中村駅

日本の高知県四万十市にある土佐くろしお鉄道の駅

中村駅(なかむらえき)は、高知県四万十市駅前町にある土佐くろしお鉄道である[1]駅番号TK40

中村駅
Nakamura Station, ekisha.jpg
駅舎(2018年2月)
なかむら
Nakamura
所在地 高知県四万十市駅前町7-1
北緯32度59分3.89秒 東経132度56分38.36秒 / 北緯32.9844139度 東経132.9439889度 / 32.9844139; 132.9439889
所属事業者 土佐くろしお鉄道
電報略号 ナム
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
923人/日
-2018年-
開業年月日 1970年(昭和45年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 中村線
駅番号 TK40
キロ程 43.0 km(窪川起点)
TK39 古津賀 (2.1 km)
所属路線 宿毛線
駅番号 TK40
キロ程 23.6 km(宿毛起点)
具同 TK41 (3.2 km)
備考 直営駅管理駅
みどりの窓口
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ホーム

概要編集

中村線宿毛線が乗り入れ、その境界駅となっている。宿毛発着の特急と一部の普通列車は相互に直通するが、それ以外の列車は当駅発着となっている。四万十市(旧中村市)の代表駅で、全特急列車が停車する。中村線、宿毛線とも当駅が終点であり、当駅からは上り列車しか発車しないが、列車番号は中村線→当駅→宿毛線が下りとして扱われる。

駅舎が2014年(平成26年)10月15日ブルネル賞駅舎建築部門の優秀賞を受賞した[1]

2020年3月14日改正ダイヤ以降は、「しまんと10号」(宿毛駅19時16分発、当駅19時34分発)が高知駅での乗り換え無しに、高松駅まで行ける唯一の列車となっている。また、当駅発普通列車の最終列車は、宿毛駅行きは23時13分発と遅くまであるが、窪川駅行きは19時58分発と早めである。

歴史編集

駅構造編集

2面3線ホームの地上駅である。1番線は駅舎と直結した片面ホーム、2・3番線は駅舎と跨線橋で結ばれた島式ホームで、いずれも中村線・宿毛線相互の直通運転が可能であるが、特急列車はほとんどの列車が1番線から発着する。みどりの窓口が設置されている。

土佐くろしお鉄道の本社は当駅が所在地となっている。運行管理を行う「中村駅制御所」[4]が設置され、CTCPRC[5]を運用している。

のりば編集

のりば 路線 行先
1・2・3 宿毛線 宿毛方面
中村線 窪川高知岡山方面

駅舎のリノベーション編集

駅舎本屋は開業当時そのままに増築を重ねつつ使用されてきたものを大幅にリノベーション(大規模な改装)し、2010年3月に完成した。設計・デザインは、川西康之や栗田祥弘などによるnextstations(ネクストステーションズ)が担当している[6]

リノベーションは、待合室・売店・コンコース・みどりの窓口・1番線ホーム・トイレなどのエリアを中心に行われた。この改装では、地元産のヒノキ材などを用い、学生などが学習などに使える机や椅子なども設置された[1]。また、乗車券類や入場券を持たずとも改札内外を自由に出入りできるようになった。

また、この事業または設計および関わった企業等に対して多くの賞が授与されている。

リノベーションにまつわる受賞実績

駅弁編集

  • こだわりの四万十うなぎ弁当 - ご飯の上に錦糸卵や四万十川で養殖したウナギやカワエビなどを乗せた弁当[10]。「四国の駅弁選手権2013」の金賞に選ばれた[10]

利用状況編集

1日の平均乗降人員は以下の通りである。[11][12]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011年 1,050
2012年 1,007
2013年 978
2014年 943
2015年 990
2016年 939
2017年 978
2018年 923

駅周辺編集

  • 四万十川 - 駅の西方およそ1.5km。隣の具同との間で宿毛線がこの川を渡っている。
  • 太平寺 - 車で5分の位置。
  • 検車区 - 駅構内北東寄りにある。中村・宿毛両線の車両整備や検査を行っているほか、夜間滞泊場所としても機能している。
  • 国道439号 - 駅前から南東に進むとすぐに幹線の国道56号に突き当たり、終点となる。

路線バス編集

高知西南交通の路線バスが駅構内のバス乗り場に発着しており、土佐清水足摺岬行、宿毛駅行、四万十市内各方面行、土佐入野駅黒潮町)方面行きがそれぞれ運行されている。

高速バスについては他社との共同運行の夜行路線が運行されている。

高速バス編集

系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
しまんとエクスプレス   バスタ新宿 高知西南交通小田急シティバス 夜行、季節運行
しまんとブルーライナー 三宮なんば梅田 京都駅 高知西南交通、近鉄バス 夜行

一般路線バス編集

乗場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
1   馬越東、国見駅けんみん病院 宿毛駅 高知西南交通
2   下ノ加江下浦、清水プラザパル前 足摺岬
3   市役所玄関口、中村高校前、JR江川崎駅 保健センター 休日運休
  市役所玄関口 中村高校 休日運休
  市役所玄関口
    一条通
  竹島、下田 いやしの里
  田ノ口橋、入野駅上川口駅通 佐賀駅
田ノ口橋、入野駅、上川口駅通 伴太郎
田ノ浦 入野駅 土休日運休
  有岡線 市役所玄関前、三里、川平分岐 有岡駅 四万十市営バス 月水木曜運転
江ノ村・森沢線 市役所玄関前、森沢、国見駅 江ノ村 火金曜運転

隣の駅編集

土佐くろしお鉄道
中村線
普通
古津賀駅 (TK39) - 中村駅 (TK40)
宿毛線
  • 特急「しまんと」「あしずり」停車駅
普通
中村駅 (TK40) - 具同駅 (TK41)

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 真明薫(2014年10月25日). “ブルネル賞:土佐くろしお鉄道、中村駅に 四国初、鉄道デザイン国際賞”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ a b “ブルネル賞、土佐くろしお鉄道中村駅が優秀賞”. YOMIURI ONLINE. (2014年10月29日). http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20141028-OYT8T50151.html 2014年10月29日閲覧。 
  3. ^ 交通新聞社『JR時刻表』2020年3月号
  4. ^ 沿革 Archived 2012年5月17日, at the Wayback Machine.(企業情報) - 土佐くろしお鉄道(2013年11月12日閲覧)
  5. ^ 「中村・宿毛線PRC装置」『京三サーキュラー』第48巻第6号、1997年11月、 15 - 17頁。
  6. ^ 外部リンク (nextstations) を参照。(2013年11月8日閲覧)
  7. ^ ローカル鉄道駅のリノベーション [土佐くろしお鉄道 中村駅 リノベーション] - 公益財団法人日本デザイン振興会(2013年11月8日閲覧)
  8. ^ 「鉄道の日」実行委員会による第9回「日本鉄道賞」の受賞者の決定について - 国土交通省(2010年10月1日付、2013年11月8日閲覧) ※受賞の詳細は、外部リンク内の「【別添】各賞受賞者」を参照。
  9. ^ 第5回キッズデザイン賞 ユニバーサルセーフティ部門 - 特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会(2013年11月8日閲覧)
  10. ^ a b 伊藤遥(2014年5月2日). “四国の駅弁選手権:ナンバーワンは中村駅の「こだわりの四万十うなぎ弁当」 地元の幸をふんだんに−−JR四国”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  11. ^ 駅別乗降客数マップ - 2019年7月4日閲覧
  12. ^ 土佐くろしお鉄道の駅別乗降客数ランキング - 統計情報リサーチ、2021年3月10日閲覧

関連項目編集

外部リンク編集