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京急観光バス株式会社(けいきゅうかんこうバス)は、過去に存在した京浜急行電鉄(京急)グループのバス事業者(京浜急行バスの子会社)である。元々は貸切バス専業のバス事業者であったが、2005年(平成17年)12月1日に京浜急行バスから一部の高速バス路線の移管を受けてからは高速バスの運行も行った。本社は神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2丁目16番24号に存在した。

京急バスリアルエステート株式会社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
108-0074
東京都港区高輪2丁目20番20号
業種 不動産業
法人番号 4020001018408
事業内容 不動産賃貸事業
主要株主 京浜急行バス
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2008年(平成20年)3月15日をもってバス事業から撤退。乗務員や車輌の一部は京浜急行バス本体、東洋観光へ移管された。 尚、会社自体は引き続き存続しており、不動産賃貸業を営んでいる。[1]

目次

沿革編集

  • 1958年(昭和33年)2月:日本観光興業として会社創立。
  • 1959年(昭和34年)8月:京浜急行電鉄の傘下に。
  • 1999年(平成11年)4月:京浜急行電鉄と川崎鶴見臨港バスから貸切バス事業を譲受。同時に社名を京急観光バスに改称。
  • 2003年(平成15年)10月1日:筆頭株主(総株式の66.7%保有)の京浜急行電鉄が保有していた京急観光バスの株式を全て京浜急行バスに譲渡し、京浜急行バスの子会社に。
  • 2005年(平成17年)12月1日:京浜急行バスから高速バス6路線を移管。
  • 2007年(平成19年)4月1日:京浜急行バスから高速バス2路線を移管。
  • 2008年(平成20年)3月15日:バス事業撤退[2]
  • 2016年(平成28年)12月:社名を京急バスリアルエステート株式会社に改称。所在地を横浜市鶴見区から東京都港区の京浜急行電鉄本社ビルに変更。

営業所所在地編集

営業所は神奈川県東京都に各1箇所ずつあり、横浜営業所は貸切バス、東京営業所は貸切バスと高速バスをそれぞれ担当していた。

  • 本社営業所: 横浜市鶴見区鶴見中央2丁目16番24号
  • 東京営業所: 大田区羽田5丁目5番14号(京浜急行バスから移管を受けた路線を走行する車両には、営業所記号KKが与えられた)

