伴奏

主たる旋律を演奏する単数または複数の歌手または奏者に対し、副次的な演奏をすること

伴奏(ばんそう)とは、

  1. 西洋音楽で使われる音楽用語で、主たる旋律を演奏する単数または複数の歌手演奏者に対し、副次的な演奏をすること。
  2. 演劇や映画・ドラマなどで流れる音楽のこと(劇伴)。

以下では、1.の用法について解説する。

概要編集

伴奏の主たる役割は、和音を演奏して和声的に音楽を充足することである。よって伴奏は、ピアノオルガンチェンバロのような鍵盤楽器のほか、ギターリュートのような弦楽器、また最近では電子楽器といった、和音を演奏しやすい楽器で行うか、オーケストラなどの合奏で行うのが普通である。

伴奏は時に、主奏と同等またはそれ以上の役割を演ずることがある。旋律の掛け合いはもちろん、伴奏楽器が旋律を演奏し、主奏が副次的な動きをすることもある。曲全体にわたって役割が逆転しているようなものもある。ベートーヴェンの『ヴァイオリンソナタ』やシューマン歌曲は、ピアノ伴奏の役割が非常に高い作品として知られている。

演奏形態の呼び名に関して、声楽曲の場合や主旋律が単独の楽器である場合は、伴奏は演奏者の数に入らないことがある。すなわち、独唱重唱斉唱合唱と呼ばれるものには、伴奏を伴うものも伴わないものもある。独奏も同じであるが、単独の楽器による伴奏を伴う独奏を二重奏とする場合もある。また、協奏曲オーケストラを伴奏とする独奏ないし重奏と捉えられることがある。

歌謡曲において伴奏だけを収録し、これを流して客が歌うためにこれを提供する、というのがカラオケである。

関連項目編集