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京成自動車工業(けいせいじどうしゃこうぎょう、Keisei Motors Ltd. )とは、京成グループに属する1944年創業の株式会社である。通称は京成自工(けいせいじこう)[1]

京成自動車工業株式会社
Keisei Motors Ltd.
Keisei Motors Factory.jpg
本社・工場外観
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 京成自工
本社所在地 日本の旗 日本
272-0026 
千葉県市川市東大和田2-5-3
設立 1944年7月1日
業種 輸送用機器
法人番号 9040001026148 ウィキデータを編集
事業内容 特種用途自動車車体の設計・製造・修理
代表者 代表取締役社長 小林広人
資本金 2000万円
従業員数 100人
主要株主 京成電鉄(100%)
主要子会社 株式会社サーモテックステクニカル
外部リンク http://www.keiseimotors.co.jp/
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概要編集

本社は千葉県市川市東大和田2丁目5番3号[1]

レントゲン車、各種検診車、放送中継車衛星中継車、特殊救急車、イベントカー等の設計・製造を執り行なっている。特に放送中継車においては、国内の車両をほとんど手がけている。

沿革編集

  • 1944年(昭和19年)7月:京成自動車工業株式会社 創立
  • 1947年(昭和22年)4月:バス車体、宣伝車、広報車、電源車等、特種車体の生産開始
  • 1952年(昭和27年)3月:放送中継車の生産開始
  • 1959年(昭和34年)10月:工場を市川市東大和田に移転
  • 1960年(昭和35年)11月:我が国初の子宮がん検診車製作に着手
  • 1966年(昭和41年)9月:本社を市川市東大和田に移転
  • 1969年(昭和44年)8月:特種車専門となる
  • 1979年(昭和54年)9月:我が国初の側湾症X線検診車を製作
  • 1990年(平成2年)9月:有限会社サーモテックス設立、車載用空調機の生産開始
  • 1991年(平成3年)7月:市川市消防局向けに我が国初の高規格救急車を製作
  • 1994年(平成6年)8月:スーパーアンビュランス1号車(特殊救急車:ベッド数8床)製作
  • 1994年(平成6年)8月:我が国初のCT検診車を製作
  • 1999年(平成11年)10月:京成グループベストマナー向上推進運動開始
  • 2004年(平成16年)2月:ISO 9001:2000(品質マネジメントシステム)認証取得
  • 2005年(平成17年)8月:ISO 14001:2004(環境マネジメントシステム)認証取得
  • 2007年(平成19年)6月:有限会社サーモテックスの社名を株式会社サーモテックステクニカルに変更
  • 2009年(平成21年)12月:ISO 9001:2008(品質マネジメントシステム)認証取得 改定
  • 2014年(平成26年)7月:創立70周年

バス車体製造編集

 
京成車体架装のいすゞBU10型
京成電鉄
西船橋駅北口)

1948年から1972年までの間はバス車体の製造を行なっており、千葉県下のバス事業者(特に京成グループ)のみならず、はとバス東京都交通局(都営バス)にも当社製造の車体を架装したバスが納入されていた。これらの車体は「京成車体」とも呼ばれた。

初期は自社設計の車体を架装しており、その中でも1963年に製造されたはとバスの車両については「スーパーデラックスバス」と称したガラス面積の大きい車両であり、元来特殊車両を多数手がけていた同社の技術力が生かされたものといえる。1967年以降の同社製の車体は西日本車体のライセンス生産によるもので、通常の路線バス車体についてはほぼ西工車体と同型の外観であった。

1987年に、最後まで残存していた京成電鉄(現:京成バス)の車両(いすゞBU10)が廃車となり、量産タイプの京成車体を架装したバスは過去のものとなった。しかしその後もいわゆるファンタスティックバスについては、東京特殊車体ほど目立たないものの、いくつか手がけている。

特筆すべきものとしてはボンネットバスレプリカ製造が挙げられる。これは神戸市交通局で保存されていたボンネットバス「こべっこ号」(1956年式いすゞBX131)が、使用車種規制のために車検更新が不可能となったため、代替車「こべっこII世号」(いすゞ・フォワードU-FTR32FB改)としてレプリカを製造することになったもので、1993年5月に同社が車体製造を受注し、1993年8月に納入した。現在の車両と違い平面的な部分が少なく、車体の殆どが鈑金叩き出しとなったそうである。しかしその後「こべっこII世号」も使用車種規制の対象となったため、2006年1月にディーゼルエンジンCNG仕様に改造されている。

主要取引先編集

  • 放送中継車関連
池上通信機ソニービジネスソリューション東芝日本放送協会、全国民間放送会社及びプロダクション
  • 医療防疫車関連
日立メディコ富士フイルムメディカル、各地方自治体、各社健康保険組合

手がけた車両の一例編集

脚注編集

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  1. ^ a b 当社前の京成電鉄(現:京成トランジットバス)のバス停留所はかつて「京成自工前」であったが、1985年に当社の向かい側に市川市文化会館が開館すると同時に「文化会館」に改称された。なお、当社の所在地については現在も変わっていない。

参考文献編集

外部リンク編集