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今日の誓い」(きょうのちかい, "Things We Said Today")は、1964年7月にビートルズが発表した7枚目のオリジナル・シングルビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」のB面曲[注釈 1]である。またイギリス盤公式オリジナル・アルバムビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』収録曲でもある。

今日の誓い
ビートルズシングル
初出アルバム『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
A面 ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
リリース
録音 1964年6月2日3日
ジャンル ロック
時間
レーベル パーロフォン
作詞・作曲 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
ビートルズシングル盤 U.K. 年表
キャント・バイ・ミー・ラヴ
b/w
ユー・キャント・ドゥ・ザット
(1964年)
ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
b/w
今日の誓い
(1964年)
アイ・フィール・ファイン
b/w
シーズ・ア・ウーマン
(1964年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
プリーズ・ミスター・ポストマン
b/w
マネー
(1964年)
ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
b/w
今日の誓い
(1964年)
恋する二人
b/w
ぼくが泣く
(1964年)
ハード・デイズ・ナイト 収録曲
A面
  1. ハード・デイズ・ナイト
  2. 恋する二人
  3. 恋におちたら
  4. すてきなダンス
  5. アンド・アイ・ラヴ・ハー
  6. テル・ミー・ホワイ
  7. キャント・バイ・ミー・ラヴ
B面
  1. エニイ・タイム・アット・オール
  2. ぼくが泣く
  3. 今日の誓い
  4. 家に帰れば
  5. ユー・キャント・ドゥ・ザット
  6. アイル・ビー・バック
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解説編集

レノン=マッカートニーの作品で、実質的にはポール・マッカートニーの作った楽曲である。リード・ヴォーカルはポール・マッカートニー。アルバム『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』にはB面3曲目[注釈 2]に収録された。

この曲はポールがジェーン・アッシャーとバカンスでカリブ海に行った際、ヨットの上で作ったとされる[1]。ポールは「アコースティック・ギターで作ったし、“いつか、今日ここで2人が言ったことを思い出したりするんだろうなぁ”という未来の視点から今の2人を振り返ってるからノスタルジックな曲になった」と語っており[2]、ある意味で後の「フォー・ノー・ワン」の対になっている曲と言える。また、Amコードから入るイントロが印象的で、これはビートルズ解散後のコラージュ・アルバム『ラヴ』の収録曲「グラス・オニオン」にも使われている。

B面曲でありながらポールはこの曲を非常に気に入っていて、1975年から1976年にかけて行われたウイングスのワールド・ツアーの際、実際に演奏された「夢の人」、「ブラックバード」、「イエスタデイ」とともに、アコースティック・セット・コーナーでのビートルズ・ナンバーの候補に挙がっていた。また、現在でもライヴでよくレパートリーに取り上げている。

ザ・ジャガーズの曲「マドモアゼル・ブルース」はこの曲を参考にして作られた。

レコーディング編集

この楽曲は、1964年6月2日にわずか3テイクで録音された。そのうちのテイク1はスタートで失敗したもの、テイク2はリズムトラック、テイク3はリード・ボーカル、タンブリン、ピアノのオーバーダビングに使用された。ちなみにこの時に録られたピアノは、最終ミックスの段階でカットされているが、録音時に他のマイクに入った音がわずかながら聞こえる[3]

プレイヤー編集

クレジットはイアン・マクドナルド英語版によるもの[4]

ステレオ・ヴァージョン編集

「今日の誓い」のリアル・ステレオ・ヴァージョンは1964年7月にリリースされたアルバム『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』ステレオ盤に収録された。長らくステレオ・ヴァージョンはCD化されなかったが、2004年11月に発売された『ザ・ビートルズ ザ・キャピトル・アルバムス Vol.1』CDボックス中のアルバム『サムシング・ニュー』に収録された。

収録作品編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ ただしアメリカ盤は「恋する二人」であった。オリジナル・シングルのうち、 アメリカでB面が変更されたケースはこの曲と「抱きしめたい」のB面曲「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」の2例のみである。
  2. ^ CDでは10曲目
  3. ^ ダブルトラック処理が施されている。

出典編集

  1. ^ Miles, Barry (1997). Paul McCartney: Many Years From Now. New York: Henry Holt and Company. p. 121–122. ISBN 0-8050-5249-6. 
  2. ^ Badman, Keith (2000). The Beatles Off The Record. London: Omnibus. p. 91. ISBN 0-7119-7985-5. 
  3. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. p. 44. ISBN 0-517-57066-1. 
  4. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Second Revised ed.). London: Pimlico (Rand). p. 35-36. ISBN 1-84413-828-3.