伊藤茂利

日本のギタリスト・作曲家・編曲家

伊藤 茂利(いとう しげとし)は、日本のギタリスト作曲家編曲家音楽プロデューサー映画プロデューサー映画音楽監督。東京都出身。

伊藤 茂利(いとう しげとし)
出身地 日本の旗東京都品川区
職業

人物・来歴 編集

高校時代に、来日中のジャズピアニストのマル・ウォルドロン氏に電話越しにギターを聞いてもったことがきっかけとなり、本格的にギタリストへの道を歩み始める。 1980年代後半に、キングレコードから『マグネチックストーム井上博&RASA』でアルバムデビュー。ジャズスクール『メーザーハウス』の講師を勤めながらライブ活動を行う。2006年1月、オリジナルインストバンド『Natural Vibration』を結成。「表現の場づくり」をテーマに、オープンマイク等、表現者に開かれた場づくりのプロデュースを行っている。

2010年、米国ワシントンの財団法人カーネギー地球物理学研究所にて、シンガーソングライター中村里美と共に海外初の「いのちの音色」ライブを行い、広島市長のメッセージを届け、広島平和記念公園の被爆アオギリの種から育った被爆アオギリ2世の植樹を行う。 歌と語りで伝える「いのちの音色」1000回ライブを目指し、日本全国ライブ行脚を展開している。

アオギリの語り部と呼ばれた被爆者の沼田鈴子87歳の誕生日に広島国際会議場(フェニックスホール)にて、中村里美が捧げた歌「アオギリにたくして」のギター演奏で広島を訪れたことがきっかけとなり、沼田鈴子との交流を深める。沼田鈴子をモデルとしたドキュメンタリー映画の撮影をスタートする中、翌年2011年7月に沼田鈴子が亡くなり、その後、劇映画として中村里美と共に製作・プロデューサーを行い、音楽監督を務める。映画『アオギリにたくして』は、2013年夏に完成し劇場公開がスタートした。第一回JASRAC音楽文化賞を「アオギリにたくして制作委員会」が受賞[1]。日本全国での上映&ライブ活動が今もロングランで続いている[2][3][4][5][6]。2016年よりアメリカ上映&ライブがスタート[7]。世界各国での上映&ライブ活動を目指している。 2014年秋公開の『LAST LOVE/愛人』(石川均監督作品/出演:火野正平 桜木梨奈他)で、火野正平が演じるギタリスト役のギター音楽を務める。2017年2月、製作・プロデューサー・音楽監督を務めるドキュメンタリー映画『かけはし』の劇場公開がスタートし、日本全国上映が行われている[8][9][10]

作品リスト 編集

映画
  • アオギリにたくして』(製作・プロデューサー・音楽監督)
  • 『LAST LOVE/愛人』(音楽)
  • 『かけはし』(製作・プロデューサー・音楽監督)
CDアルバム
  • レコードアルバム「マグネチックストーム」
  • 映画「アオギリにたくして」サントラ盤CDアルバム
  • ドキュメンタリー映画「かけはし」サントラ盤CDアルバム
  • CDアルバム「いのちの音色」等

脚注 編集

出典 編集

参考文献 編集

外部リンク 編集