佐伯区
佐伯区(さえきく)は、広島市を構成する8つの行政区のひとつ。
さえきく ![]() 佐伯区 | |
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国 |
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地方 |
中国地方、山陽地方 中国・四国地方 |
都道府県 | 広島県 |
市 | 広島市 |
市町村コード | 34108-8 |
面積 |
225.43km2 |
総人口 |
139,750人 [編集] (推計人口、2023年4月1日) |
人口密度 | 620人/km2 |
隣接自治体 隣接行政区 |
広島市(西区、安佐北区、安佐南区) 廿日市市、山県郡安芸太田町 |
佐伯区役所 | |
所在地 |
〒731-5195 広島県広島市佐伯区海老園二丁目5番28号 北緯34度21分52秒 東経132度21分38.9秒 / 北緯34.36444度 東経132.360806度座標: 北緯34度21分52秒 東経132度21分38.9秒 / 北緯34.36444度 東経132.360806度 |
外部リンク | 佐伯区役所 |
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ウィキプロジェクト |
地理編集
1985年(昭和60年)3月20日、旧佐伯郡五日市町を広島市に編入合併。五日市町全域をそのまま佐伯区として広島市8番目の行政区を設置した。その後、2005年(平成17年)4月25日に佐伯郡湯来町を合併し佐伯区に編入した。
広島市の西部に位置する。1980年代以降、都心に近く自然が豊かな特性を生かして北部の丘陵地域の宅地化が進み、広島市のベッドタウンとして発展した。単独町制時代は日本一の人口の町で、合併直後の国勢調査では100,026人であった。当初は旧佐伯郡廿日市町も区域に含める計画だったが、廿日市町の単独市制施行により断念した。2005年には旧佐伯郡湯来町を区域に編入して区の面積は約3.7倍となり、安佐北区に次ぐ2番目に広い行政区となった。
南部は瀬戸内海(広島湾)に面して八幡川下流域に平野が開け、北部は山地が占めている。
町名編集
旧五日市町の編入で、五日市町の名前は多くが消滅し地番も変更された。一部、五日市町の名を残す表示も存在する。
2005年4月25日の湯来町編入に伴い、旧湯来町の地名は以下の通り変更された[1]。
- 「佐伯郡」を「広島市佐伯区」に置き換え、「大字」表記は残す。
- 広島県佐伯郡湯来町大字○○ → 広島県広島市佐伯区湯来町大字○○
- 住居表示実施済の杉並台については、「佐伯郡湯来町」を「広島市佐伯区」に置き換える。
- 広島県佐伯郡湯来町杉並台 → 広島県広島市佐伯区杉並台
旧五日市町区域
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- 上記のうちニュータウンの西風新都に含まれている地区
- 五日市町石内
- 石内上 1丁目(石内北流通地区) - インター流通パーク
- 石内南 1丁目~5丁目(石内学研地区) - 広島ライセンスパーク「杜の街」
- 五月が丘 1丁目~5丁目
- 藤の木 1丁目~4丁目
人口の変遷編集
- 1985年 100,026
- 1990年 116,221
- 1995年 124,618
- 2000年 126,818
- 2005年 134,022
- 2010年 135,280
- 2015年 136,699
- 2020年 139,563
公共施設編集
文化施設編集
- 広島市立図書館
- 広島市立佐伯区図書館
- 湯来河野閲覧室(旧、湯来町河野図書館)
- 広島市立佐伯区図書館
- 区民センター
- 佐伯区民文化センター
- スポーツ施設
- 佐伯区スポーツセンター
- 主要な公園
メディア編集
- ふれあいチャンネル西部支局(以前は「ケーブルシティ22」本社があった)
- 以前はコミュニティ放送の五日市コミュニティ放送があったが、閉局している。
官公庁編集
- 広島市佐伯区役所
- 湯来出張所
- 砂谷連絡所
- 美鈴が丘窓口連絡所
- 五月が丘窓口連絡所
- 造幣局広島支局
- 広島県運転免許センター
警察
- 区内には2013年9月2日までは広島西警察署の交番・駐在所しかなかったが、現在は佐伯警察署があり、佐伯区全域を管轄している。
- 旧湯来町の警察の管轄は、以前は廿日市警察署だったが、佐伯区編入後は広島西警察署へ変更され、現在は上記の佐伯警察署が管轄している。
消防
- 広島市消防局
- 佐伯消防署
