メインメニューを開く

五日市町(いつかいちちょう)は、かつて広島県佐伯郡に存在した町である。

いつかいちちょう
五日市町
Flag of Itsukaichi, Hiroshima.svg Emblem of Itsukaichi, Hiroshima.svg
町旗 町章
廃止日 1985年3月20日
廃止理由 編入合併
五日市町 → 広島市
現在の自治体 広島市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陽地方
中国・四国地方
都道府県 広島県
佐伯郡
団体コード 34321-8
面積 59.85km2
総人口 87,325
国勢調査、1980年10月1日)
隣接自治体 広島市廿日市町湯来町
五日市町役場
所在地 広島県佐伯郡五日市町
Saeki Ward Office in Hiroshima City.jpg
特記事項 当時の町役場は、現在は広島市佐伯区役所として使われている。
 表示 ウィキプロジェクト

概要編集

第二次世界大戦以後、広島市のベッドタウンとして発展した。人口は市制施行要件の一つである5万人を突破していたが、単独市制施行を主張する住民(広域合併で行政サービスが低下することを懸念する住民)と、広島市との合併を主張する住民との間で、議論は長年にわたり二分された。町議会に発煙筒が持ち込まれたり、広島市と合併協議をすすめた町長のリコールが成立するなど混乱が続いたまま人口は増加し、1980年には国勢調査で人口日本一の町となっている(87,325人)。

結局、当時100万都市を目指して近隣町村との合併をすすめていた広島市との協議の進展により同市との合併が決定し、五日市町は1985年3月20日に消滅、同時に広島市に新しい行政区佐伯区が発足した。廃止時点の人口96,441人は、地方自治法に基づく日本として史上第1位である。(なお、消滅して約半年後に実施された国勢調査では、100,026人であった。)ただし、地方自治法以前の町村制時代には、東京府豊多摩郡渋谷町1932年廃止、現東京都渋谷区)や同北豊島郡西巣鴨町(1932年廃止、現東京都豊島区)など、人口10万人を超えていた町が存在する。

現在は広島市佐伯区の一部になっている。合併にあわせて住居表示の変更も行われ、旧五日市町区域の中には番地が大きく変わった地域もあった。

沿革編集

  • 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、佐伯郡五日市村、海老塩浜、皆賀村が合併し、五海市(いつかいち)村が発足する。
  • 1911年10月1日 - 五海市村が村名改称・同時に町制を施行して五日市町になる。
  • 1955年4月1日 - 五日市町・石内村・観音村・河内村・八幡村が合併(新設合併)して五日市町になる。
  • 1957年6月10日 - 佐方の一部を佐伯郡廿日市町(現廿日市市)に割譲する。
  • 1970年 - 広島市が政令指定都市昇格に向けて周辺町村との合併を推進する方針を示したことを契機に、単独市制派と合併賛成派に町が二分される。以後15年間もめ続け、議場が騒然とした雰囲気になったことが度々あった。
  • 1985年3月20日 - 広島市に編入されて消滅する。同時に広島市内8番目の行政区・佐伯区が発足する。同日、広島市の人口が100万人を超える。

地理編集

河川
  • 窓ヶ山(標高711.2m)
  • 向山(標高665.9m)
  • 大茶臼山(標高413.2m)
  • 鈴ヶ峰(標高312m)
  • 鬼ヶ城山(標高282.5m)

名所・旧跡編集

大字・町名編集

  • 旭園(あさひえん)
  • 石内(いしうち)
    • 石内上1丁目
    • 石内北1丁目〜5丁目
    • 石内東1丁目〜3丁目
    • 石内南1丁目〜5丁目
  • 五日市(いつかいち)
    • 五日市港1丁目〜4丁目
  • 五日市1 - 7丁目(いつかいち)
  • 駅前1 - 3丁目(えきまえ)
  • 折出(おりで)
  • 海老園1 - 4丁目(かいろうえん)
  • 海老山町(かいろうやまちょう)
  • 上河内(かみごうち)
  • 上小深川(かみこぶかわ)
  • 観音台(かんのんだい)
  • 口和田(くちわだ)
  • 倉重(くらしげ)
  • 佐方(さかた)→合併後大字佐方の地域は廿日市市に変更
  • 五月が丘1 - 5丁目(さつきがおか)
  • 下河内(しもごうち)
  • 下小深川(しもこぶかわ)
  • 昭和台(しょうわだい)
  • 新宮苑(しんぐうえん)
  • 隅の浜1 - 3丁目(すみのはま)
  • 千同(せんどう)
  • 高井(たかい)
  • 中央1 - 7丁目(ちゅうおう)
  • 坪井(つぼい)
  • 寺田(てらだ)
  • 藤垂園(とうすいえん)
  • 利松(としまつ)
  • 中地(なかじ)
  • 保井田(ほいだ)
  • 三筋1 - 3丁目(みすじ)
  • 美鈴園(みすずえん)
  • 美鈴が丘西1 - 5丁目(みすずがおかにし)
  • 美鈴が丘東1 - 5丁目(みすずがおかひがし)
  • 美鈴が丘緑1 - 3丁目(みすずがおかみどり)
  • 美鈴が丘南1 - 4丁目(みすずがおかみなみ)
  • 皆賀(みなが)
  • 皆賀1 - 4丁目(みなが)
  • 美の里1 - 2丁目(みのり)
  • 三宅(みやけ)
  • 薬師ヶ丘(やくしがおか)
  • 屋代(やしろ)
  • 屋代1 - 2丁目(やしろ)
  • 八幡ヶ丘(やはたがおか)
  • 八幡ヶ丘2 - 3丁目(やはたがおか)
  • 吉見園(よしみえん)
  • 楽々園1 - 6丁目(らくらくえん)

交通(1985年3月19日当時のデータ)編集

鉄道編集

道路編集

国道
主要地方道
一般県道

教育(1985年3月19日当時のデータ)編集

小学校
  • 五日市町立石内小学校
  • 五日市町立五日市小学校
  • 五日市町立観音小学校 - 広島市編入を契機に広島市立五日市観音小学校に改称。
  • 五日市町立観音西小学校 - 広島市編入を契機に広島市立五日市観音西小学校に改称。
  • 五日市町立河内小学校
  • 五日市町立五月が丘小学校
  • 五日市町立中央小学校 - 広島市編入を契機に広島市立五日市中央小学校に改称。
  • 五日市町立東小学校 - 広島市編入を契機に広島市立五日市東小学校に改称。
  • 五日市町立美鈴が丘小学校
  • 五日市町立南小学校 - 広島市編入を契機に広島市立五日市南小学校に改称。
  • 五日市町立八幡小学校
  • 五日市町立八幡東小学校
中学校
  • 五日市町立五日市中学校
  • 五日市町立五月が丘中学校
  • 五日市町立三和中学校
  • 五日市町立南中学校 - 広島市編入を契機に広島市立五日市南中学校に改称。
高等学校
大学

五日市町出身の有名人編集

関連項目編集