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井村屋グループ

井村屋から転送)

井村屋グループ株式会社(いむらやグループ、: IMURAYA GROUP CO.,LTD.)は、三重県津市に本社を置く、菓子メーカーの「井村屋」などを傘下に持つ持株会社

井村屋グループ株式会社
IMURAYA GROUP CO.,LTD.
Imuraya Group Head Office 2013.jpg
本社
種類 株式会社
市場情報
東証1部 2209
1997年11月上場
名証1部 2209
1961年3月上場
略称 井村屋G
本社所在地 日本の旗 日本
514-8530
三重県津市高茶屋七丁目1番1号
北緯34度40分8.7秒
東経136度29分51.5秒
設立 1947年昭和22年)4月8日
(株式会社井村屋)(創業:1896年明治29年))
業種 食料品
法人番号 5190001000125
事業内容 持株会社
代表者 代表取締役会長CEO 浅田剛夫
代表取締役社長COO 中島伸子
資本金 25億7,653万円
(2019年3月31日現在)
発行済株式総数 1,308万6,200株
(2019年3月31日現在)
売上高 連結:451億08百万円
単体:38億24百万円
2019年3月期)
営業利益 連結:14億13百万円
単体:13億71百万円
(2019年3月期)
純利益 連結:12億56百万円
単体:9億00百万円
(2019年3月期)
純資産 連結:157億98百万円
単体:144億90百万円
(2019年3月31日現在)
総資産 連結:346億76百万円
単体:244億12百万円
(2019年3月31日現在)
従業員数 連結:923人
単体:46人
(2018年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 第三銀行 4.49%
百五銀行 4.42%
三菱UFJ銀行 4.27%
井村屋取引先持株会 4.00%
JPMCB NA ITS LONDON CLIENTS AC MORGAN STANLEY AND CO INTERNATIONAL LIMITED 2.41%
(2018年9月30日現在[1]
主要子会社 井村屋株式会社 100%
井村屋フーズ株式会社 100%
イムラ株式会社100%
関係する人物 寺家正昭(元社長、現常勤監査役
外部リンク https://www.imuraya-group.com/
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沿革編集

  • 1896年明治29年) - 初代井村和蔵が三重県飯南郡松阪町(現 松阪市)にて菓子の製造を始める。
  • 1947年昭和22年)4月8日 - 二代目が中国戦線での戦友らと株式会社井村屋を設立。
  • 1948年(昭和23年) - 三重県津市に津工場を開設。
  • 1949年(昭和24年) - 大阪営業所(現 関西支店)を開設。
  • 1950年(昭和25年) - 松阪営業所を開設。
  • 1953年(昭和28年) - 井村屋製菓株式会社に社名変更。
  • 1953年(昭和28年) - 名古屋営業所(現 東海支店)を開設。
  • 1957年(昭和32年)8月30日 - 井村屋乳業株式会社を設立。
  • 1959年(昭和34年) - 東京営業所(現 関東支店)を開設。
  • 1961年(昭和36年) - 名古屋証券取引所第2部に株式を上場。
  • 1962年(昭和37年) - 新潟営業所、金沢営業所、高松営業所、静岡出張所、仙台出張所(現 仙台支店)、福岡出張所(現 福岡支店)を開設。ゆであずき発売。
  • 1964年(昭和39年) - 森下仁丹と業務提携し仁丹井村屋食品株式会社に変更するも、その後業務提携解消。肉まん、あんまんを発売。
  • 1965年(昭和40年) - 井村屋製菓株式会社に社名を変更。
  • 1973年(昭和48年) - 本社を現在地に移転。
  • 1973年(昭和48年) - 30円あずきバーを発売。
  • 1973年(昭和48年) - アンナミラーズ1号店を青山に開店。
  • 1979年(昭和54年) - 調味料事業部(現 井村屋フーズ株式会社)を設立し、愛知県豊橋市に七根工場を開設。
  • 1990年平成2年) - 米・アンナミラーズ社から日本での商標権を取得。独自の店舗展開を見せる。
  • 1993年(平成5年) - 営業本部を東京に移設。
  • 1994年(平成6年) - 商品開発部を東京に移設。
  • 1997年(平成9年) - 東京証券取引所第2部に株式を上場。
  • 1998年(平成10年) - 調味料事業部でISO 14001を認証取得。
  • 2000年(平成12年) - 北京京日井村屋食品有限公司を中国に設立。
  • 2002年(平成14年) - 本社などでISO9001を認証取得。
  • 2003年(平成15年) - JOUVAUD(ジュヴォー)1号店を二子玉川に開店。
  • 2003年(平成15年) - 調味料事業部でISO 9001を認証取得。
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 社内カンパニー制を導入。
  • 2005年(平成17年)6月1日 - 井村屋乳業株式会社を吸収合併し、チルドフーズカンパニーとする。
  • 2010年(平成22年)10月1日 - 会社分割による持株会社制へ移行し、井村屋グループ株式会社に社名変更[2]
  • 2017年(平成29年)4月1日 - ともに100%出資の連結子会社である日本フード株式会社と井村屋シーズニング株式会社を合併、日本フードを存続会社として子会社の商号を井村屋フーズ株式会社に変更。
  • 2017年(平成29年)12月7日 - 東証・名証ともに第1部に昇格[3]
  • 2019年 (平成31年) - 井村屋グループ初の女性社長が就任した[4]

