong Gián-kiù-īⁿ
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1948年のメンバー

沿革編集

1949年歴史語言研究所の全機関と数学研究所の一部蔵書が台北に搬出され、桃園県楊梅駅倉庫に保管された。その他の研究所は大陸に残され、後日発足した中国科学院の母体となった。人員では多くの院士と第1回院士会議で選出された第三期評議員32人もまた大陸に残留したため、台湾では中研院を運営する法定定員に満たないため、運営は実質上停止状態に陥った。こうした困難な状況下であっても1954年、院長である朱家驊などの尽力により台北市南港区の現所在地に中研院が建築された。

1957年、台湾で登録した院士を実質の構成員とする総統令により法定定員の問題を解決し、4月2日に台湾に於いて第2回院士会議を、4月3日に第3期評議会第1回会議を開催した。そして首同年12月、胡適を朱家驊の後任院長に選出し、台湾での中研院復興に尽力した。その後王世杰銭思亮呉大猷の歴代院長の尽力により、今日の規模が確立された。

1994年、アメリカで研究生活を送っていた李遠哲が院長に就任すると、中研院の国際化を積極的に推進し、12年の任期中に海外から研究者を招聘し後生の指導に当らせ、また海外で活躍する研究者の帰国を推進する等、国際的に通用する研究機関への発展を実現している。

研究所編集

  • 数理科学
    • 数学研究所
    • 物理研究所
    • 化学研究所
    • 地球科学研究所
    • 情報科学研究所
    • 統計科学研究所
    • 原子分子科学研究所
    • 天文及天文物理研究所
    • 応用科学研究センター
    • 環境変遷研究センター
  • 生命科学
    • 植物研究所
    • 動物研究所
    • 生物化学研究所
    • 分子生物研究所
    • 生物医学科学研究所
    • 生物農業科学研究所準備室
    • 遺伝子研究センター
    • 生物多様性研究センター
  • 人文社会科学
    • 歴史語言研究所
    • 民族学研究所
    • 近代史研究所
    • 経済研究所
    • 欧米研究所
    • 中国文哲研究所
    • 台湾史研究所
    • 社会学研究所
    • 語言学研究所
    • 政治学研究所
    • 法律学研究所
    • 人文社会科学研究センター

歴代院長編集

 
蔡元培

院士編集

  • 1948年より中央研究院院士と呼ばれる栄誉職を2年に1度、選挙により選出している。院士に選出されることは中華民国(台湾)において大変な栄誉とされている。

外部リンク編集

座標: 北緯25度2分31.8秒 東経121度36分52.3秒 / 北緯25.042167度 東経121.614528度 / 25.042167; 121.614528