中澤 奨(なかざわ しょう、男性、1992年12月9日[1] - )は、日本の元プロボクサー大阪府大阪市出身[1]大橋ボクシングジム所属。以前は大阪帝拳ジムに所属していた。ニックネームは「浪速のショー[1]

中澤 奨
基本情報
本名 中澤 奨
(なかざわ しょう)
通称 浪速のショー[1]
階級 スーパーバンタム級
身長 172cm[1]
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1992-12-09) 1992年12月9日(31歳)[1]
出身地 大阪府大阪市[1]
スタイル 右ボクサーファイター[1]
プロボクシング戦績
総試合数 16
勝ち 12
KO勝ち 6
敗け 4
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来歴 編集

アマチュア 編集

辰吉丈一郎に憧れ、小1より辰吉が所属していた大阪帝拳ジムでボクシングを始め、興國高校2年で選抜、国体、3年で総体、国体の高校四冠を達成[1]

卒業後は東京農業大学進学[1]

2012年、ロンドンオリンピック日本代表選考会に出場するが、清水聡に敗れ代表を逃す[1]

11月の全日本選手権バンタム級で優勝し、最優秀選手賞にも選ばれた[1]

2013年3月、大学中退[1]

プロ 編集

2013年5月、B級プロテスト合格[1]

8月24日、大阪府立体育会館第2競技場にてデッチャイ・ボビージム(タイ)戦でプロデビュー、1回TKOで勝利[2]

12月1日、松下IMPホールにてペッチャムナート・マノプカルンチャイ(タイ)を2回TKOで降し2戦連続KO勝利。

2014年4月23日、大阪城ホールにてペッチナクルア・トーナッタサク(タイ)を1回TKOで降し3戦連続KO勝利[3]

5月22日、島津アリーナ京都にてインドネシアスーパーバンタム級5位ガン・ティヌラールを2回KOで退け4連続KO勝利[4]

2017年9月2日、後楽園ホールにて日野僚に8回判定負け。

2018年2月22日、自身のツイッターで大橋ボクシングジムへの移籍を発表した。

2018年8月17日、後楽園ホールでアーマド・ラヒザブ(インドネシア)と対戦し、3回2分28秒TKO勝ちを収めた。

2018年12月3日、後楽園ホールでジョン・ジェミノ(フィリピン)と対戦したが、2回2分25秒KO負けを喫した[5]

2019年4月8日、後楽園ホールでインドネシアスーパーフェザー級4位のジオ・アフルアンドと対戦し、3回2分17秒TKO勝ちを収めた[6]

2019年7月1日、後楽園ホールで伊藤仁也と対戦し、1回2分12秒TKO負けを喫した[7]

2020年7月16日、自身のTwitterで現役引退を発表した[8]

戦績 編集

  • アマチュアボクシング:102戦 92勝 (45RSC) 10敗[1]
  • プロボクシング:16戦 12勝 (6KO) 4敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2013年8月24日 勝利 1R 1:20 TKO デッチャイ・ボビージム   タイ プロデビュー戦
2 2013年12月1日 勝利 2R 1:57 TKO ペッチャムナート・マノプカルンチャイ   タイ
3 2014年4月23日 勝利 1R 1:03 TKO ペッチナクルア・トーナッタサク   タイ
4 2014年5月22日 勝利 2R 2:17 KO ガン・ティヌラール   インドネシア
5 2014年11月24日 勝利 8R 判定3-0 ジュンリエル・ラモナル   フィリピン
6 2015年4月16日 勝利 8R 判定3-0 アレキサンダー・カサレス   メキシコ
7 2015年7月20日 勝利 10R 判定3-0 シルベスター・ロペス   フィリピン
8 2015年12月19日 勝利 8R 判定3-0 渡部大介(ワタナベ   日本
9 2016年3月27日 敗北 4R 2:10 TKO テイル渥美(渥美   韓国
10 2016年10月1日 勝利 8R 判定3-0 ランディ・クリス・レオン   フィリピン
11 2017年4月9日 勝利 8R 判定3-0 ジョン・レイ・ロガティマン   フィリピン
12 2017年9月2日 敗北 8R 判定0-3 日野僚(川崎新田   日本
13 2018年8月17日 勝利 3R 2:28 TKO アーマド・ラヒザブ   インドネシア ジム移籍初戦
14 2018年12月3日 敗北 2R 2:25 KO ジョン・ジェミノ   フィリピン
15 2019年4月8日 勝利 3R 2:17 TKO ジオ・アフリアンド   インドネシア
16 2019年7月1日 敗北 1R 2:12 TKO 伊藤仁也(三河)   日本
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獲得タイトル 編集

アマチュア

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “高校4冠「なにわのショー」プロ表明”. 日刊スポーツ. (2013年5月14日). https://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20130514-1126850.html 2014年9月23日閲覧。 
  2. ^ “中沢奨が1回TKOデビュー/ボクシング”. 日刊スポーツ. (2013年8月25日). https://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20130825-1178422.html 2014年9月23日閲覧。 
  3. ^ “浪速のショー63秒ワンパンチTKO”. デイリースポーツ. (2014年4月23日). https://www.daily.co.jp/newsflash/ring/2014/04/23/0006891502.shtml 2014年9月23日閲覧。 
  4. ^ “「浪速のショー」中沢が4連続KO”. 日刊スポーツ. (2014年5月23日). https://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20140523-1305403.html 2014年9月23日閲覧。 
  5. ^ 注目Fe級対決 丸田陽七太が溜田剛士に5回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2018年12月3日
  6. ^ 八重樫東が快勝 4階級制覇に向けてアピール Boxing News(ボクシングニュース)2019年4月8日
  7. ^ 井上浩樹が5回TKO勝ち 日本S・ライト級初防衛 Boxing News(ボクシングニュース)2019年7月1日
  8. ^ 2020年7月16日のツイート 2020年7月18日

関連項目 編集

外部リンク 編集