中軽井沢
中軽井沢(なかかるいざわ)は、長野県北佐久郡軽井沢町の町丁である。中軽(なかかる)とも略される。
中軽井沢 | |
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中軽井沢と浅間火山 | |
北緯36度20分54.95秒 東経138度35分30.12秒 / 北緯36.3485972度 東経138.5917000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 長野県 |
市町村 | 軽井沢町 |
人口 (2017) | |
• 合計 | 5,123人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
389-0112[1] |
市外局番 | 0267 (小諸MA)[2] |
ナンバープレート | 長野 |
地理
編集軽井沢町の中部に位置し、周囲を大字長倉に囲まれる。南縁を国道18号が通り、中央部の中軽井沢交差点で国道146号が北に分かれる。星野温泉や千ヶ滝の別荘地の玄関口として、観光シーズンを中心ににぎわう[3]。中軽井沢の名を冠した施設のうち、中軽井沢郵便局は町内に位置するが、中軽井沢駅は長倉に位置する。
軽井沢町では、大字や町丁のほかに「区」と呼ばれる自治組織があり、中軽井沢と大字長倉に跨って「中軽井沢区」が設けられている[4]。中軽井沢区には2,452世帯5,125人が暮らし[5]、軽井沢町の人口の約4分の1が集中する。中軽井沢駅の北側を中心に商店街が形成され、町役場も近くに立地する[6]。
歴史
編集かつての中山道沓掛宿にあたる。1876年(明治9年)8月2日、沓掛村と周辺4か村が合併し長倉村となる。1889年、旧沓掛村を含む長倉村と軽井沢村、峠町が合併し東長倉村設立[7]。1910年(明治43年)には、沓掛宿の南側を走る信越本線に沓掛駅が開業した。1923年(大正12年)8月1日には町制施行に合わせ東長倉村から軽井沢町に改められ、沓掛はその一部となる[7]。1951年には108世帯が罹災する大火に見舞われ、宿場町の趣は失われた。これ以降、戦後のレジャーブームに乗り商店街として発展していく[3]。1956年(昭和31年)、沓掛駅が中軽井沢駅に改称。1960年には区画整理により、軽井沢町大字長倉の沓掛地区から中軽井沢が新設された。地名は、軽井沢町の中部に位置することから付けられた[8]。
小・中学校の学区
編集公立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[9]。
地区 | 小学校 | 中学校 |
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中軽井沢 | 軽井沢町立軽井沢中部小学校 | 軽井沢町立軽井沢中学校 |
脚注
編集- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2018年10月20日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年10月20日閲覧。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 20 長野県』p1448
- ^ “区長会”. 軽井沢町役場総務課 (2017年5月23日). 2017年10月8日閲覧。
- ^ “令和2年度 軽井沢町の統計 2.人口” (PDF). 軽井沢町役場総合政策課 (2020年4月1日). 2017年10月8日閲覧。
- ^ “駅周辺全体の設計デザイン調整組織について” (PDF). 軽井沢町役場. 2017年10月8日閲覧。
- ^ a b “平成29年度 軽井沢町の統計 1.土地・気象” (PDF). 軽井沢町役場総合政策課 (2017年7月23日). 2017年10月8日閲覧。
- ^ 『角川日本地名大辞典 20 長野県』p795
- ^ 軽井沢町立小・中学校の通学区域に関する規則
参考文献
編集- 『角川日本地名大辞典 20 長野県』角川書店、1990年、795,1448頁。ISBN 4040012003。
座標: 北緯36度20分54.95秒 東経138度35分30.12秒 / 北緯36.3485972度 東経138.5917000度