京口駅

兵庫県姫路市城東町にある西日本旅客鉄道の駅

京口駅(きょうぐちえき)は、兵庫県姫路市城東町北神屋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)播但線である[1]

京口駅
西側から見た駅舎(2010年8月)
きょうぐち
Kyōguchi
姫路 (1.7 km)
(2.6 km) 野里
地図
兵庫県姫路市城東町北神屋418-2[1]
北緯34度50分2.25秒 東経134度42分18.34秒 / 北緯34.8339583度 東経134.7050944度 / 34.8339583; 134.7050944座標: 北緯34度50分2.25秒 東経134度42分18.34秒 / 北緯34.8339583度 東経134.7050944度 / 34.8339583; 134.7050944
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 J 播但線
キロ程 1.7 km(姫路起点)
電報略号 キチ
駅構造 高架駅[1]
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
969人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1898年明治31年)2月18日[1][2]
備考 無人駅自動券売機 有)[1]
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歴史 編集

年表 編集

駅名の由来 編集

山陽道が、姫路の町を出て京(都)に向かうことから、「京口」と名付けられた。

駅構造 編集

 
ホーム(2019年2月)

島式ホーム1面2線を有する、交換設備を備えた高架駅[1]。配線上は1線スルー化されておらずY字分岐となっており、上下線別で発着ホームが異なっている。

以前は地上駅であったが、播但線高架化に伴い、現在の駅となった[1]

豊岡駅管理の無人駅改札口等は残っているが、窓口はシャッターで閉鎖されている。簡易型自動券売機が改札前に設置されている。自動改札機は無く、代わりにICカード専用簡易改札機が設置されている。なお播但線が電化された1998年から一時期だけ駅員が配属された時期があったが、再び無人駅化された。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先
1 J 播但線 上り 姫路方面
2 下り 寺前和田山方面

利用状況 編集

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員[7]
2000年 821
2001年 839
2002年 851
2003年 863
2004年 873
2005年 870
2006年 869
2007年 885
2008年 894
2009年 916
2010年 952
2011年 946
2012年 965
2013年 1,030
2014年 987
2015年 1,037
2016年 1,034
2019年 1,122
2020年 956
2021年 969

駅周辺 編集

 
駅の東側にある空爆の碑。太平洋戦時中に周辺が空襲された(姫路空襲)。

城下町時代の市街地からは東の外れに当たる。現在でも播但線西側辺りがビル街住宅地との境界となっている。戦前大日本帝国陸軍第10師団川西航空機姫路製作所が近くにあり、兵士等で賑わった[1]。西へ進むと姫路城、東へ進むと市川に至るが、共に駅からやや離れている。

隣の駅 編集

西日本旅客鉄道(JR西日本)
J 播但線
姫路駅 - 京口駅 - 野里駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、149頁。ISBN 9784343006028 
  2. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、245頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b 『姫路市史 市制施行三十年記念』(播磨史談会編、姫路市役所、1919年)P374
  4. ^ “日本国有鉄道公示第550号”. 官報. (1972年2月1日) 
  5. ^ 「通報 ●播但線京口駅ほか1駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年2月1日、4面。
  6. ^ 平成28年春ダイヤ改正について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年12月18日https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_02_keihanshin.pdf2016年3月26日閲覧 
  7. ^ 兵庫県. “兵庫県統計書平成28年(2016)”. 兵庫県. 2023年6月13日閲覧。
  8. ^ 姫路精機工業株式会社|会社案内”. 姫路精機工業. 2022年11月14日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集