久成寺 (鎌倉市)

鎌倉市の寺

久成寺(くじょうじ)は、神奈川県鎌倉市にある日蓮宗寺院

久成寺
所在地 神奈川県鎌倉市植木5-13-17
位置 北緯35度21分5秒 東経139度30分35秒 / 北緯35.35139度 東経139.50972度 / 35.35139; 139.50972
山号 光円山
宗派 日蓮宗
創建年 永正17年(1520年
開山 日舜
開基 梅田秀長
札所等 東国八十八ヵ所霊場86番札所
法人番号 9021005001865 ウィキデータを編集
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歴史 編集

1520年永正17年)、梅田秀長の開基である。梅田秀長は日蓮宗の信者であったので、日舜を開山に迎えて寺を創建した[1]

小田原合戦の際、徳川家康は当寺に立ち寄り、3寺領を与えた。その後も鷹狩で立ち寄ることがあり、その際には三つ葉葵の紋付の弁当箱を下賜した。この弁当箱は当寺の寺宝となっている[1]

境内には、長尾定景を始め長尾氏一族の墓がある。長尾定景は源実朝を暗殺した公暁を討ち取ったことでも知られている。彼の末裔に上杉謙信(元の名は長尾景虎)がいる[1]

交通アクセス 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年、136-137p

参考文献 編集

  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 下(歴史散歩14) 鎌倉・湘南・足柄』山川出版社、2005年