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中期防衛力整備計画 (1996)

中期防衛力整備計画(ちゅうきぼうえいりょくせいびけいかく)は、日本国自衛隊の軍備計画。本記事では平成8年度(1996年4月)~平成12年度(2001年3月)における中期防衛力整備計画(08中期防)について解説する。

方針編集

平成8年度よりスタートした中期防は、いわゆる「防衛計画の大綱(07大綱)(平成7年11月28日閣議決定)」に基づく5ヶ年計画である。

概要編集

本計画は予算総額25兆1,500億円程度(平成7年度価格換算)を目途に編成された。3年目の1998年度に見直しが行われ、24兆2,300億円程度(平成7年度価格換算)に下方修正された。


組織改編編集

陸上自衛隊

主要装備調達計画編集

陸上自衛隊
装備 計画調達量 見直し後の計画 実績
戦車 96両 90両 88両
火砲(迫撃砲を除く) 45門 40門 40門
多連装ロケットシステム 45門 45門 45門
装甲車 168両 157両
地対艦誘導弾 24両 24両
対戦車ヘリコプター 4機 3機
輸送ヘリコプター 12機 9機
地対空誘導弾の改善 2個群 1.75個群
海上自衛隊
装備 計画調達量 見直し後の計画 実績
護衛艦 8隻 7隻
潜水艦 5隻 5隻
その他 18隻 18隻
哨戒ヘリコプター 37機 37機
航空自衛隊
装備 計画調達量 見直し後の計画 実績
要撃戦闘機 4機 4機
支援戦闘機 47機 45機
輸送ヘリコプター 6機 4機
中等練習機 59機 54機

装備調達実績編集

陸上自衛隊
装備 H8 H9 H10 H11 H12 内容
小銃 2,972丁 2,735丁 2,924丁 3,308丁 2,937丁 89式5.56mm小銃
拳銃 - - - 70丁 100丁 9mm機関けん銃
機関銃 177丁 141丁 184丁 154丁 174丁 MINIMI5.56mm機関銃
重機関銃 124丁 124丁 124丁 12.7mm重機関銃M2
対戦車誘導弾 24セット 23セット 22セット 87式対戦車誘導弾発射装置
迫撃砲 42門 42門 52門 81mm迫撃砲 L16
迫撃砲 27門 27門 22門 120mm迫撃砲 RT
自走迫撃砲 6両 6両 3両 3両 3両 96式自走120mm迫撃砲
自走榴弾砲 - - - 4両 7両 99式自走155mmりゅう弾砲
多連装ロケットシステム 9両 9両 9両 9両 9両 MLRS
自走高射機関砲 2両 1両 1両 1両 1両 87式自走高射機関砲
戦車 18両 18両 17両 17両 18両 90式戦車
装甲戦闘車 3両 3両 2両 2両 2両 89式装甲戦闘車
装輪装甲車 17両 29両 26両 28両 28両 96式装輪装甲車
指揮通信車 1両 1両 - 82式指揮通信車
偵察警戒車 1両 1両 1両 1両 2両 87式偵察警戒車
砲側弾薬車 3両 3両 3両 87式砲側弾薬車
弾薬給弾車 - - - - 2両 99式弾薬給弾車
戦車回収車 1両 2両 1両 90式戦車回収車
戦車橋 1両 1両 1両 91式戦車橋
雪上車 17両 17両 17両 78式雪上車
化学防護車 1両 1両 3両 化学防護車
観測ヘリコプター - 3機 2機 3機 4機 OH-1
多用途ヘリコプター 4機 4機 5機 3機 3機 UH-60JA
多用途ヘリコプター 7機 3機 4機 5機 7機 UH-1J
輸送ヘリコプター 1機 2機 2機 CH-47JA
連絡偵察機 - 1機 1機 LR-2
改良ホークの改善 0.25個群 0.25個群 0.25個群 ホーク
短距離地対空誘導弾の改善 2セット 2セット 2セット 81式短距離地対空誘導弾
近距離地対空誘導弾 8セット 7セット 8セット 93式近距離地対空誘導弾
携帯地対空誘導弾 13セット 12セット 11セット 91式携帯地対空誘導弾
地対艦誘導弾 8両 4両 4両 88式地対艦誘導弾
多目的誘導弾 2セット 6セット 3セット 96式多目的誘導弾システム
海上自衛隊
装備 H8 H9 H10 H11 H12 内容
護衛艦(DD) 1隻 2 - - - 4,400トン型
護衛艦(DD) - - 2 1隻 1隻 4,600トン型
潜水艦 1隻 1隻 1隻 1隻 1隻 2,700トン型
掃海艇 - - 1隻 2隻 1隻 510トン型
ミサイル艇 - - - 2隻 2隻 200トン型
輸送艦 - - 1隻 1隻 - 8,900トン型
補給艦 - - - - 1隻 13,500トン型
潜水艦救難艦 1隻 - - - - 5,400トン型
訓練支援艦 - 1隻 - - - 2400トン型
多用途支援艦 - - - 1隻 - 980トン型
海洋観測艦 1隻 - - - - 3,300トン型
輸送用エアクッション艇 - - - 2隻 2隻 LCAC揚陸艇
哨戒ヘリコプター 7機 9機 7機 SH-60J
救難飛行艇 - 1機 - US-1A
計器飛行練習機 - 3機 3機 TC-90
初級操縦練習ヘリコプター - 1機 OH-6DA
哨戒ヘリコプター(艦載型)開発供試機体 1機 - -  
航空自衛隊
装備 H8 H9 H10 H11 H12 内容
戦闘機 4機 - - - - F-15DJ
支援戦闘機 11機 8機 9機 8機 9機 F-2
輸送ヘリコプター - 2機 1機 CH-47J
救難捜索機 3機 2機 2機 U-125A
救難ヘリコプター 1機 3機 2機 2機 2機 UH-60J
中等練習機 9機 10機 9機 T-4
初等練習機 - 2機 T-7
輸送機・救難機等基本操縦練習機 1機 - 2機 T-400
多用途支援機 1機 - - U-4
早期警戒機の改善 - 2機 E-2C
地対空誘導弾の能力向上 - - 0.5個群 パトリオット

脚注編集

  1. ^ 12旅団は戦車大隊廃止により、人員を偵察隊及び全国の戦車部隊へ分散。特科部隊は統合し余剰の一部を6地対艦へ。13旅団は充足率が師団時代より半数程度であったため多部隊への人員の分散が無く装備のみをコンパクト化し充足率を向上。
  2. ^ 要員は第5地対艦ミサイル連隊第19普通科連隊をコア化、第6地対艦ミサイル連隊第12特科連隊の縮小改編により捻出