交響曲第15番 (モーツァルト)

交響曲第15番 ト長調 K. 124は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した交響曲

概要 編集

 
モーツァルト(1770年)

第14番イ長調 K. 114の完成から1か月半ほどを経てザルツブルクで作曲され、1772年2月21日の完成の日付を持つ。ザルツブルク大司教ジギスムント・フォン・シュラッテンバッハ英語版が没し、後任のヒエロニムス・フォン・コロレドが就任する前に作曲されたものである。前作より後退したような、単純で外見的に小規模な交響曲となっている。

楽器編成 編集

オーボエ2、ホルン2、弦楽

構成 編集

全4楽章の構成で、演奏時間は約16分。

  • 第1楽章 アレグロ
    ト長調、4分の3拍子、ソナタ形式
     
    第1楽章の展開部はそれまでの作品よりも充実し、力の入った作りをしており、管楽器の用法などに意欲的に見られる部分がある。
音楽・音声外部リンク
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  第1楽章第2楽章第3楽章第4楽章
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏。
  第1楽章第2楽章第3楽章第4楽章
ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団による演奏。
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以上の演奏は何れもYouTubeアートトラック公式収集による。

外部リンク 編集