長距離高速バス編集

  • バス事業撤退時点の担当路線を記す。
  • 予約業務は京浜急行バスが担当、( )内は共同運行会社。

夜行路線編集

ラ・フォーレ号
ラメール号
  • ラ・フォーレ号弘南バスJRバス関東JRバス東北
    東京駅 - 青森駅
  • 横浜 - 仙台線 (JRバス東北)
    横浜駅 - 品川BT - 仙台駅
    • 2008年(平成20年)3月16日よりJRバス東北の単独運行に変更された。
  • パイレーツ号瀬戸内運輸
    品川BT - 浜松町BT - 新居浜 - 今治
  • ラメール号 (JR東海バス
    品川バスターミナル - (首都高速道路) - 横浜駅東口 - (保土ヶ谷バイパス) - (東名高速道路) - 星ヶ丘 - 本山 - 千種駅前 - - 名古屋駅(桜通口)
    • ワンマン運行(ただし東名高速道路集中工事期間はツーマン運行となっていた)。京急便は上郷SAで休憩していた(下りのみ)が短距離路線のため、到着時間の調整を行う目的で、休憩時間は比較的長めに設定されていた。
    • 運行開始当初から廃止まで、唯一の横浜~名古屋間を直行する高速バスであった。高速バス路線開業ブームの中で運行開始された路線であり、開業当初は週末2台運行になるときもあったが、近年は満席になることは少なかった。なお、JR東海バスと異なり京急では特に号数を用いた案内はしていなかった。
    • 末期には独立3列シート29人乗りのWC付スーパーハイデッカーが使用されていたが、開業当初は「ドリームなごや号」と同様に採算ラインが高いにもかかわらず、運賃は「ドリームなごや号」以下に抑える必要があったため、当初から京急・JR東海とも当路線専用の4列シートスーパーハイデッカー車(三菱エアロクィーンM・P-MS729SA改)での運行となった(前後10列のためシートピッチは3列シート車と変わらなかった)。両者とも専用塗装であったが経年時の車体更新にともないそれぞれの標準塗装に変更された。1998年頃に車両代替された後は最初から各社別カラーとなっていた。開業以来4列シート車両を使用してきたが、2006年12月3日より独立3列シート29人乗りに変更された。この頃の京急は各路線ごとに専用塗装車を導入していたため、当路線用にも専用車(36人乗り)を用意した。後にキャメル号の専用塗装が京急の夜行用標準塗装となったため当路線用車両も塗り替えられた。後の車両代替時には初めから京急の夜行標準色であった。3列シート化後は横浜・品川 - 仙台線と共通の車両となっており、スカイターン号で使用されていた4列シート車両も3列シートに改造のうえ使用されていた。
    • 片道普通運賃では品川 - 名古屋間6,200円であり、同じ東京都区内~名古屋市内を結ぶドリームなごや号・ニュードリーム名古屋号の6,420円、ファンタジアなごや号の6,500円より安かった。同じ都市間で車両グレードも同じであれば運賃が同じ場合(例:東京都区内~大阪市内の3列シート便通常運賃は運行会社問わず8,610円)が多い中で異色の存在であった。
    • 横浜を経由するため、上記路線よりも所要時間は長い。発地をドリームなごや号よりも先に出発し、着地にもドリームなごや号より後に着くダイヤとなっていた。ただし、上りのドリームなごや2号はラメール号上り便(2号)よりも早く名古屋を出発していた。
    • 近年はツアーバスとの競争が激しく、品川延長は京急の持ち場である品川に乗り入れることで、JR東海各系統との相互補完の他に、ツアーバスに対する攻勢という意味合いもあったと思われる。また割引運賃として、3日前までに購入すると大幅に割引となる「早売3」・ネット上でのクレジットカードを用いた決済を割引する「ネット割」を導入し、価格面でもツアーバスと競争が起こっていた。
    • 京急観光バス解散の際、共同運行会社の単独運行に移行した路線もあったが、当路線は車両数の関係もありJR東海バス単独運行とはならなかった(JR東海バスがドリーム号等夜行バスのダブルデッカー化を積極的に推進してきたため、スーパーハイデッカーの車両が少なく、ラメール号を片運行するための車両を用意できなかった。ダブルデッカー車は車高の関係で品川BTに入線できない)。
    • 1989年3月20日 - 運行開始。当初は4列シート車で、下り便は星ヶ丘・千種駅・名古屋駅に停車、上り便は名古屋駅→横浜駅間直行であった。
    • 2002年10月12日 - 上下とも栄に停車開始。
    • 2005年12月1日 - 京浜急行バス担当便が当社に移管される。
    • 2006年12月3日 - 4列シートから独立3列シートに車両変更。
    • 2007年2月1日 - 品川バスターミナル発着に延長、本山に停車開始、割引運賃として「早売3」「ネット割」を導入。
    • 2007年10月19日 - 上り便が本山・星ヶ丘に停車開始。
    • 2008年3月15日 - この日の出発便をもって運行終了・廃止。
  • キャメル号日本交通日ノ丸自動車
    • 品川BT - 浜松町BT - 鳥取駅BT - 倉吉駅
    • 品川BT - 浜松町BT - 米子駅前BT
      • 2008年(平成20年)3月16日より京浜急行バス(羽田営業所担当)に移管された。
  • エディ号徳島バス
    品川BT - 浜松町BT - 松茂 - 徳島駅
    • 2008年(平成20年)3月16日より羽田京急バスに移管された。

なお、羽田営業所は2012年11月末をもってに閉所となり、現在京浜急行バスの担当便は新子安営業所が運行している。

昼行路線編集

空港リムジン路線編集

脚注編集

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  1. ^ バスジャパンハンドブック84 京浜急行バス49ページ
  2. ^  同社は京浜急行電鉄の連結子会社だったが、この件に関して京浜急行電鉄としての公式の報道発表はなく、平成20年3月期決算短信でも触れられていない(「企業集団の状況」からは社名が消えている)。