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仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー

仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(かめんライダーへいせいジェネレーションズ ファイナル ビルドアンドエグゼイドウィズレジェンドライダー)[3]は、2017年12月9日より東映系で公開された日本の映画作品。

仮面ライダー
平成ジェネレーションズ
FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー
監督 上堀内佳寿也
脚本 武藤将吾
高橋悠也
原作 石ノ森章太郎
出演者 犬飼貴丈
飯島寛騎
渡部秀
福士蒼汰
佐野岳
西銘駿
赤楚衛二
高田夏帆
瀬戸利樹
松本享恭
岩永徹也
松田るか
小野塚勇人劇団EXILE
甲斐翔真
田中卓志
土屋シオン
三浦涼介
水上剣星
前川泰之
大槻ケンヂ
音楽 川井憲次
ats-,清水武仁&渡辺徹
中川幸太郎
主題歌 「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL スペシャル・メドレー」
撮影 倉田幸治
編集 佐藤連
製作会社 「ビルド&エグゼイド」製作委員会
配給 東映
公開 2017年12月9日
上映時間 91分[1]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 12.8億
前作 劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング
仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー(シリーズ前作)
次作 仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判
仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER[2](シリーズ次作)
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キャッチコピーは「衝撃の平成最終章」「新次元の物語[4]最強ヒーロー集結」「凶悪科学者の人類消滅計画に、6人の戦士が立ち上がる。[5]

目次

概要編集

『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』シリーズの第2弾で、特撮テレビドラマ仮面ライダービルド』と『仮面ライダーエグゼイド』をメインとしたクロスオーバー作品[6]。『エグゼイド』としては4本目、『ビルド』としては1本目の劇場作品である。

『ジェネレーションズ』の主旨は、各ライダーの世界観の融合とされている[7]。『エグゼイド』以前の平成仮面ライダーシリーズからは後述のレジェンドライダーたちがゲストとして登場し、ストーリー面でもこれらのレジェンドライダーのテレビシリーズのその後が描かれる[8][9]。また、『仮面ライダーW』以降の作品にたびたび登場する敵組織・財団Xも再登場する[10]ほか、『ビルド』から仮面ライダービルド ラビットタンクスパークリングフォーム / フェニックスロボフォームと仮面ライダーグリスがテレビシリーズに先駆けて登場する[11][12]

本作品の見所について、主演の犬飼貴丈は「お寿司の特上セットのような豪華な映画」[13]赤楚衛二は「歴代仮面ライダーたちの戦いを見て龍我が戦う意味を見つけるまでの葛藤と、仮面ライダーとはどんな存在なのかを改めて教えてくれる内容」と、それぞれ語っている[14]

白倉P曰く、タイトルに銘打ってある「FINAL」には恒例となっていた春公開の仮面ライダー映画を今後はやらないという意味も込めており、本作品に冬映画と春映画の2本分の総力を結集したと自身のTwitterアカウントで語っている[15]

キャスティングと反響編集

本作品では主役であるビルドとエグゼイドのほか、レジェンドライダーとしてゴースト鎧武フォーゼオーズとその相棒アンクが、当時と同じキャストで登場する[16]。プロデューサーの大森によれば、「レジェンドライダーの出演はレジェンドプロデューサーのお力をお借りしました。ビルドのテレビ放送を見ながらお越しいただくと、より楽しめるようにしております」とコメントしている[17]。また、それぞれの作品を代表して各ライダーを支えたキャストも出演する[18]

配給の東映によれば、2017年10月3日に発表された渡部秀三浦涼介福士蒼汰佐野岳西銘駿の出演告知のツイートは、東映映画公式Twitterアカウントの史上最高となる1日で5万リツイートと5万いいねを記録したという。また、Yahoo!話題のツイートでも関連ワードが上位を独占し、話題のキーワード全20中15が本作品関連のものとなるなど、大反響を呼んだ[19]

