乗蓮寺(じょうれんじ)は、神奈川県横浜市南区にある高野山真言宗寺院

乗蓮寺じょうれんじ
本堂
本堂 地図
所在地 神奈川県横浜市南区井土ケ谷上町33-1
位置 北緯35度25分46.2秒 東経139度35分53.3秒 / 北緯35.429500度 東経139.598139度 / 35.429500; 139.598139座標: 北緯35度25分46.2秒 東経139度35分53.3秒 / 北緯35.429500度 東経139.598139度 / 35.429500; 139.598139
山号 西向山
院号 妙觀院
宗旨 真言宗
宗派 高野山真言宗
本尊 阿彌陀三尊
創建年 鎌倉時代初期
開基 北条政子
札所等 東国八十八ヵ所霊場第58番札所
乗蓮寺の位置(横浜市内)
乗蓮寺
乗蓮寺
乗蓮寺 (横浜市)
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参道

歴史

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鎌倉時代初期、北条政子の開基である。承久の乱の際、政子は当地に疎開していたと伝えられる。当地は水質が悪かったため、政子のために幾つか井戸を掘り、その中で一番良好な水を出した井戸のそばに寺を創建し、住んだというのが当寺の起源である。「井土ケ谷下町)」という地名は、この故事に由来しているという[1]

政子は晩年、女人子供の守護仏にならんと決意し、自分の像を彫ったのが当寺に伝わる北条政子像である[1]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 稲葉博 著『かながわの寺と社 その成立と縁起(かもめ文庫‐かながわ・ふるさとシリーズ18)』神奈川合同出版、1984年、27-29p

参考文献

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  • 稲葉博 著『かながわの寺と社 その成立と縁起(かもめ文庫‐かながわ・ふるさとシリーズ18)』神奈川合同出版、1984年