佐世保駅

日本の長崎県佐世保市にある九州旅客鉄道・松浦鉄道の駅

佐世保駅(させぼえき)は、長崎県佐世保市三浦町にある、九州旅客鉄道(JR九州)・松浦鉄道である。

佐世保駅
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東口
させぼ
Sasebo
所在地 長崎県佐世保市三浦町21-1
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
松浦鉄道
電報略号 サホ
駅構造 高架駅
ホーム (JR九州)3面6線
(松浦鉄道)1面2線
乗車人員
-統計年度-
(JR九州)3,838人/日(降車客含まず)
-2018年-
(松浦鉄道)789人/日(降車客含まず)
-2017年-
乗降人員
-統計年度-
(松浦鉄道)1,514人/日
-2017年-
開業年月日 1898年明治31年)1月20日
乗入路線 2 路線
所属路線 佐世保線
大村線直通含む)
キロ程 48.8km(肥前山口起点)
日宇 (3.4km)
所属路線 西九州線
キロ程 93.8km(有田起点)
佐世保中央 (1.0km)
備考 共同使用駅
JR九州:直営駅
JR九州:みどりの窓口
松浦鉄道:直営駅
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概要編集

長崎県北部の主要都市である佐世保市の中心駅であり、JR九州の佐世保線と松浦鉄道の西九州線の2路線が乗り入れている。両路線とも当駅が終点で全列車が当駅始発・終着で運転される。2009年3月14日から、松浦鉄道の列車が1往復JR線に直通運転を行っていたが、2020年3月14日のダイヤ改正で直通運転は終了した。佐世保線と西九州線の他、早岐駅を起点とするJR九州大村線の列車もほとんどが当駅を始発・終着としており、利用可能である。

西九州線はかつて日本国有鉄道(国鉄)→JR九州が松浦線として管轄していたが、1988年4月1日に松浦鉄道に経営移管されたのに合わせて西九州線に改称した。同時に当駅はJRグループ全駅中最西端の駅となった。

佐世保市は人口では長崎県第2の自治体であるが、当駅の利用者数は長崎駅諫早駅に次いで県内では3位となっている。

歴史編集

  • 1898年(明治31年)1月20日 - 九州鉄道の駅として開業。
  • 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化。同時に当駅は国有鉄道の最西端駅となる。
  • 1909年(明治42年)10月12日 - 国有鉄道線路名称制定により、早岐駅 - 佐世保駅間に佐世保線の名称が付けられ、当駅は佐世保線の終点となる。
  • 1934年(昭和9年)12月1日 - 長崎本線が現行の肥前鹿島駅経由のルートに変更されたのに伴い、旧ルートのうち肥前山口駅 - 早岐駅間を佐世保線に編入。
  • 1935年(昭和10年)11月9日 - 佐世保線が北佐世保駅まで延長。これにより当駅は佐世保線の中間駅となると共に、国有鉄道最西端の駅の座も失うこととなった。
  • 1937年(昭和12年)8月25日 - 鉄筋コンクリート造2階建ての駅舎に改築、竣工。この駅舎は戦災も免れて高架化まで使用された。
    • 駅舎の位置は現駅舎東口(国道35号線側)の早岐方約50mほどのところ。現在は東口駅前広場となっている。
  • 1943年(昭和18年)8月30日 - 佐世保線の当駅 - 北佐世保駅間を松浦線に編入。これにより当駅は佐世保線と松浦線の駅となり、両線の終点となる。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 貨物営業を廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる。
  • 1988年(昭和63年)4月1日 - JR九州松浦線が松浦鉄道西九州線に転換される。これにより、当駅は国鉄・JRの駅としては52年ぶりに最西端に戻る。
  • 1995年(平成7年)1月30日 - 高架化工事に着手[1]
  • 2001年(平成13年)12月26日 - 高架化[2]。新駅舎完成[2]
  • 2002年(平成14年)3月23日 - 当駅でのJRと松浦鉄道の直通運転が再開。
  • 2006年(平成18年)3月18日 - 当駅でのJRと松浦鉄道の直通運転を休止。
  • 2009年(平成21年)3月14日 - 当駅でのJRと松浦鉄道の直通運転が再開。
  • 2010年(平成22年)3月 - JR改札口に自動改札機を設置。
  • 2020年(令和2年)3月14日 - 当駅でのJRと松浦鉄道の直通運転を中止。

※高架化前(旧駅時代)はJR九州では最後となる赤帽が配置されている駅であった。

駅構造編集

JR・松浦鉄道の両社一体の高架駅であり、高架下は駅舎・コンコースとなっている。国道側は「東口」、佐世保港側は「みなと口」となっており、東口側から見て左がJR九州の駅、右が松浦鉄道の駅となっている。JR九州、松浦鉄道とも直営駅自動券売機を備えている。

JR九州の窓口は高架下にありみどりの窓口自動改札機SUGOCA非対応)を備えている。なお松浦鉄道は当駅を含めて自動改札機は一切設置していないため、当駅は九州最西端の自動改札機設置駅となる。松浦鉄道の窓口は高架部(ホーム)にあり、窓口そばに自動券売機があるが、窓口の営業時間外には券売機は使用できない。なお松浦鉄道は終日車内精算で、乗車時には整理券を取り、降車時には運賃または切符と引き換えに精算証明書を運転士または車掌から受け取る。また松浦鉄道ではnimoca(SUGOCAなどの相互利用可能ICカードを含む)が利用可能であるが駅構内に対応機器はなく、車内のカードリーダーに触れることで精算を行う。

