五指山(ごしさん)は中華人民共和国海南省で最も高い山脈で、海南島の中程に位置し、起伏のある峰と尾根が5本のに似ていることから名付けられている。[1]

五指山を望む。
五指山の地形図

概要 編集

五指山連峰の最高峰は、二指山(標高1867メートル)で、第一峰と第二峰の間にあり、瓊中リー族ミャオ族自治県に位置し、海南島の最高峰である。

五指山連峰は北東から南西に連なり、長さは15キロメートルで、尾根の両側に盆地と丘が点在し、複層的な地形を示している。五指山から発生した河川は、放射状に海南島の四方に流れ、最終的に海に流れ込む。最も有名な川は万泉河で、西から東へ流れて、瓊海市ボアオ南シナ海に注ぐ。

五指山にはリー族苗族が住む。多くの新婚夫婦が新婚旅行の一部をこの場所で過ごす習慣がある。

中国で有名な歌に「我愛五指山、我愛万泉河」(中国語我爱五指山,我爱万泉河、1973年)がある。

参照項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯18度55分16.42秒 東経109度43分58.15秒 / 北緯18.9212278度 東経109.7328194度 / 18.9212278; 109.7328194