人生地理学(じんせいちりがく)は、1903年牧口常三郎によって書かれた日本の書物。1908年訂正増補8版。

概要編集

牧口は地理学者の志賀重昂に会った際、自身の研究原稿を見せた。志賀は厚さ18cmにもなる牧口の原稿を見てその志に感銘を受け、同書の出版を期待する旨を述べて激励した。更に1903年2月、牧口は衆議院議員選挙の遊説中であった志賀を愛知県三河に訪ね、巻頭に掲載する批評文の執筆を依頼した。

牧口の熱意に打たれた志賀は批評文の執筆を快諾しただけでなく、全体の校閲までも申し出、選挙に当選した志賀は、多忙の中を約半年をかけてゲラ刷りに朱を入れる校閲作業を完了している。また、執筆にあたって、坪井九馬三の助言もあったとされる。出版後、新渡戸稲造柳田國男らの目に留まることになり、新渡戸宅で開催された「郷土会」に牧口は名を連ねている。柳田と共に研究・現地調査を行った記録も残されている。

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