伏見 寅威(ふしみ とらい、1990年5月12日 - )は、北海道千歳市出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。

伏見 寅威
オリックス・バファローズ #23
Fushimitorai 20160320.JPG
2016年3月20日 阪神鳴尾浜球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道千歳市
生年月日 (1990-05-12) 1990年5月12日(30歳)
身長
体重
182 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手一塁手
プロ入り 2012年 ドラフト3位
初出場 2013年4月29日
年俸 1,650万円(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入り前

父が全国大会に出場経験のあるラガーマンだったことからラグビートライにあやかって「寅威」と命名される。小学3年から野球を始め、元江別アニマルズに所属、当時は投手だった。中学は札幌白石シニアに所属し、その時に監督に捕手を命じられる。

東海大学第四高等学校に進学すると1年秋からレギュラーとして活躍、2年秋には全道ベスト4、3年春には春大会で優勝したこともあり、夏は優勝候補と期待されたが準決勝で札幌第一高に敗退。プロからも注目されていたが志望届は提出せず、卒業後は東海大学へ進学。

東海大学では1年春からベンチ入りし、秋からは正捕手として定着し、一学年上の菅野智之とバッテリーを組み活躍、2年になると4番も任されるようになった。2010年に行われた第5回世界大学野球選手権大会では日本代表に選出され、最終学年時には主将も務めるなど豊富な経験を積み、大学ナンバーワン捕手としてプロ数球団からマークされる。

2012年10月25日に行われたドラフト会議にてオリックス・バファローズから3位指名を受ける。10月にオリックスから指名される夢を見ていたと語っており、会見では「本当に正夢になりました」と語っている[2]

 
2015年3月5日、京セラドーム大阪にて

オリックス時代

2013年は先発マスクの機会を与えられ、プロ入り初ホームランも記録。

2014年はわずか7試合の出場にとどまった。

2015年は20試合に出場、打率.273を記録し、2016年一塁手三塁手としても起用されたが、前年を下回る17試合の出場で打率.242を記録した。

2017年は開幕を一軍で迎える。4月15日に山崎勝己との入れ替わりで二軍落ちとなったため、4試合の出場に留まった。

2018年も開幕一軍を確保。当初は、若月健矢・山崎勝己に次ぐ第3捕手や代打要員として一軍に帯同[3]。6月2日の読売ジャイアンツ戦(京セラドーム大阪)では延長12回に代打で出場し、京セラドームでの巨人戦の連敗を9で止めるサヨナラ打を放った[4]。6月下旬以降、T-岡田小谷野栄一中島裕之と一塁を守れる野手の相次ぐ離脱に加え、中軸打者として期待されたステフェン・ロメロクリス・マレーロの両外国人の不振もあり、7月中旬以降は伏見が一塁手として先発起用されるようになり、主に5番打者を務めることとなった。中島・T-岡田・ロメロの復帰後は再び代打や控え捕手に回ることが多くなったが、一度も出場選手登録を抹消されることなくシーズン終了まで一軍に帯同し、76試合出場・201打席・打率.274・17打点など、多くの指標でこれまでのキャリアハイを更新した。

2019年も開幕一軍を確保するも、打撃成績は低迷。6月18日の読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)で9回の打席で三振を喫した際に左足首を痛め病院に搬送された[5]。病院での検査の結果、左足アキレス腱断裂と判明し[6]、6月19日に登録抹消された。6月21日に縫合手術を受けるも、細菌が入り9月に再手術を行なった[7]。オフの11月30日に減額制限いっぱいとなる550万円ダウンの1,650万円で契約を更改した[8]

2020年、前年のアキレス腱断裂の大怪我から復帰し開幕一軍入り。主に代打の切り札で起用され、山﨑福也が先発する試合ではスタメンマスクを被っている。8月6日のロッテ戦では山﨑を6回無失点の好投に導き、自信も5回裏に追加点となる2点適時打を放つなど勝利に貢献し、2人でお立ち台に上がった。

選手としての特徴

パンチ力があり、広角にも打てる強打の捕手[9]。バスターやエンドランなど臨機応変に対応出来る器用さも兼ね備え、打者を観察してリードできる冷静さと、素早いフットワークが持ち味とスカウトから評される[10]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2013 オリックス 17 30 28 1 7 1 0 1 11 2 0 0 1 0 1 0 0 5 0 .250 .276 .393 .669
2014 7 5 5 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 .000 .000 .000 .000
2015 20 26 22 2 6 1 0 0 7 0 0 0 2 0 1 0 1 6 1 .273 .333 .318 .652
2016 17 35 33 2 8 0 0 0 8 1 0 0 0 0 0 0 2 6 1 .242 .286 .242 .528
2017 4 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
2018 76 201 186 16 51 14 1 1 70 17 0 0 1 0 12 0 2 39 6 .274 .325 .376 .701
2019 39 72 61 4 10 0 0 1 13 9 0 1 0 1 8 1 2 16 2 .164 .278 .213 .491
2020 71 198 189 14 49 7 2 6 78 23 0 0 2 1 6 0 0 35 4 .259 .281 .413 .693
通算:8年 251 568 525 40 131 23 3 9 187 52 0 1 6 2 28 1 7 109 15 .250 .295 .356 .652
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績



捕手 一塁 三塁














































2013 オリックス 17 67 9 0 0 1.000 0 16 12 4 .250 - -
2014 2 3 0 0 0 1.000 0 0 0 0 .000 1 0 0 0 0 .000 -
2015 15 44 7 0 1 1.000 1 9 5 4 .444 1 1 1 0 0 1.000 1 0 0 0 0 .000
2016 3 4 0 0 0 1.000 0 0 0 0 .000 6 33 4 0 1 1.000 4 1 4 1 0 .833
2017 2 2 0 0 0 1.000 0 0 0 0 .000 - -
2018 29 63 8 0 0 1.000 1 9 6 3 .333 39 324 23 3 25 .991 -
2019 30 75 13 1 1 .989 0 15 10 5 .333 - -
通算 98 258 37 1 2 .997 2 49 33 16 .327 47 358 28 3 26 .992 5 1 4 1 0 .883
  • 2019年度シーズン終了時

記録

背番号

  • 23 (2013年 - )

登場曲

脚注

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関連項目

外部リンク