各作品との関連性編集

仮面ライダービルド
『ビルド』のテレビシリーズにも密接に関わりのある内容になっており、テレビシリーズでの葛城巧殺害事件との関連を示唆している[20][21]時系列上ではテレビシリーズの第14話と第15話の間の話となっている[22][23][注釈 1]。本作品で世界に起こる超常現象がスカイウォールの存在する『ビルド』の世界と、スカイウォールの存在しない『エグゼイド』の世界を同時に存在させている[21][24][25]。テレビシリーズ第23話からは、最上魁星が開発したカイザーシステムの流れを汲むエンジンブロス、リモコンブロス、それらが合体したヘルブロスが登場する[26]
仮面ライダーエグゼイド
『エグゼイド』のテレビシリーズおよび『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』の後日談として位置付けられており[27][28]、物語の時系列上では『トゥルー・エンディング』のクロージングでエグゼイドとビルドが対峙した1週間後から始まる[29]。このため、『トゥルー・エンディング』から2年後を描いた『仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング』よりは前の話となる[30][31]
仮面ライダーゴースト
『ゴースト』のテレビシリーズおよびVシネマ『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダー スペクター』の後日談として位置づけられている[32]。また、前年の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』でのエグゼイドとの共演を踏まえた会話が存在する。
仮面ライダー鎧武/ガイム
『鎧武/ガイム』のテレビシリーズの後日談として位置付けられており[33]、神と同等の万能の力を得て“始まりの男”となった紘汰が、平行世界の危機を解決すべくスカイウォールの存在する世界に現れる[33][34][35][36]
仮面ライダーフォーゼ
『フォーゼ』のテレビシリーズ最終回から5年後(時代設定では2017年)を描いた映画『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』の「フォーゼ編」の前日譚に当たる側面を持ち合わせており、弦太朗が新・天ノ川学園高校の教師となっている設定も同作品に準じている[8][36]
仮面ライダーオーズ/OOO
映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』より後の映司とアンクが描かれる[9]

制作編集

本作品の脚本は、『ビルド』メインライターの武藤将吾と『エグゼイド』メインライターの高橋悠也によって共同執筆された[37]。最初のスタッフ打ち合わせで出た案を武藤がまとめて原案を起こし、これをもとに高橋がエグゼイドを中心としたものを執筆、さらに武藤がビルドの要素を加えていき、以後は交互に修正を加えていくというかたちで完成へと至った[37][注釈 2]。執筆当初は『ビルド』本編の内容が固まっておらず、セリフもない状態であったという[37]。初期は桐生戦兎の記憶喪失にまつわる物語が想定されていたが[注釈 3]、戦兎が思い悩むよりもレジェンドライダーと同等のヒーロー像とする方がふさわしいため、万丈龍我が戦う意味を見出す物語に改められた[38]

『ビルド』ではスカイウォールの存在が他の作品と大きく異なるため、『ビルド』は『エグゼイド』とはパラレルワールドであると位置づけられ、物語もパラレルワールドを巡るものとなった[37]。『エグゼイド』テレビ終盤や劇場版でのビルドの登場は本作品への伏線として用意されたものであったが、本作品の内容への関連づけには難航したという[37]

登場するレジェンドライダーは最初から決定していたが、オリジナルキャストが出演できるかどうかは未定であったため、出演が確定した部分から作り込みが行われていった[37]。歴代作品との関連づけについては各作品のプロデューサーからの意見も取り入れられている。財団Xの登場は、『オーズ』や『フォーゼ』に関連しているほか、『エグゼイド』のスピンオフ『仮面ライダーブレイブ』での登場を補完する意味合いもあった[37]

評価編集

2018年1月9日時点で観客動員100万人(興行収入約11億9000万円)を達成した。これは前作『平成ジェネレーションズ』との対比で動員133.8%及び興行収入133.0%の記録となる。また仮面ライダーシリーズの映画での動員100万人超えは2012年公開の『MOVIE大戦アルティメイタム』以来5年ぶりとなり、興行収入10億円超えは2013年公開の『戦国MOVIE大合戦』以来4年ぶりとなる[39]

