伊木輔
伊木輔（いき たすく、1980年1月6日 - ）は、日本の演出家、脚本家、ボイストレーナー。別世界カンパニー代表。東京都出身桐朋学園大学短期大学部専攻科演劇専攻を卒業。
| いき たすく 伊木輔 | |
|---|---|
| 生年月日 | 1980年1月6日（44歳） |
| 出生地 |
 日本・東京都 |
| 身長 | 188cm |
| 血液型 | A型 |
| 職業 | 演出家、脚本家、ボイストレーナー |
| ジャンル | 舞台、映画、テレビドラマ |
| 活動期間 | 1996年 ‐ |
| 所属劇団 | 別世界カンパニー |
| 公式サイト | http://www.bessekai.com/ |
人物・経歴 編集
高校時代から4年間プロダクション（同期に小栗旬など）に所属しドラマやCMで活躍。その後、桐朋学園大学短期大学部専攻科演劇専攻を卒業、在学中より演出家・蜷川幸雄に師事。卒業後、ニナガワ・カンパニー・ダッシュ[1]に所属し渋谷Bunkamuraシアターコクーンやベニサン・ピット等で活動[2]。その後、ニューヨークに演劇遊学、ブロードウェイHBスタジオ等（出身に、ロバート・デ・ニーロ、ウーピー・ゴールドバーグなど）を転々としながら修業。 帰国後、現在は別世界カンパニーにて演出・劇作を担当しながら、外部への客演・書き下ろし・演出・アメリカでの活動を生かしアクティング&ボイストレーナーを務める。
2008年『新撰組伝』（墨田区後援・Lotte＆東映太秦撮影所協力）では『スーパーモーニング』で特集を取り上げられ話題になった。2009年7月に『赤い鳥の居る風景』、10月には『夏の夜の夢』を演出、各評論家や観客より絶賛を浴びる。いずみたくの劇場アトリエフォンテーヌ[3]では閉館公演を担当主演・演出を見事両立、演劇界の一つの歴史に華を手向けた。2009年11月『演技』&『演出』を深め本番同様のセットを建て込み稽古をするスタジオ「ほったら貸しスタジオ」の芸術監督となる。
昨今は、ニューヨーク留学時より薦められていたシアトルにあるTHE・パシフィックインシティテュートという、世界最高峰のコーチング教育機関[4]で日本人舞台演出家として初となる「米国ディプロマ国際修了証」を取得。コーチング術を極め、多方面に渡り、日本では学べない演技・発声方法を伝授し、素人タレント&アイドルを短期間で名優に育てた。以降も現在までにハイペースで仕事を請け負っている。
2013年7月には、さとう珠緒主演、波田陽区初舞台公演の作&演出、12月に『新撰組結成150周年記念･新撰組伝･新章』で、主演を務めるはずだった桜塚やっくんの意志を受け継ぎ、代役に岸田健作を起用。 以後、いしだ壱成、堀川りょう、松本梨香等、様々な俳優・タレント・声優等と古典や現代劇・ミュージカル等を独自にコラボレーションし、若手実力派として期待されている。
2017年8月に(株)ニナガワカンパニー[5]より特別な許可を受け、蜷川幸雄の出したダメ出しを整理し別世界カンパニー公式ホームページに随時アップしており、劇作や演出にもそれを応用している[6]。
出演作品 編集
舞台 編集
- 裁判員劇公演「東京地裁刑事第201号法廷」(2007年5月、角筈区民ホール(新宿区)) 主催：東京弁護士会
- シンクロナイズ・プロデュース第19回公演「『おしっこ』僕のヒーロー探し」(2007年8月、ベニサン・ピット)
脚注・出典 編集
- ^ “ニナガワ・スタジオの歴史”. NINAGAWA STUDIO. 2019年3月16日閲覧。
- ^ “16年前からpart3”. 伊木輔のブログ。. 2019年3月16日閲覧。
- ^ “麻布十番の劇場「アトリエフォンテーヌ」、35年の歴史に幕”. 六本木経済新聞. 2018年10月25日閲覧。
- ^ 米国、英国両政府に多大な実績を残すこの機関は、世界最高レベルのアドバイザーを育成する目的であり、オリンピック選手やフォーチュン企業60%、世界諸政府機関、軍関係等に導入、また、アパルトヘイト終結やアイルランド紛争終結にも貢献し、ギャングの低年齢化を改善、ロサンゼルスの治安維持にも多大な貢献している世界最高峰教育機関
- ^ “（株）ニナガワカンパニー設立の目的”. （株）ニナガワカンパニー. 2017年12月4日閲覧。
- ^ “―蜷川幸雄氏に貰った言ノ葉集ー”. 別世界カンパニー公式HP. 2017年12月4日閲覧。