乾 はるか(いぬい はるか、本名:中園 博文〈なかぞの ひろふみ〉、1959年12月25日 - )は、日本漫画家山口県下関市出身。山口県立下関第一高等学校淑徳大学卒業。男性。既婚。

概要 編集

1981年週刊少年チャンピオンにおいて、『パラレル亜美』にてデビュー。その後『未来警察ウラシマン』のコミカライズも手がける[1]。少年誌においてはあまり脚光を浴びなかったが、青年誌に移籍し『プレイコミック』で連載された『お元気クリニック』でブレイク。フェティシズムあふれるネタと、グラマラスな女性描写で人気を得て、同作品はにっかつで1988年に映画化されるなど数回実写化された。

2009年4月、脳梗塞後遺症により右半身に痺れ[2]もあったが、現在回復し今後も漫画制作において意欲的に活動中である。

作風 編集

海外モデルのようにグラマーで脚の長い女性を描く。エナメルの質感描写や小道具に凝り、代表作『お元気クリニック』では当時日本ではあまり一般的でなかった性具ペニスバンドなど)やレザー、ラバーのコスチュームを毎回登場させ、様々なフェティシズムを描いた。パンスト網タイツなどにもこだわる(『日本黒パンス党宣言』という単行本も出している)。

主な作品 編集

脚注 編集

  1. ^ ギャグタッチな第二部のみ担当。アニメ版に近い第一部は明石のぼる
  2. ^ 麻痺ではない

関連項目 編集

外部リンク 編集