ストーリー編集

桐生戦兎 / 仮面ライダービルドと万丈龍我 / 仮面ライダークローズは、スマッシュの目撃情報を受けて現場へ向かうが、そこにこの世界には存在しないはずのバグスターウイルスの変異体・ネビュラバグスターが現れる。戦いの中、龍我は謎の戦士・カイザーが操る装置・エニグマによって平行世界へ転送される。

龍我が転送された先はスカイウォールが存在せず、宝生永夢 / 仮面ライダーエグゼイドたちが存在する世界だった。エニグマの起動によって、ビルドの世界の地球にエグゼイドたちの世界の地球が送り込まれ、24時間後には2つの地球が激突し、どちらとも消滅するという状況に陥る。平行世界の存亡を脅かす危機に戦兎はレジェンドヒーローたちと力を合わせながら、衝突を阻止しようと試みる[40]

登場人物編集

本作における『ビルド』側と最上魁星を除く登場人物はスカイウォールの存在しない世界の出身者である。

最上 魁星もがみ かいせい
本作のカギを握る人物。いずれも自らが考案したカイザーシステムによってカイザーに変身する[10]
『ビルド』テレビシリーズ第27話では、ヘルブロスを見た戦兎の回想として、彼等がバイカイザーとなるシーンが使用されている。
  • 企画段階では両世界の最上は同じ性格であったが、大槻ケンヂの出演が決定したことにより異なる性格となった[41]
ビルド世界の最上魁星[36] / カイザー
物静かな性格の持ち主。東都先端物質学研究所の元科学者[42]として、スカイウォールを介して平行世界が存在する論文を発表し、スカイウォールにバグスターウイルスがあるのを発見し、平行世界移動装置「エニグマ」を開発しようとしたが、政府の予算が下りず、研究所を辞め、難波重工に招聘された[10]。そして、かつて自身の助手だった葛城巧と共に、エニグマを開発するが、葛城と揉め合った際にシステムの誤作動で左半身を失い、現在は機械の身体として生き長らえている。
エニグマの力で地球同士を衝突させようとする一方でもう一人の自分と融合して不老不死の肉体を得ようとしている。
エグゼイド世界の最上魁星[36] / カイザーリバース[43]
五体満足にして陽気な性格であり、白い帽子と服を着用している。「ファンキー」が口癖で、部屋の内装もエキセントリックなものとなっている。よく右腕を回している。財団Xの幹部として、複製したコアメダルやアストロスイッチからグリードやホロスコープスを生み出す。

本作品オリジナルの戦士・怪人編集

数値のデータは、コレクターズパックの「DATE FILE」より。

仮面ライダービルド エグゼイドフォーム編集

  • 身長:205.0cm
  • 体重:97.0kg
  • パンチ力:5.7t
  • キック力:10.2t
  • ジャンプ力:ひと跳び43.1m
  • 走力:100mを3.2秒

桐生戦兎がドクターフルボトルゲームフルボトルを用いて変身する、ビルドのレジェンドライダーフォーム[44]

変身音声は「エグゼイド!マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX(エックス)!」。

ベルトがビルドドライバーである以外はエグゼイド アクションゲーマー レベル2とまったく同じ容姿である。変身時には白を基調としたドクターハーフボディと、ピンクを基調としたゲームハーフボディが形成されるが、それ等と異なるエグゼイドの容姿に変化する。

エグゼイドの武器であるガシャコンブレイカー(ハンマーモード)と、ビルドの武器であるドリルクラッシャーを使用する。必殺技は未使用。

カイザーシステム編集

最上魁星が、ネビュラガスとバグスターウイルスを融合して完成させた生物兵器。変身の際に各ギアをネビュラスチームガンに挿し込むことで「ギア〇〇(装填したギア名)!」の音声が流れ、トリガーを引くことで「ファンキー!」の音声と共に黒煙に覆われ、全身がそれぞれの色の歯車型のエネルギー体に包まれ、変身が完了する。

