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会津浪漫号(あいづろまんごう)は、会津鉄道1999年(平成11年)4月29日よりJR只見線会津若松駅 - 会津線会津田島駅間を運行するトロッコ列車を使用したイベント列車である。

会津浪漫号
会津浪漫号(展望車側)
会津浪漫号(展望車側)
概要
日本の旗 日本
種類 普通列車
運行開始 1999年4月29日
運営者 会津鉄道
東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点 会津若松駅
終点 会津田島駅
使用路線 JR只見線会津線
技術
車両 AT-350形
AT-400形
軌間 1,067 mm
備考
2016年7月現在のデータ
定期トロッコ列車のデータ。臨時トロッコ列車については、本文参照。
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本項では、同一編成を用いて東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅 - JR只見線会津若松駅間を運行する臨時列車である湯めぐり号についても記述する。

運行形態編集

2011年度までは、土休日を中心に、春・夏・秋シーズン(4月 - 11月)では1日2往復、冬シーズン(2月)では1日1往復の、「お座トロ展望列車」編成(後述)を用いた臨時列車を、下記の愛称で運行していた[1]

2012年度はダイヤ改正により普通列車とその前後に臨時運行されていた本列車のダイヤが統合された[2]ことから、土休日を中心に[3]、普通列車のうち春・夏・秋シーズンでは1日2往復、冬シーズンでは1日1往復を下記の愛称とし、「お座トロ展望列車」で運行していた[注 1]。また、展望車への乗車についてはトロッコ整理券が不要とされていた。

2013年3月16日のダイヤ改正からは普通列車と同一ダイヤでの運行を取りやめ、再び臨時列車として運行される[4]


観光客へのサービスとして、阿賀川(大川)を渡る深沢橋梁第三大川橋梁芦ノ牧温泉南駅 - 湯野上温泉駅間)、第五大川橋梁(湯野上温泉駅 - 塔のへつり駅間)の3か所で一旦停止(冬期間では徐行)を行う。

     
深沢橋梁
第三大川橋梁
第五大川橋梁

また、所定運行日以外には団体客への当車両の貸切も行っている[5]

列車愛称編集

 
会津若松駅停車中の会津浪漫号
 
会津浪漫号(お座敷車側)
  • 会津浪漫宙号:会津田島駅 - 会津若松駅
    この愛称での運転は2012年春・夏・秋シーズンのみ行われた。2012年3月のダイヤ改正までは、春・夏・秋シーズンに愛称なしの快速列車として運転され、トロッコ整理券は不要とされていた[6]。2013年3月17日のダイヤ改正以降は愛称なしの普通列車として運転される[7]
  • 会津浪漫花号:会津若松駅 - 会津田島駅
    冬シーズンは運転されない。
  • 会津浪漫風号:会津田島駅 - 会津若松駅
    冬シーズンは会津浪漫新雪号として運転。
  • 会津浪漫星号:会津若松駅 - 会津田島駅
    冬シーズンは会津浪漫雪見号として運転。

また、2012年度以降、上記とは別日程で下記の列車が運転される場合がある(上記の列車を「定期トロッコ列車」と呼ぶのに対し「臨時トロッコ列車」と呼ばれている)[3]

  • 会津浪漫森号:会津若松駅 - 会津田島駅
    後述の「湯めぐり号」運転日に折り返し便として運転される。

湯めぐり号編集

2012年(平成24年)3月25日より、臨時に野岩鉄道会津鬼怒川線東武鉄道鬼怒川線経由で鬼怒川温泉駅への乗り入れを行っている[8]。なお、鬼怒川温泉駅乗入れ列車は「湯めぐり号[注 2]の愛称となり、展望車にはヘッドマークが取り付けられている。

なお、湯めぐり号の運行主体は野岩鉄道である[9][10]

  • 湯めぐり号:鬼怒川温泉駅 - 会津若松駅

喜多方駅発着の臨時運行編集

秋シーズンに、JR磐越西線に乗り入れて喜多方駅まで運行する臨時列車が設定される。この場合の愛称は喜多方方面行きがきたかた喜楽里号、会津田島方面行きが乗ってみんべぇ号となる[注 2][11]

  • きたかた喜楽里号:会津田島駅 - 喜多方駅
  • 乗ってみんべぇ号:喜多方駅 - 会津田島駅

停車駅編集

定期トロッコ列車・臨時トロッコ列車(会津浪漫森号)
臨時トロッコ列車(湯めぐり号)[12]
臨時トロッコ列車(きたかた喜楽里号・乗ってみんべぇ号)[11]
  • 喜多方駅 - 会津若松駅 - 七日町駅 - 西若松駅 - 芦ノ牧温泉駅 - 湯野上温泉駅 - 塔のへつり駅 - 会津下郷駅 - 会津田島駅