主なグループ会社編集

主な製品編集

  • 菓子
    • 羊羹
    • 水ようかん
    • でこたんようかん
    • カステラ5
  • 冷菓
    • あずきバー
    • 焼いもアイス
    • たい焼アイス
    • 抹茶つぶあんモナカ
    • メロンボール
    • たまごアイス
    • やわもちアイス
    • クリームチーズアイス
    • デコルティ
  • 中華まんコンビニで販売されるものの委託製造から、家庭用まで製造・販売中)
    • 肉まん、あんまん、カレーまん、ピザまん
  • 食品
    • 氷みつ
    • ゆであずき缶詰
    • 赤飯の素
    • 豆ごはんの素
  • 日配食品
    • 豆腐

特徴編集

  • 商品の多くにあずきが原料として用いられており、あずきをテーマにした販売促進キャンペーンを行っている[5]
  • 同社ホームページ・製品パッケージにも表記されているが、毎月1日は『あずきの日』、7月1日を『あずきバーの日』として定めており、日本記念日協会に認定されている。

あずきバー編集

 
井村屋のあずきバーの広告でラッピングされた三重交通バス。津駅東口にて。

冷菓の「あずきバー」は単体売上高の2割弱を占める主力商品で、日本国内スーパーでは9割以上の店で売られるナショナル・ブランドである[6][7]

  • 2008年からは、7月1日の「井村屋あずきバーの日[8]」を前に、東京など日本各地の街頭であずきバーの無料配布を行っている[9]
  • 同社は、2010年7月にあずきバーの商標登録出願を特許庁にしたが、同庁は「他の商品との識別が不可能である」としてこれを退けた。これについて同社は、この決定の取り消しを求め知財高裁に訴訟を提起。2013年1月24日に同高裁は「『あずきバー』は井村屋の商品の名称として広範に認知されている」などとして訴えを認め、特許庁の決定を取り消した[10][11]
  • 冷凍庫から出してすぐのあずきバーは非常に堅く、井村屋のホームページには堅さに関する注意が掲載されている[12]ロックウェル硬さが計測されたり[13]専用のかき氷器が開発される[14]など、堅さが話題になることも多い[13][15]。井村屋によると乳化剤や安定剤といった添加物が使用されておらず乳固形分が含まれていないこと、空気の含有量が少ないことが堅さの要因であり、また時代に合わせた味の変化で甘さが抑えられ水分が増えたことにより、以前よりも堅くなっている[13][15]
  • 2015年2月に公式ツイッターが「伝統的なあずきバーの製法」というジョークを写真とともにツイートした[16]が、この写真が岐阜県関市で行われている「古式日本刀鍛錬」で、市に画像使用の事後承諾を得たことで[17]井村屋と関市の交流が始まり、同年4月には鍛錬イベントのプレゼントとしてあずきバーが用意されることとなった[18]。また、同年からふるさと納税の返礼品にも用いられるようになった[19]