共通して上半身の片側に歯車型の装甲を持ち、それをエネルギー体として巨大化させ、回転させたり投擲して攻撃する。変身するのに多くのバグスターウイルスを必要とするため、エニグマを開発した。葛城巧はこのシステムを母体にトランスチームシステムを開発した。後に内海が難波重工の技術で改良品のヘルブロスを作り上げた。

各怪人
カイザー
ビルド世界の最上魁星がギアリモコンを用いて変身した姿。左半身に青い歯車の装甲を持つ。顔は左目の単眼が剥き出しで左耳には触角状のアンテナが生えた赤い歯車のバイザーの片割れがあり、右横顔にはテレビのリモコンのような意匠がある。
カイザーリバース
エグゼイド世界の最上魁星がギアエンジンを用いて変身した姿。右半身に赤い歯車の装甲を持つ。こちらは右目の単眼が剥き出しで右耳には触角状のアンテナが生えた青い歯車のバイザーの片割れがあり、左横顔にはバイクのエンジンのような意匠がある。
バイカイザー
各世界の最上魁星がギアリモコンギアエンジンを用いて、融合して生まれるカイザーシステムの最終形態。
それぞれネビュラスチームガンにギアを同時に差し込むことで「ファンキーマッチ!」の音声が鳴り、「バイカイザー」の掛け声とともにトリガーを引き、「フィーバー!」の音声の直後に2人の最上の半身(財団Xの最上の右半身が赤い炎で、ビルドの世界の最上の左半身が青い炎で消滅後、財団Xの最上が左半身、ビルドの世界の最上が右半身を構成するために赤と青の稲妻を伴いながら合体)が合わさり、黒煙に包まれながら黒一色のシンプルなボディを形成した後、赤と青の歯車型の装甲を身に纏い、「パーフェクト!」の音声と共に変身が完了する。
頭部はそれぞれ合体前の横顔にあったリモコンやバイクの意匠が耳の辺りに移動、顔の正面にはそれぞれ左右の耳から移動した触角状のアンテナが生えた歯車型(右が赤、左が青で血走ったような模様がある黄色い複眼状の釣り目になっている)のバイザーが合体する形で装着され、その外見は仮面ライダーに似ている。赤と青のカラーリングもラビットタンクのビルドやレベル99のパラドクスと共通する。戦闘力はムテキのエグゼイドとスパークリングのビルドを同時に相手にできるほど高い。しかし劇中では戦兎と永夢が最上の予定よりも早く二つの世界を結合したことで、最上は不老不死の肉体を得ることができず次第に二人に圧倒され、最後は二人が放ったダブルライダーキックを喰らい、エニグマ諸共爆散した。
共通ツール・技
ネビュラスチームガン
カイザーシステム共通のガス銃型変身武器。
ギア
カイザーシステムの変身に用いられるアイテム。中央部には歯車のデザインが描かれている。ネビュラスチームガンを装填することで、対応する姿に変身する。
ファンキードライブ
ネビュラスチームガンにギアをもう一度装填することで発動する技。
カイザー
ネビュラスチームガンから青い歯車型のリングを通して青い弾丸を放つ。
カイザーリバース
ネビュラスチームガンから赤い歯車型のリングを通して赤い弾丸を放つ。または右足に赤い光を纏わせて回し蹴りを放つ。

その他編集

ネビュラバグスター[45]
  • 身長:200.0cm
  • 体重:89.0kg
ネビュラガスの力で変異したバグスターウイルス。ゲーマドライバーを使用するエグゼイドたち、もしくはエグゼイドフォームにビルドアップしたビルドかビルドガシャットを装填したガシャコンウェポンでしか倒せない[40][注釈 4]
Xガーディアンエックスガーディアン[45]
  • 身長:188.0cm
  • 体重:103.0kg
財団Xが所持する機械兵士。顔と胸部に「X」という文字が刻まれており、エニグマから無数に生み出される。

