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伊藤 有希 (いとう ゆうき、1994年5月10日 - )は、北海道下川町出身の女子スキージャンプ選手である。北海道下川商業高等学校卒、土屋ホーム所属。2014年ソチオリンピック日本代表2013年世界選手権混合団体金メダリスト。2015年2017年個人銀メダリスト、スキージャンプ・ワールドカップ女子5勝。

伊藤 有希
Yuki Ito Courchevel2013.jpg
基本情報
フルネーム Yuki Ito
誕生日 (1994-05-10) 1994年5月10日(25歳)
出身地 日本の旗 日本
北海道上川郡下川町
身長 161cm
選手情報
クラブ 土屋ホーム
使用メーカー フィッシャー
ワールドカップ
シーズン 2011年 -
優勝回数 5
他の表彰台 13
表彰台獲得数 18
 
獲得メダル
ノルディックスキー世界選手権
2013 バルディフィエメ 混合団体
2015 ファールン 個人ノーマルヒル
2015 ファールン 混合団体
2017 ラハティ 個人ノーマルヒル
2017 ラハティ 混合団体
スキージャンプ・ワールドカップ
2013 - 2014シーズン 総合成績
2016 - 2017シーズン 総合成績
最終更新日:2017年3月12日
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来歴・人物編集

父方に伊藤直人をはじめ全国大会上位に入賞したジャンプ選手を持ち、母方には実母の北嶋真智恵 (留萌中-札幌第一-日体大)などアルペンの全国大会上位入賞者を持つスキー一家である。弟の伊藤将充もスキージャンプ選手。4歳の時、父の伊藤克彦がコーチを務める下川ジャンプ少年団でスキージャンプを始めた。2006年夏には日本最年少の小学6年生にして大倉山ジャンプ競技場 (ラージヒル)を飛んで注目を集める。

翌2007年3月に札幌で行われたFISコンチネンタルカップでは日本人最高の4位入賞を果たし、翌日には2本目に最長不倒の95mをマークして3位に浮上し、女子コンチネンタルカップ史上最年少で表彰台に登った[1]。2009年2月にはリベレツ (  チェコ)で開催された世界選手権に初出場。2011年3月9日、蔵王ジャンプ競技場でのコンチネンタルカップで国際大会初優勝を果たした[2]

2011年はエストニアオテパーで開催されたノルディックスキージュニア世界選手権2011ドイツ語版に出場し3位。

2013年2月にヴァル・ディ・フィエンメ (  イタリア)で開催された世界選手権の混合団体に伊東大貴高梨沙羅竹内択とともに出場し、金メダルを獲得。

2013年4月、同郷の葛西紀明が監督を兼務する土屋ホームへ入社。2013-14シーズンのワールドカップでは序盤の2戦を除いて一桁順位の成績を残し続け、2014年1月18日に蔵王で行われたワールドカップで2位に入り、初めて表彰台を獲得した。ソチオリンピック (  ロシア)では、1本目で97.5mを飛んで10位につけると、2本目は全選手中2位の101.0mを飛んで順位をあげ7位入賞を果たした。競技後、「2回目は吹っ切れた感じで、納得できるジャンプができた。本当に充実した五輪だった」とコメント。ただ1回目の出来には納得がいかず、「そろえられなかったのが残念」とコメントした[3]。五輪後のW杯でも安定した成績を残し、4度表彰台を獲得。最終戦プラニツァ大会の結果により逆転で総合3位入賞を達成した。このシーズンは個人戦16戦に出場し、14戦で一桁順位に入った。

2014-15シーズンは開幕よりW杯での表彰台獲得はなく、世界選手権までの最高成績は2月1日のヒンツェンバッハ大会での4位。2月20日、ファールン (  スウェーデン)で開催された世界選手権個人ノーマルヒルでは1本目89.0mで4位となると、2本目で93.0mを飛んで2位に順位をあげ、銀メダルを獲得した。混合団体でも銅メダルを獲得。世界選手権後の宮様国際では高梨を抑えて4年ぶりにノーマルヒル、ラージヒルの2冠を達成。W杯は3月13日の最終戦オスロ大会でも7位でシーズンを通して表彰台は獲得できなかったが、総合で5位に入った。