産業編集
主な産業は、旧五日市町区域は一般機械・窯業・土石、旧湯来町区域は農業・酪農が盛んである。特産品として、牛乳・山ふぐがある。
観光産業も盛んで、旧湯来町区域には湯来温泉、湯の山温泉があり、以前はひろしまドッグぱーくもあった。旧五日市町区域には楽々園遊園地が以前は存在していた。
佐伯区に本社を置く企業編集
佐伯区に拠点を持つ企業編集
デパート・大規模商業施設編集
以下に記載する商業施設は大規模で広域集客力のある物に限定し、店舗の大まかな説明も記載している。百貨店はサテライト店舗でない物、ショッピングセンターは原則10,000m2以上[2]としている。ただし、施設が集積しているなどしている場合は、例外的に掲載している場合も有る。
- 広電ファミリータウン楽々園(マックスバリュ楽々園店・ナイスディ・ホームセンター DCMダイキ楽々園店・ヤマダ電機 テックランド佐伯店) - 楽々園遊園地跡地に出来た商業施設。スーパー・専門店街・ホームセンター・電気店がある。
- THE OUTLETS HIROSHIMA - イオンモールが展開する新業態型店舗。西風新都に立地。専門店が約200店出店し、イオンシネマ広島西風新都や屋内スケートリンク、ボウリング場もある。2018年4月オープン。
教育編集
大学編集
私立
高等学校編集
公立
私立
中学校編集
公立
私立
小学校編集
公立
私立
幼稚園編集
私立
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保育園編集
公立
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私立
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交通編集
鉄道編集
※ その他、山陽新幹線が広島駅 - 新岩国駅間で当区を通過しているが、殆どがトンネル区間である。
道路編集
高速道路
一般国道
県道
- 広島県道41号五日市筒賀線
- 広島県道42号大竹湯来線
- 広島県道71号広島湯来線
- 広島県道77号久地伏谷線
- 広島県道177号下佐東線
- 広島県道199号五日市停車場線
- 広島県道265号伴広島線
- 広島県道290号原田五日市線
- 広島県道292号川角佐伯線
- 広島県道293号本多田佐伯線
- 広島県道304号中筒賀下線
- 広島県道461号白砂玖島線
バス編集
港編集
- 広島港五日市地区
- 五日市漁港(五日市メープルマリーナ、五日市漁港フィッシャリーナ) - プレジャーボートおよび漁船の係留地。
史跡・歴史的建造物編集
広島市の文化財(1) 有形文化財:建造物・広島市の文化財(10) 記念物:史跡・広島市の文化財(11) 記念物:名勝・広島市の文化財(12) 記念物:天然記念物・広島市の文化財(13) 登録文化財より。
名所・観光スポット・祭事・催事編集
名所
観光スポット
- ヴォーリズロッジ
催事
祭事
- 湯の山温泉桜まつり(4月)
- 湯来温泉ホタルまつり(7月)
佐伯区出身の有名人編集
- 新井良太(広島東洋カープコーチ)
- 有原航平(前テキサス・レンジャーズ投手)
- エドツワキ(イラストレーター)
- 大植英次(クラシック指揮者)
- 織田啓一郎(小説家)
- 織田秀和(サッカー選手・実業家)
- 木村亮平(フロアディレクター、会社経営者、広島ラーメン会、大学講師)
- 児玉勝司(広島テレビ放送、アナウンサー)
- 小原秀男(サッカー選手)
- 佐上信一(岡山県知事、長崎県知事、京都府知事、北海道庁長官)
- 島原帆山(尺八奏者、人間国宝)
- 清水康次(元陸上競技選手)
- 正田守(元医師、元県議会議員)
- 新藤兼人(映画監督)
- 諏訪敦彦(映画監督)
- 高田雅博(CMディレクター、映画監督)
- 田口麗斗(東京ヤクルトスワローズ投手)
- 為末大(元陸上競技選手)
- 丹古晴己(作詞家)
- 徳本一善(元陸上競技選手・駿河台大学監督)
- 永井建子(大日本帝国陸軍軍人、作曲家、音楽家)
- 中村是公(政治家)
- 前田耕司(元プロ野球選手)
- 桝本壮志(放送作家)
- ケビン山崎(スポーツトレーナー)
- 山崎隆之(将棋棋士)
- 山本浩二(野球解説者、元広島東洋カープ選手・監督、2013年WBC日本代表監督)
- 湯崎英彦(第17代広島県知事)
- 吉本直志郎(作家)
- わたなべ麻衣(モデル、タレント)
市外局番・郵便番号編集
脚注編集
注釈編集
- ^ 「738-07xx」地域は元・上水内郵便局管轄。2003年に上水内郵便局の無集配局化に伴って水内郵便局へ移管。