本作品の舞台・世界設定編集

EX-AID World[46]
『仮面ライダーエグゼイド』の世界。スカイウォールが存在しない。エグゼイドたちゲームライダーだけでなく、オーズやフォーゼやゴーストなどもこちらの世界のライダーとして登場。新・天ノ川学園高校や大天空寺なども、こちらの世界に存在する。
Build World[46]
『仮面ライダービルド』の世界。紘汰 / 鎧武もこの世界に降り立つ。

関連用語・アイテム編集

仮面ライダービルドガシャット
仮面ライダービルドの力が込められたライダーガシャット。『エグゼイド』テレビシリーズの第44話と最終話にて、檀黎斗がビルドとの戦闘データを基に開発した[47]。ビルドのデータで作られたことから、システム音声はビルドドライバーと同じになっている。
エニグマの影響で変身不可能となったドクターライダーたちが他のガシャットと併用することで、変身を可能にする[48]が、副作用による負担が大きく、変身時間が限られてしまう。本作品では御成におだてられた黎斗が量産に成功しているが、副作用は軽減できていない。
どちらのスロットに装填しても、ドライバーのレバーを開くと「ラビットタンク!ウサギと戦車!ベストベストマッチ!イェーイ!」の音声が流れる。必殺技はガシャコンウェポンを使用した「ライダークリティカルフィニッシュ」。
劇中では、ブレイブ クエストゲーマーレベル2、スナイプ シューティングゲーマーレベル2、レーザーターボ バイクゲーマーレベル0、ゲンム ゾンビアクションゲーマーレベルX-0への変身に用いられた。
エニグマ[45]
最上魁星が開発した、巨大な手を模した平行世界移動装置だが、真の完成形は平行世界合体装置である。2つの世界にそれぞれ1機だけ存在(ビルド世界は青、エグゼイド世界は赤を基調)しており、ビルド世界の物は葛城巧との共同開発である。
ネビュラバグスターをエネルギー源として稼働し、次元に穴を開けて別世界の対象物を引き寄せる。起動するとゲーマドライバーとガシャットが使用不能となるため、葛城巧が変身したビルドはエニグマを介してエグゼイドの世界へと行き、ドライバーが使用不能になる前にエグゼイドの成分を抜き取った。
  • デザインは『宇宙鉄人キョーダイン』に登場するガブリンをモチーフとしている[49]
  • デザインを担当した石森プロの田嶋秀樹は、本作品に福士蒼汰が出演することから、自身が『キョーダイン』のリメイクキャラクターを手がけた『仮面ライダーフォーゼ THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!』でやりきれなかったガブリンを用いることを提案し、手を繋ぐことで2つの世界を繋げるという表現が作品内容に合致していたため、採用された[49]
  • また、エグゼイド世界の赤い個体は東映の別作品のキャラクターもモチーフとしている[49]
エグゼイドフルボトル
本作品のキーアイテムの1つ。内部にはエグゼイドの成分が宿っている[47]
劇場版『トゥルー・エンディング』エンドロール後のシーンにて、ビルドがエグゼイドと多数のバクスターウイルスの戦闘に乱入し、バクスターやパラドクスを撃破した後にエンプティボトルを使用し、エグゼイドの成分を採取して完成させた。
その代償として永夢の変身能力が喪失するという事態を引き起こした[50]
成分採取時点で既に浄化後のフルボトルと同様の形だったが、浄化することによって、下記のドクターフルボトルとゲームフルボトルの2つに分かれた。
ドクターフルボトル
エグゼイドボトルを浄化してできたフルボトルの1つ。色は白。
ゲームフルボトル
エグゼイドボトルを浄化してできたフルボトルの1つ。色はピンク。
エグゼイドの力を持つため、ネビュラバグスターを倒せる。パラドはこれを用い、別世界にいる永夢と連絡を取っている。ただし使用し続けるとボトルの成分とパラド自身のウイルスが反応し、パラドの体力を消耗させてしまう。

キャスト編集

声の出演編集

  • ムサシゴースト、ノブナガゴースト、グリムゴースト - 関智一『仮面ライダーゴースト』
  • 仮面ライダーグリス - 武田航平[54]『仮面ライダービルド』[注釈 6]

