亭主関白(ていしゅかんぱく)とは、「亭主」が「関白」のようであるということである。亭主はのことであり、この言葉は亭主が関白のように家庭内で威張っている状態を指す。この逆をかかあ天下という[1]

との記載があるが、元々の意味は違う。 元来関白とは天皇を補佐する役職であり、関白のように、亭主を補佐する賢い妻がいる家庭はうまく回ると言う意味であり、平安以来、元来亭主関白という言葉は賢妻を称賛する言葉であった。

現在では冒頭にあるような意味に捉えられているが、転じた原因としては、豊臣秀吉が関白を襲名し、関白がさも最高権利者の代名詞のように一般層に流布されたことと、平民層からなりあがった秀吉に対する貴家からのやっかみが転じたとの説がある。

関白襲名前後の秀吉は自身の老いや死後の不安からか思い込みも強く自身の意見を曲げないことも多かったことから、思い込みが激しく意見を変えない夫をになぞらえ、関白秀吉をもじり亭主関白となっていったとの説もある。

脚注編集

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  1. ^ 西尾実他編著、『岩波国語辞典』第四版第二刷、(1987)、岩波書店:p.757

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