中島元彦

日本のサッカー選手

中島 元彦(なかじま もとひこ、1999年4月18日 - )は、大阪府大阪市東淀川区出身のプロサッカー選手Jリーグベガルタ仙台所属。ポジションはフォワードミッドフィールダー

中島 元彦
名前
愛称 もっくん
カタカナ ナカジマ モトヒコ
ラテン文字 NAKAJIMA Motohiko
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1999-04-18) 1999年4月18日(25歳)
出身地 大阪府大阪市東淀川区
身長 170cm
体重 66kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ベガルタ仙台
ポジション FW / MF
背番号 7
利き足 両足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2018- セレッソ大阪 12 (2)
2016-2020 セレッソ大阪U-23 78 (19)
2020 アルビレックス新潟(loan) 35 (5)
2022- ベガルタ仙台(loan) 65 (10)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月27日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴 編集

2008年からセレッソ大阪のアカデミーで育ち[1]、U-18に所属していた2016年5月に2種登録選手に登録されると[1]、C大阪U-23としてJ3リーグ出場を経験した[2]。2017年には第18節の鹿児島ユナイテッドFC戦でJ3リーグ初先発すると初ゴールを決めた[3]。2017年9月に翌シーズンのトップチーム昇格が発表された[1][4]

2018年よりトップチームに昇格を果たした。J3第3節のカターレ富山戦ではチーム事情により、中学生以来となるボランチでプレーした[5]。最終節、アウェイ開催のG大阪U-23との大阪ダービーでは、1ゴール1アシストで2-0の勝利に貢献[6]。2019年、第28節、アウェイ開催のG大阪U-23との大阪ダービーでは、後半アディショナルタイムに、直接フリーキックで決勝点を決めて2-1の勝利に貢献[7]

2020年7月20日からJ2に在籍するアルビレックス新潟へ育成型期限付き移籍で加入[8][9]。主力として活躍し、35試合に出場。シーズン終了後、セレッソ大阪に復帰を果たした[10]

2021年J1第9節で、新型コロナウイルスの影響でレヴィー・クルピ監督が不在の中、暫定的に指揮をとっていた小菊昭雄コーチによって出場機会を得た。「ミドルシュートに期待して投入した」という小菊コーチの期待に応えるペナルティエリア手前からのカーブのかかった左足ミドルシュートでJ1初ゴールを記録[11]

2022年4月6日、ベガルタ仙台へ育成型期限付き移籍[12]。途中加入であったが、最初の試合から即ボランチのレギュラーに定着した[13]。リーグ戦33試合4得点7アシスト。途中加入かつ育成型期限付き移籍だったが、「サポーターが選ぶ年間MVP賞」に選ばれた[14]

2023年、移籍期間を延長。育成型期限付き移籍選手にもかかわらず、ベガルタの歴代レジェンドが着用した背番号「7」を着用。「Jリーグ30周年記念マッチ」の一試合として開催されたモンテディオ山形戦では後半ロスタイムに劇的な決勝ゴールを叩き込んだ[15]

人物・エピソード 編集

  • フリーキックを両足で蹴ることが出来る珍しい選手である[16]
  • 趣味はモバイル版サッカーゲーム「ウイニングイレブン」であり、全国3位となったこともある実力者である[17]
  • eスポーツ大会「Jリーグ eSports ONLINE」では最終節にセレッソ大阪の代表として登場。ヴィッセル神戸田中順也と対戦し、7-1で圧勝している[17]
  • 仙台時代にNo1”e”Jリーガー選手権[18]の現役Jリーガーが8人参加したゴール争奪戦で、2位に91ゴール差を付けるダントツの423ゴールを奪い優勝する程の実力者。
  • 2022年現在マイナビ仙台レディース所属の矢形海優とはセレッソ時代から親交がある。矢形は「アイス何がうまいか全部知ってるとかしょうもない話で盛り上がってました」「もっくんヤッホーマジで頑張って!イェイ!」と話した[19]
  • eスポーツ大会「Jリーグ efootball 2022シーズン」では解説として参加した。
  • 2023年、セレッソへの復帰や、他クラブからのオファーなど様々な選択肢がある中、ベガルタ仙台をJ1に昇格させること、選手としての価値を高めることを目標にベガルタへの移籍期間を延長した。