スーツアクター編集

各作品で主役仮面ライダーを演じた高岩成二は、本作品ではビルドをメインで担当したほか、オーズ・フォーゼ・鎧武も一部担当した[55]。高岩は、プロデューサーの高橋一浩から変身直後だけでも各レジェンドライダーを演じてほしいとの要望を受けていたが、スケジュールの都合によりエグゼイドとゴーストを演じることは実現に至らなかった[55]

スタッフ編集

音楽編集

主題歌「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL スペシャル・メドレー」
『仮面ライダービルド』より「Be The One」
作詞・作曲・編曲 - 小室哲哉浅倉大介 / 歌 - PANDORA feat. Beverly
『仮面ライダーエグゼイド』より「EXCITE
作詞 - Kanata OkajimaDaichi Miura / 作曲 - Carpainter、Kanata Okajima / 歌 - 三浦大知
『仮面ライダーゴースト』より「我ら思う、故に我ら在り
作詞・作曲 - 綾小路翔 / 編曲 - 木内健 / 歌 - 氣志團
『仮面ライダーフォーゼ』より「Switch On!
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - 土屋アンナ
『仮面ライダー鎧武』より「JUST LIVE MORE
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - 鳴瀬シュウヘイ / 歌 - 鎧武乃風
『仮面ライダーオーズ』より「Anything Goes!
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - 大黒摩季
『オーズ』、『フォーゼ』、『鎧武』、『ゴースト』、『エグゼイド』、『ビルド』のテレビシリーズのOP主題歌によるメドレー[62]。「仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwith レジェンドライダー オリジナルサウンドトラック」に収録される。

映像ソフト化編集

2018年5月9日発売。Blu-ray / DVDでリリース。

  • 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー DVD通常版(1枚組)
    • 映像特典
      • TRAILER
  • 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー DVDコレクターズパック(2枚組)
    • ディスク1:本編DVD
      • 映像特典
        • TRAILER
    • ディスク2:特典DVD
      • 映像特典
        • メイキング
        • 完成披露会見
        • 完成披露上映会舞台挨拶
        • 公開初日舞台挨拶(東京)
        • 公開二日目舞台挨拶(大阪)
        • 大ヒット御礼舞台挨拶
        • SPOT集
        • DATA FILE
        • POSTER GALLERY
      • 音声特典
        • 仮面ライダー決め台詞音声トラック集
    • 初回限定特典
      • 特製スリーブケース
  • 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー Blu-ray+DVDセット コレクターズパック(2枚組)
    • ディスク1:本編Blu-ray
      • 映像特典
        • メイキング
        • 完成披露会見
        • 完成披露上映会舞台挨拶
        • 公開初日舞台挨拶(東京)
        • 公開二日目舞台挨拶(大阪)
        • 大ヒット御礼舞台挨拶
        • SPOT集
        • DATA FILE
        • POSTER GALLERY
        • TRAILER
      • 音声特典
        • 仮面ライダー決め台詞音声トラック集
        • オーディオ・コメンタリー(監督:上堀内佳寿也×脚本:武藤将吾&高橋悠也×プロデューサー:大森敬仁&高橋一浩)
    • ディスク2:本編DVD
      • 映像特典
        • TRAILER
    • 初回限定特典
      • 特製スリーブケース

関連作品編集

仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング
2018年発売の『エグゼイド』のVシネマ作品。『トゥルー・エンディング』の2年後を舞台とする[31]

関連動画編集

『真冬のヒロイン対談スペシャル』
映画公開記念として、東映特撮ファンクラブで2017年11月25日より3週連続で配信されたヒロイン対談動画[63]
出演
  • 松田るか
  • 高田夏帆
『3分でわかるレジェンドライダー』
東映特撮YouTube Officialで配信。戦兎と龍我がオーズからゴーストまで5人のレジェンドライダーを紹介する内容となっている[64]

