中島そのみ
中島 そのみ(なかじま そのみ、1936年1月2日 - )は、日本の女優、歌手。長野県小県郡丸子町(現・上田市)出身。本名は近藤宏子(旧姓岩下)。夫はテレビプロデューサーの近藤洲弘。
来歴・人物編集
東宝に入社して多くの映画に出演し、団令子・重山規子とのトリオでよく出演していた。また数多くのレコードも出しており、歌手としても活躍した。代表曲に「フラフープソング」などがある。
その後結婚により芸能界を引退していたが、『ちびっこ怪獣ヤダモン』ではアニメ制作会社ピー・プロダクションの社長であるうしおそうじから直接中島に「声の出演をしてもらいたい」との説得を受け、出演するに至った経緯がある[1]。
「トサカにくる」という俗語は、中島が映画「お姐ちゃんシリーズ」で使ったことで流行した[2]。
出演編集
映画編集
- 大阪娘と野郎ども(1958年)
- 酔いどれ幽霊(1958年)
- 爆笑水戸黄門漫遊記(1959年)
- 顔役と爆弾娘(1959年)
- お姐ちゃん罷り通る(1959年)
- アイ・ラブ・ユウ(1959年)
- 大学の28人衆(1959年、東宝)
- 頑張れゴキゲン娘(1959年)
- 銀座のお姐ちゃん(1959年)
- 奥様三羽烏(1959年)
- おしゃべり奥様(1959年)
- 大学のお姐ちゃん(1959年)
- 月は地球を廻ってる(1959年)
- 暗黒街の顔役(1959年)
- お姐ちゃんはツイてるぜ(1960年、東宝)
- 八百屋お七 江戸祭り一番娘(1960年、東宝)
- お姐ちゃんに任しとキ!(1960年、東宝)
- サラリーマン御意見帖 出世無用(1960年、東宝)
- 銀座退屈娘(1960年、東宝)
- サラリーマン御意見帖 男の一大事(1960年、東宝)
- サラリーガール読本 むだ口かげ口へらず口(1960年、東宝)
- 侍とお姐ちゃん(1960年)
- 続サラリーマン忠臣蔵(1961年、東宝)
- 出世コースに進路を取れ(1961年、東宝)
- サラリーマン忠臣蔵(1960年、東宝)
- 特急にっぽん(1961年、東宝)
- 漫画横丁 アトミックのおぼん スリますわヨの巻(1961年、東宝)
- 漫画横丁 アトミックのおぼん 女親分対決の巻(1961年、東宝)
- 続社長道中記 女親分対決の巻(1961年、東宝)
- ガンパー課長(1961年、東宝)
- 猫と鰹節(1961年、東宝)
- ベビーギャングとお姐ちゃん(1961年、東宝)
- サラリーマン清水港(1962年、東宝)
- 女難コースを突破せよ(1962年、東宝)
- どぶろくの辰(1962年、東宝)
- 重役候補生No.1(1962年、東宝)
- ニッポン無責任時代(1962年、東宝)
- 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962年、東宝)
- ニッポン無責任野郎(1962年、東宝)
- にっぽん実話時代(1963年、東宝)
- ちゃらんぽらん物語(1963年、松竹)
- お姐ちゃん三代記(1963年、東宝)
- 社長紳士録(1964年、東宝)
テレビドラマ編集
テレビアニメ編集
- もぐらのアバンチュール(声、歌、1958年、日本テレビ、現存する日本最古の国産TV用カラーアニメ作品)
- ちびっこ怪獣ヤダモン(ヤダモン、1967年、フジテレビ)
CMソング編集
脚注編集
- ^ 但馬オサム「ピー・プロワークス1 アニメ製作」『別冊映画秘宝 『電人ザボーガー』&ピー・プロ特撮大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年11月14日、33頁。ISBN 978-4-86248-805-3。
- ^ トサカにくる:日本語俗語辞書