五日市コミュニティ放送
五日市コミュニティ放送株式会社(いつかいちコミュニティほうそう)は、広島県広島市佐伯区、西区、廿日市市(旧佐伯郡宮島町、大野町を含む。)、江田島市(旧安芸郡江田島町、佐伯郡沖美町)の各一部地域を放送区域とする超短波放送(FM放送)をしていた一般放送事業者(現・民間特定地上基幹放送事業者)である。FMななみの愛称でコミュニティ放送をしていた。
五日市コミュニティ放送株式会社 | |
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愛称 | FMななみ |
コールサイン | JOZZ8AK-FM |
周波数/送信出力 | 77.3 MHz/20 W |
本社・所在地 |
〒731-5124 |
設立日 | 2003年11月7日 |
開局日 | 2004年4月18日 |
廃局日 | 2008年3月31日 |
演奏所 | 所在地と同じ |
送信所 | 広島市佐伯区倉重町 |
中継局 | なし |
放送区域 | 広島市佐伯区、西区、廿日市市、江田島市の各一部 |
概要
編集2004年(平成16年)開局。 愛称のFMななみは周波数の77.3MHzにちなむ。 本社・演奏所(放送センター・スタジオ)は佐伯区皆賀のミスズガーデン内に、送信所は佐伯区倉重町にあり周波数77.3MHHz、空中線電力20Wで送信していた。
自社制作番組とミュージックバードの番組で構成され、毎日5時を起点に24時間放送を行っていたが、開局当時からスポンサー獲得や広告収入で苦戦を強いられていた。 さらに追い討ちをかけるように、放送区域が重複し局舎も約4kmしか離れていない「エフエムはつかいち」が、2008年(平成20年)2月下旬に開局することが決定した。 これにより地元のスポンサー獲得、そして佐伯区・廿日市市においてのリスナー獲得が2008年以降、より一層厳しくなることが予想されたことから、2007年(平成19年)12月1日から放送を休止、2008年3月31日付けで廃局した。 ミスズガーデンの放送センター・スタジオも、2008年4月初旬に撤去された。
沿革
編集2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
- 4月5日 - 放送局の免許取得[2]
- 4月18日 - 開局
2007年(平成19年)
- 11月26日 - 12月1日から翌年7月31日までの休止を届出[3]
2008年(平成20年)
- 3月26日 - 3月31日での廃止を届出[4]
- 3月31日 - 廃局
主な自社制作番組
編集- ななみレストラン(月~金10:30~13:30、再放送は月~金16:00~19:00)
- 団塊グラフティ(金19:00~19:30)
- 中島尚樹のそっとしといて(金20:00~21:00、再放送は金15:00~16:00)
- mo'bounce studio(金21:00~22:00、再放送は土19:00~20:00)
- サタデー・サンセットミュージック(土18:00~19:00)
脚注
編集- ^ 広島市佐伯区の五日市コミュニティ放送株式会社に予備免許 中国総合通信局 報道資料 平成15年12月24日(国立国会図書館のアーカイブ:2004年12月13日収集)
- ^ 広島市佐伯区の五日市コミュニティ放送株式会社に免許 同上 平成16年4月5日(同上:同日収集)
- ^ 五日市コミュニティ放送株式会社の運用休止届を受理 同上 平成19年11月26日(Internet Archiveのアーカイブ:2007年12月20日収集)
- ^ 五日市コミュニティ放送株式会社の廃止届を受理 同上 平成20年3月26日(同上:2008年3月31日収集)
関連項目
編集外部リンク
編集- エフエムななみガイド 広島テレビラジオプレス