所属クラブ 編集

個人成績 編集

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2018 C大阪 28 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2019 0 0 0 0 0 0 0 0
2020 0 0 0 0 - 0 0
新潟 13 J2 35 5 - - 35 5
2021 C大阪 28 J1 12 2 2 0 3 0 17 2
2022 13 0 0 1 0 - 1 0
仙台 44 J2 33 4 - 1 0 34 4
2023 7 32 6 - 2 0 34 6
2024 - - - - - - - -
通算 日本 J1 12 2 3 0 3 0 19 2
日本 J2 100 15 - 3 0 103 15
総通算 112 17 3 0 6 0 122 17
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2016 C大23 44 J3 3 0 3 0
2017 47 10 3 10 3
2018 28 31 7 31 7
2019 34 9 34 9
2020 0 0 0 0
通算 日本 J3 78 19 78 19
総通算 78 19 78 19
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2018 C大阪 28 0 0
2021 C大阪 28 5 0
通算 AFC 5 0
出場歴

代表歴 編集

タイトル 編集

個人 編集

ベガルタ仙台「サポーターが選ぶ年間MVP賞」(2022年)

脚注 編集

  1. ^ a b c セレッソ大阪U-18 中島元彦選手、山田寛人選手 加入内定のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪、2017年9月29日https://www.cerezo.jp/news/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%BD%E5%A4%A7%E9%98%AA%EF%BD%95%EF%BC%8D%EF%BC%91%EF%BC%98%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%B3%B6%E5%85%83%E5%BD%A6%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%80%81%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%AF%9B%E4%BA%BA/2018年8月12日閲覧 
  2. ^ プレミアリーグWEST J3で経験積む世代最高クラスのアタッカー、C大阪U-18MF中島元彦ゲキサカ(2017年4月6日)
  3. ^ 【C大23 vs 長野】 ウォーミングアップコラム:頼もしき『決め彦』3試合連続ゴールなるか/中島元彦 J's GOAL(2017年8月26日)
  4. ^ C大阪がU-17W杯日本代表FW山田寛人、FW中島元彦のトップ昇格内定を発表ゲキサカ(2017年9月27日)
  5. ^ 【C大23 vs 相模原】 ウォーミングアップコラム:C大阪U-23に今季初勝利をもたらした“ボランチ”中島元彦。若き桜の中心にJ.goal(2018年3月24日)
  6. ^ 最終節!“大阪ダービー”は中島元彦の1G1A!C大阪23が制す!|レビューJ3第34節G大阪U-23vsC大阪U-23”. 2022年6月19日閲覧。
  7. ^ 2019明治安田生命J3リーグ 第28節”. 2022年6月19日閲覧。
  8. ^ セレッソ大阪から 中島 元彦 選手 育成型期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)アルビレックス新潟、2020年7月20日https://www.albirex.co.jp/news/59313/2020年7月21日閲覧 
  9. ^ 中島元彦選手 アルビレックス新潟へ育成型期限付き移籍のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪]、2020年7月20日https://www.cerezo.jp/news/2020-07-20-15-00/2020年7月21日閲覧 
  10. ^ 新潟に武者修行のMF中島元彦がC大阪に復帰「強い覚悟を持って新シーズンに臨みます」ゲキサカ(2021年1月8日)2021年5月8日閲覧。
  11. ^ C大阪FW中島元彦がJ1初ゴール 鮮やかミドル J屈指の「ウイイレ」凄腕”. 2022年7月11日閲覧。
  12. ^ セレッソ大阪 中島元彦選手 育成型期限付き移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2022年4月6日https://www.vegalta.co.jp/news-team/2022/04/post-188.html2022年4月6日閲覧 
  13. ^ 中島 元彦”. 2022年5月15日閲覧。
  14. ^ 10月16日(日)、2022明治安田生命J2 第41節 ロアッソ熊本戦にて2022シーズンホーム最終戦セレモニーを開催いたしました。”. 2022年10月19日閲覧。
  15. ^ ⚽️G🟠🟡🟠🟡AL!”. X. 2023年12月27日閲覧。
  16. ^ C大阪・クルピ監督がMF中島元彦を絶賛「FKを両足で完璧に蹴られる選手」”. 2023年12月4日閲覧。
  17. ^ a b 【C大阪】都倉7発!「ウイイレ全国3位」の中島が神戸・田中を圧倒スポーツ報知(2020年5月16日)
  18. ^ jleague e-football 2022シーズン No1”e”Jリーガー選手権”. 2022年9月22日閲覧。
  19. ^ ベガルタ×マイナビ SNSコラボdays”. 2022年9月24日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集