なお、2012年3月17日のダイヤ改正から2013年3月16日のダイヤ改正までは、定期トロッコ列車は各駅に停車していた。

使用車両編集

車両は専用編成である「お座トロ展望列車」を使用する。当車両は会津田島方よりトロッコ車 (AT-351:定員56人) ・お座敷展望車 (AT-401:定員44人) の2両編成となっている。乗車にはトロッコ整理券(大人310円・小人150円)が必要となる。

2016年5月まで前記車両と編成を組んでいたお座敷車AT-103は、6月のラストランイベント後、会津田島駅で静態保存されている。

     
お座敷車 AT-103(運用終了)
トロッコ車 AT-351
展望車 AT-401

沿革編集

  • 1999年(平成11年)4月29日:トロッコ列車会津浪漫号運行開始。[13]
  • 2000年(平成12年)7月20日:お座敷列車導入、お座トロ列車運行開始。[13]
  • 2003年(平成15年)4月26日:展望イベント列車「風覧望」運行開始。[13]
  • 2008年(平成20年)11月22日-24日:お座トロ展望列車「おもしぇ列車」運行。[13]
  • 2009年(平成21年)
    • 2月1日:お座敷車両を「こたつ車両」に改装、運行開始(冬期間のみ)。[13]
    • 5月26日:お座トロ展望列車試乗会開始。[13]
  • 2010年(平成22年)2月6日:「新型トロッコ車両AT-351形」運行開始。[13]
  • 2012年(平成24年)
    • 3月17日:ダイヤ改正により、トロッコ列車とその前後に運転していた普通列車のダイヤを統合、普通列車をトロッコ運転日のみトロッコ車両に編成変更する形態となる[2]
    • 3月25日:東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅乗り入れ[8]
  • 2013年(平成25年)3月16日:ダイヤ改正により、再び普通列車と別ダイヤでの運転となる[4]
  • 2016年(平成28年)
    • 5月29日:この日の運行をもってお座敷車AT-103の運用が終了。
    • 6月5日:AT-103のラストランイベントとして「さよならAT-103号」が運行された。

脚注編集

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  1. ^ トロッコ運行日以外は一般形車両を用いての運転となり、愛称はつかない。
  2. ^ a b 「会津浪漫」はつかない。

出典編集

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  1. ^ お座トロ展望列車会津浪漫号定期運行日”. 会津鉄道. 2011年11月14日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年2月26日閲覧。
  2. ^ a b “平成24年3月のダイヤ改正及び改正に伴なう「AIZUマウントエクスプレス号」の日光(東武日光)乗り入れのお知らせについて” (PDF) (プレスリリース), 会津鉄道, (2012年1月26日), http://www.aizutetsudo.jp/pdf/h24_nikkou.pdf 2013年2月10日閲覧。 
  3. ^ a b お座トロ展望列車会津浪漫号定期運行日”. 会津鉄道. 2013年2月10日閲覧。
  4. ^ a b 会津鉄道会津線ダイヤ改正のお知らせ (PDF)”. 会津鉄道 (2013年2月20日). 2013年2月21日閲覧。
  5. ^ 大好評!貸切お座敷トロッコ列車”. 会津鉄道. 2013年2月11日閲覧。
  6. ^ 会津線時刻表 (PDF)”. 会津鉄道. 2011年10月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年2月28日閲覧。
  7. ^ 会津線時刻表 (PDF)”. 会津鉄道. 2013年3月16日閲覧。
  8. ^ a b 会津鉄道「お座トロ展望列車」が鬼怒川温泉に乗り入れ”. 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース (2012年3月26日). 2012年3月27日閲覧。
  9. ^ お座トロ展望列車”. 会津鉄道. 2017年4月7日閲覧。
  10. ^ 平成29年度 上期の湯めぐり号(お座トロ展望列車)運転について”. 野岩鉄道. 2017年4月7日閲覧。
  11. ^ a b 交通新聞社『全国版コンパス時刻表』2013年9月号 付録41ページ
  12. ^ 『JTB時刻表』第88巻第12号、JTBパブリッシング、2012年12月、 610頁。
  13. ^ a b c d e f g 会社概要 - 会津鉄道

関連項目編集

外部リンク編集