コンコース内にはKIOSKファミリーマートをはじめとする売店、佐世保観光情報センターなどがある。東口側には佐世保バーガーの店である「ログキット」もある。

ホーム編集

 
JR2番のりばに到着する早岐行き松浦鉄道列車。左側は3番のりばに停車中の特急「みどり」。

JR九州は島式ホーム3面6線、松浦鉄道は島式ホーム1面2線を有しており、いずれも東口側からみなと口側に向かって1番のりばから6番のりば(JR九州)または2番のりば(松浦鉄道)まで付番されている。JR九州のホームは改札口から続く連絡通路を介してそれぞれ結ばれており、松浦鉄道のホームにはコンコースから直接階段またはエスカレーターによって行き来する。JR九州のホームにはそれぞれエスカレーターとエレベーターが備えられている。

なお、2020年8月8日よりJR5・6番のりばは使用休止となり、立ち入りできなくなっている。

JR1・2番のりばホームと松浦鉄道のホームは一体となっており、境界部に松浦鉄道管理の連絡改札がある。JR2番のりばは佐世保線と西九州線の直通が可能であるため、直通列車はこのホームを使用する。ただし2020年3月14日以降はJR線と松浦鉄道線を直通する定期列車は設定されていない。

のりば編集

のりば 路線 行先 備考
JR九州ホーム
1 - 4 佐世保線 早岐ハウステンボス大村諫早長崎方面 佐世保線早岐以遠は原則早岐で乗り換え
主に朝・日中の列車は1・2番のりば、
夕方以降の列車は3・4番のりばを使用
大村線
3・4 特急「みどり 佐賀新鳥栖博多方面 臨時特急もこのホームから
5・6 (閉鎖中)
松浦鉄道ホーム
1・2 西九州線 佐々たびら平戸口松浦方面 快速は2番のりばから発車
  • 完全に高架化された2001年以降、「みどり」は3・4番のりばでの発着に固定されている。2011年3月11日までは「みどり」が当駅で1時間近く滞留するダイヤだったため、3・4番のりばはほぼ「みどり」専用であったが、2011年3月12日のダイヤ改正で滞留時間が15 - 20分程度に短縮され、3・4番のりばに発着する普通・快速列車も若干増加した。もともと列車本数のわりにホームが多く、6番のりばはごく一部の列車しか使用していなかったが、2018年3月17日のダイヤ改正で普通列車が大幅に削減され、2020年8月8日には5・6番のりばが閉鎖されている。
  • 「みどり」は当駅発車時点では座席の向きが進行方向と逆となっているが、これは次の停車駅である早岐駅で進行方向を変えるため、あらかじめ早岐駅から先における方向に合わせているものである。なお早岐駅までは乗車券のみで普通車自由席に乗車可能。
 
松浦鉄道線ホーム


利用状況編集

  • JR九州 - 2018年度の1日平均乗車人員3,838人である[3]。長崎県内の駅では長崎駅諌早駅に次いで3番目に利用者が多い駅である。また、JR九州SUGOCAのエリア外にある駅で最も利用者が多い。
  • 松浦鉄道 - 2017年度の1日平均乗車人員は789人である。
年度 JR九州 松浦鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
2000年 3,437 1,177 589
2001年 3,500 1,135 566
2002年 3,605 1,123 561
2003年 3,651 1,178 601
2004年 3,697 1,174 554
2005年 3,781 1,197 588
2006年 3,762 1,294 691
2007年 3,744 1,202 617
2008年 3,770 1,264 650
2009年 3,612 1,382 727
2010年 3,635 1,271 670
2011年 3,612 1,271 670
2012年 3,691 1,280 675
2013年 3,888 1,443 744
2014年 3,946 1,414 729
2015年 4,076 1,433 739
2016年 3,973 1,498 782
2017年 3,935 1,514 789
2018年 3,838

駅周辺編集

再開発が続いており、駅周辺では分譲マンションなどの建設ラッシュとなっている。

東口編集

 
東口方面上空から見た佐世保駅周辺

 ※元々は佐世保市営バスのバスターミナルであったが、2019年3月を以って同市交通局の閉局に伴い、路線を引き継いだ西肥バスならびにさせぼバスが使用している。

みなと口編集

 
みなと口周辺

路線バス編集

東口編集

高速バスは、駅東口を出て国道35号を挟み右正面の佐世保バスセンターから発着している。

一般路線バスは、駅東口から国道35号を越えた先にバスのりば(旧・佐世保市営バスのターミナル)があり、ここから西肥バスにより市内各地へのバスが出ている。黒髪・早岐方面及び矢峰・柚木方面への便はターミナルに入らずに国道上のバス停に発着する。バス停の名称はいずれも「佐世保駅前」である。

みなと口編集

西肥バス
  • [W4] 矢峰行 (平日1本のみ)
ユタカ交通

隣の駅編集

九州旅客鉄道(JR九州)
佐世保線
普通
日宇駅 - 佐世保駅
大村線(当駅 - 早岐駅間は佐世保線)
快速「シーサイドライナー」・区間快速「シーサイドライナー」・普通
佐世保駅 - 日宇駅
松浦鉄道
西九州線
快速・普通
佐世保中央駅 - 佐世保駅

位置情報編集

ギャラリー編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ “佐世保駅高架化の安全祈願祭”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1995年1月31日) 
  2. ^ a b 「RAILWAY TOPICS」『鉄道ジャーナル』第36巻第4号、鉄道ジャーナル社、2002年4月1日、 97-98頁。
  3. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道. 2020年5月27日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集