CM編集

  • CMは、名古屋の民放テレビ局及び三重テレビで放送されている。また、その他の地方でも北海道放送のように時々CMが流れる局がある。

提供番組編集

現在提供中の番組は以下のとおり。

  • お天気レーダー(日曜21時55分~22時) - 東海テレビ・・・なお天気予報のバックの画面は、冬は中華まんの製造工程 夏は、あずきバーの製造工程の様子が放送されている。コマーシャルでは不定期に高木美保出演のあずき商品の30秒CMを放送し、夏はあずきバーの15秒CMを2本、冬は肉まん・あんまんの15秒CMを2本を放送している。

提供読みは、社名変更前は「井村屋製菓の提供でお送りします(お送りしました)」だったが社名変更後は「井村屋の提供でお送りします(お送りしました)」となっている。

  • JNNフラッシュニュース(20時55分~21時、CBC) - エンドカードは、夏はあずきバーのパッケージの写真が、冬は中華まんの写真が写っている。

提供読みは、「おいしいの笑顔をつくる、井村屋の提供でお送りしました」である。

関連会社編集

  • 井村屋株式会社
    • 本社・津工場 - 三重県津市高茶屋7-1-1
  • 井村屋フーズ株式会社
    • 本社・中原工場 - 愛知県豊橋市中原町字地歩24-1(旧 日本フード)
    • 七根工場 - 愛知県豊橋市西七根町奥足田口88(旧 井村屋シーズニング)

タイアップ編集

その他編集

脚注編集

  1. ^ 四半期報告書(第82期第2四半期)
  2. ^ 会社分割による持株会社制への移行に関するお知らせ (PDF)”. 井村屋製菓株式会社 (2010年1月20日). 2012年2月1日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2010年1月21日閲覧。
  3. ^ あずきバー絶好調、井村屋が昇格へ 東証と名証で,朝日新聞デジタル,2017年11月16日
  4. ^ 井村屋G、中島氏が初の女性社長に 大西氏は新事業に注力” (日本語). 日本経済新聞 (2019年2月22日). 2019年4月7日閲覧。
  5. ^ 井村屋製菓HPキャンペーン一覧 同HP内に「あずきの健康パワー」「あずき農場日記」のページを設置
  6. ^ asahi.com「あずきバー、2億本超え挑戦 発売38年目、増す人気
  7. ^ 第72期事業報告書 (PDF)
  8. ^ 和風アイスの雄あずきバー(男の浪漫伝説 Vol.87) | ドリームメール
  9. ^ おやつナタリー "おやつナタリー あずきバーがもらえるよ。井村屋、記念日に向け街頭配布"2011年6月10日(2011年8月18日閲覧。)
  10. ^ あずきバー:商標登録訴訟「井村屋グループ」が勝訴,毎日新聞 2013年1月24日
  11. ^ 出願商標「あずきバー」拒絶審決取消請求事件(PDF) - 牛木内外特許事務所サイト内
  12. ^ あずきバー85mm|商品情報 井村屋 2018年4月18日閲覧
  13. ^ a b c あずきバーって固すぎじゃない? 開発部に聞いたら意外な理由を教えてくれた Spotlight 2017年10月1日 2018年4月18日閲覧
  14. ^ おかしなかき氷 井村屋あずきバー タカラトミーアーツ 2018年4月18日閲覧
  15. ^ a b 『あずきバー』なぜ固い? 井村屋が明かす3つの理由「昔より固い」 withnews 2016年12月4日 2018年4月18日閲覧
  16. ^ 井村屋公式ツイッター 2015.2.25 11:52
  17. ^ 井村屋公式ツイッター 2015.2.27 13:19
  18. ^ なぜなら日本刀もあずきバーも固いから!! 岐阜県関市の「古式日本刀鍛錬実演」無料公開日にあずきバー先着100人にプレゼント - ねとらぼ(ITメディア)、2015年3月25日配信
  19. ^ ふるさと納税で包丁とあずきバー 関市、井村屋との交流が縁岐阜新聞(2015年7月23日)2016年12月4日閲覧
  20. ^ がっちりマンデー!!(2012年9月30日の放送内容)”. TBSテレビ (2012年9月30日). 2016年7月14日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年7月14日閲覧。
  21. ^ 「伊勢志摩・里海トライアスロン」規模を拡大し海浜コースに―576人が参加”. 伊勢志摩経済新聞 (2014年7月7日). 2016年7月14日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年7月14日閲覧。

外部リンク編集