脚注編集

注釈編集

  1. ^ ただし、ラビットタンクスパークリングに対しての認知や、第14話ラストで惣一から幻徳がナイトローグであると告げられたが、戦兎が幻徳と元のように会話しているなど相違点がある。
  2. ^ プロデューサーの大森敬仁は、武藤がテレビシリーズにかかりきりになるため高橋が9割方執筆することを想定していたが、ビルド側のセリフは武藤でなければ書けなかったため共同執筆という形とした[38]。両者ともこのような共作の形は一般的ではなく、初めての試みであったことを述べている[37]
  3. ^ 本編で戦兎がパラドに告げるセリフはその名残である[38]
  4. ^ 前作『トゥルー・エンディング』および本作での流用シーンでは、通常のバグスターにはビルドの攻撃が通用しているシーンが存在している。
  5. ^ エンドクレジットでは「最上魁星 / カイザー / バイカイザー」と表記。
  6. ^ 公開当時キャストは未発表だったため、エンドクレジット及びパンフレットには「???」と表示されていた。

出典編集

  1. ^ 仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー”. イオンエンターテイメント. 2018年1月2日閲覧。
  2. ^ “平成仮面ライダー20作記念映画!『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』12月22日公開”. シネマトゥデイ (シネマトゥデイ). (2018年8月3日). https://www.cinematoday.jp/news/N0102640 2018年8月3日閲覧。 
  3. ^ ニュース|仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL | 衝撃のレジェンドライダー完全復活!!”. テレビ朝日. 2017年11月26日閲覧。
  4. ^ 12/9(土)公開『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL』のティザービジュアル解禁!!最後の『平成ジェネレーションズ』で計測不能の 化学反応(ベストマッチ)が起きる!?”. ハイパーホビー. 2017年11月26日閲覧。
  5. ^ 映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイド with レジェンドライダー』ポスタービジュアル&追加ゲストキャスト解禁!!|東映[映画]”. 東映. 2017年11月26日閲覧。
  6. ^ 仮面ライダーエグゼイド&ビルド共演「平成ジェネレーションズ FINAL」公開日決定”. 映画ナタリー. 2017年11月26日閲覧。
  7. ^ 仮面ライダービルド 第15話 桐生戦兎をジャッジしろ!”. 東映. 2017年12月10日閲覧。
  8. ^ a b 仮面ライダービルド 第12話 陰謀のセオリー|東映[テレビ]”. 東映. 2017年11月26日閲覧。
  9. ^ a b 仮面ライダービルド 第13話 ベールを脱ぐのは誰?|東映[テレビ]”. 東映. 2017年11月26日閲覧。
  10. ^ a b c 仮面ライダービルド 第14話 偽りの仮面ライダー | 東映[テレビ]”. 東映. 2017年12月3日閲覧。
  11. ^ スーパーてれびくん冬 2017, p. 7, 「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」
  12. ^ 宇宙船159 2017, pp. 29、38.
  13. ^ 宇宙船vol.158 (ホビージャパンMOOK 824) 2017, p. 33, 犬飼貴丈インタビュー
  14. ^ 宇宙船vol.158 (ホビージャパンMOOK 824) 2017, p. 35, 赤楚衛二インタビュー
  15. ^ @cron204の2017年12月13日のツイート2018年1月6日閲覧。
  16. ^ a b c d e f “<仮面ライダーオーズ復活!渡部秀インタビュー>三浦涼介とのバディは「当時のまんま」 “あれから6年”改めて振り返る”. モデルプレス (株式会社ネットネイティブ). (2017年10月3日). https://mdpr.jp/interview/detail/1718737 2017年10月3日閲覧。 
  17. ^ “『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』 ファンミーティング“後夜祭レベル99”[10月3日(火)実施のご報告 東映[映画]”]. 東映 (東映). (2017年10月11日). http://www.toei.co.jp/release/movie/1210686_979.html 2017年10月11日閲覧。 
  18. ^ @kamenghost_toeiの2017年10月3日のツイート2017年10月11日閲覧。
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参考文献編集

外部リンク編集