2015-16シーズンはワールドカップ第3戦のニジニ・タギルで2位となり2シーズンぶりにワールドカップ表彰台に立った。その後、第7戦蔵王で5位に入るが、表彰台はならず。第15戦のラハティで3位に入り、総合8位となった。

2016-17シーズンはワールドカップ開幕戦・第2戦のリレハンメルで連続2位、第5戦オーベルストドルフで3位に入り、好位を維持する。そして、第7戦札幌で1本目に95.0mで首位に立ち、2本目はこの日の最長不倒となる96.0mを飛んで、2位の高梨沙羅を12ポイント以上の差をつけて、ワールドカップ初優勝達成すると、翌週蔵王での第9・10戦で連勝、韓国・平昌での第17戦、オスロでの最終戦で合計5勝を挙げ、自己最高の総合2位に入った。またラハティで開催された世界選手権では2大会連続の個人銀メダルと混合団体銅メダルを獲得した。

主な成績編集

冬季オリンピック編集

ノルディックスキー世界選手権編集

FISワールドカップ編集

個人総合成績
シーズン 総合 優勝 準優勝 3位
2011/12 20位 0回 0回 0回
2012/13 18位 0回 0回 0回
2013/14 3位 0回 3回 2回
2014/15 5位 0回 0回 0回
2015/16 8位 0回 1回 1回
2016/17 2位 5回 4回 2回
2017/18 4位 0回 1回 2回
2018/19 0回 0回 0回
合計 ---- 5回 9回 7回

表彰台編集

ワールドカップ個人表彰台
シーズン 開催日 開催地 ヒルサイズ 成績
2013/14 1月18日   蔵王 100 準優勝
3月1日   ルシュノヴ英語版 100 3位
3月8日   オスロ 134 3位
3月15日   ファルン 100 準優勝
3月22日   プラニツァ 139 準優勝
2015/16 12月13日   ニジニ・タギル 97 準優勝
2月19日   ラハティ 100 3位
2016/17 12月2日   リレハンメル 100 準優勝
12月3日 準優勝
1月7日   オーベルストドルフ 137 3位
1月14日   札幌 100 優勝(1)
1月15日 準優勝
1月20日   蔵王 103 優勝(2)
1月21日 優勝(3)
1月28日   ルシュノヴ 100 3位
2月15日   平昌 109 優勝(4)
2月16日 準優勝
3月12日   オスロ 134 優勝(5)
2017/18 12月2日   リレハンメル 98 3位
1月21日   蔵王 102 準優勝
3月11日   オスロ 134 3位
混合団体
シーズン 開催日 開催地 ヒルサイズ 成績 メンバー
2013/14 12月6日   リレハンメル 100 優勝 伊藤有希 伊東大貴 高梨沙羅 竹内択
女子団体
シーズン 開催日 開催地 ヒルサイズ 成績 メンバー
2017/18 12月16日   ヒンターツァルテン 108 優勝(1) 伊藤有希 岩渕香里 勢藤優花 高梨沙羅
1月20日   蔵王 102 優勝(2) 岩渕香里 勢藤優花 伊藤有希 高梨沙羅

その他の国際大会編集

  • FISスキージャンプ・コンチネンタルカップ
    • 2006/07シーズン - 個人総合26位 - 3位 (2007年3月10日札幌・宮の森)
    • 2007/08シーズン - 個人総合31位
    • 2008/09シーズン - 個人総合25位
    • 2009/10シーズン - 個人総合27位
    • 2010/11シーズン - 個人総合17位 - 優勝 (2011年3月9日・蔵王)

国内大会編集

サマージャンプ大会

脚注編集

  1. ^ 松原孝臣「世界ジュニアで初メダル、躍進する日本ジャンプ女子」『Sports Graphic Number』2011年2月24日号、文藝春秋、2011年、雑誌26854・2・24、109頁
  2. ^ FIS Continental Cup Ski Jumping Ladies 蔵王大会で伊藤有希が初優勝 日本スキー連盟 競技報告 2011年3月10日
  3. ^ 伊藤有希入賞 2回目に「吹っ切れた」 ジャンプ ソチ五輪2014日刊スポーツ2014年2月12日

外部リンク編集