中野 淳一(なかの じゅんいち、1938年11月8日 - 2007年8月23日)は、日本の実業家。初代野村不動産ホールディングス代表取締役社長や、同社代表取締役会長、不動産協会副理事長などを務めた。

人物・経歴 編集

北海道生まれ[1]。1962年小樽商科大学商学部卒業、野村證券入社。職員部長や、名古屋駅前支店長を経て、1984年取締役に昇格。1987年常務取締役。1988年専務取締役。1991年顧問。1992年野村不動産専務取締役。1993年同社取締役副社長[2]

1995年から野村不動産代表取締役社長を務め[2]、2004年には野村不動産ホールディングスを設立し同社代表取締役社長に就任。同年同社代表取締役会長に就任。不動産協会副理事長なども歴任した[3]

2007年野村不動産ホールディングス代表取締役会長を退任し、野村不動産相談役に就任も[4]、同年慶應義塾大学病院肺がんのため死去。享年68。増上寺大殿で通夜・告別式が行われた[3][5]

脚注 編集

  1. ^ 「.長追悼録 ◎阿部和義野村不動産ホールディングス前会長○中野淳一さん」月刊リベラルタイム 12月号 2007年11月05日
  2. ^ a b BIG対談CBRE
  3. ^ a b 中野淳一・野村不動産前社長が死去中野淳一・野村不動産前社長が死去2007/8/23
  4. ^ 人事異動について
  5. ^ 「訃報 中野淳一氏(なかの・じゅんいち=前野村不動産ホールディングス取締役会長)」建通新聞2007/8/27
先代
(設立)
野村不動産ホールディングス社長
2004年
次代
鈴木弘久
先代
猪口一郎
野村不動産社長
1995年 - 2004年
次代
鈴木弘久