佐津川 愛美(さつかわ あいみ、1988年8月20日[2] - )は、日本女優。愛称は、さっつん[3][4]

さつかわ あいみ
佐津川 愛美
佐津川 愛美
生年月日 (1988-08-20) 1988年8月20日(35歳)
出身地 日本の旗 日本静岡県静岡市[1]
身長 152 cm[2]
血液型 O型[2]
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 2004年 -
事務所 ホリプロ
公式サイト 佐津川愛美オフィシャルサイト
主な作品
映画
蟬しぐれ
海と夕陽と彼女の涙 ストロベリーフィールズ
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
ヒメアノ〜ル
テレビドラマ
『春 君に届く』
ギャルサー
おっさんずラブ-in the sky-
サブスク不倫
 
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2013年横道世之介
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静岡県[2]静岡市[1]出身、ホリプロ所属。

来歴

14歳の時にスカウトを受けて芸能界入りし[5]2004年の高校入学と同時に上京[6]2005年の映画デビュー作『蟬しぐれ』で第48回ブルーリボン賞助演女優賞にノミネート。2007年、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』では、それまでの清楚なイメージを壊す個性的でインパクトのある暗い少女を演じ[5]、第50回同賞の助演女優賞と新人賞の2部門にノミネートされた[7]

人物・エピソード

芸能界には軽い気持ちで入ったこともあり、ドラマや映画など様々なオーディションを受けながらもどこか他人事のように感じ、時には「隣の人が受かればいいのに」などと思っていたこともあったという[5]。しかし映画初出演となった2005年の『蟬しぐれ』では、ヒロインのふくの少女時代を演じ、第48回ブルーリボン賞助演女優賞にノミネートされる。これは本人にとっても転機となった作品であり、完成した映画を見てプロの仕事というものを感じ、役者として真剣に芝居に向き合う覚悟をもったという[5]

ジュニアオリンピック新体操全国大会に出場経験がある[注 1]

出演

映画

短編映画

  • カクレ鬼(2009年6月7日[注 3]) - 主演・葵 役
  • ミステルロココ(2010年6月13日[注 4]) - 主演・ユリ 役
  • デブデカ(2010年7月1日[注 5]) - 主演・女子デカ 役
  • SLEEPING MAN(2010年7月1日[注 6]) - 主演・長女 役
  • 新しい戦争を始めよう(2012年3月21日[注 7]) - 竹内千尋 役
  • 君へのビデオレター(2018年3月13日) - 美由紀 役[44]
  • ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project- 「Our Birthday」(2018年6月22日) - 新城梨香 役[45]
  • もぎりさん(2018年7月13日 - 12月31日)[46]
  • もぎりさん session2(2019年8月2日 - 11月14日)

テレビドラマ

Web・配信ドラマ

デジタル写真+ムービー作品集

  • 佐津川愛美デジタル写真集『北品川二丁目』(2011年10月25日、irri撮影、ファンプラス・GザテレビジョンPLUS配信)

その他のテレビ番組

  • クイズ!家族でGO!!(2004年、毎日放送) - 次女 役[注 10]
  • 東京暮らし静岡流〜もう泣かなくても大丈夫〜(2006年、静岡第一テレビ
  • よみきかせ 日本昔ばなし 第9回 「もぐらとかえる」(2006年、キッズステーション) - 朗読
  • 恋する雑貨(NHK BSプレミアム)
    • カナダ「赤毛のアン」の雑貨たち(2013年8月12日)
    • 秋を彩る!カナディアンニット(2013年9月16日)
  • 1Hセンス(2014年6月1日、フジテレビ)
  • ザ・ドキュメンタリー「難病女子の闘い」(2014年12月20日、テレビ東京) - ナレーション
  • 地球イチバン 地球最古のイーグルハンター(2015年1月29日、NHK) - 旅人
  • 小泉今日子 50歳 ニューヨーク(2016年1月3日、テレビ朝日) - ナレーション

ラジオドラマ

舞台

朗読劇

アニメーション・吹替

  • やんやんマチコ(Webアニメ) - モモコ 役
    • 第6話 「新メニューやん?」(2012年12月)
    • 第8話 「ポトポトやん?」(2013年8月)

MV

イベント

CM

  • TOKAI 「TOKAIネットワーククラブ」
    • 「恋の邪魔者」篇(2005年)
    • 「うれしい悩み」篇(2005年)
    • 「ツイてない?」篇(2005年)
    • 「スポットライト」篇(2006年)
    • 「グーンとワイド」篇(2006年)
    • 「本場を探して」篇(2006年)
    • 「パソコンの叫び」篇(2007年)
    • 「懐かしい友達」篇(2007年)
    • 「思い出の場所」篇(2007年)
  • 東京ガス 「ガス・パッ・チョ!『ピピッとコンロ・ガスツアー』篇」 - ツアーガイド役
    • 「ガスツアー清掃」篇(2009年11月18日 - 2010年11月6日)
    • 「ガスツアー便利」篇(2009年12月4日 - 2010年11月6日)
  • 静岡県選挙管理委員会「第18回静岡県知事選挙」(2013年5月 - 6月) - 啓発イメージキャラクター
  • 静岡新聞SBS 超ドS「静岡兄弟」篇(2016年7月 - )

広告

  • TOKAI 「TOKAIネットワーククラブ」 - ポスターモデル
    • 「TNC10周年記念キャンペーン」篇(2006年)
    • 「冬の湧くわくキャンペーン」篇(2006年)
    • 「いい夏残そう!キャンペーン」篇(2007年)
    • 「秋を満喫キャンペーン」篇(2007年)
    • 「冬のちょっとぜいたくキャンペーン」篇(2007年)
  • 宣伝会議 「宣伝会議 コピーライター養成講座」(2011年7月) - ポスターモデル
  • CACグループ(2013年2月 - ) - 特別広報担当

書籍

写真集

単行本

雑誌

監督作品

  • 七間町物語(2011年11月22日、テレビ静岡) - 静岡出身・在住の監督による「Life Again〜再生〜」をテーマにした3本のオムニバスドラマ[121]
  • SHE/LL(2017年) - 第30回東京国際映画祭「ミッドナイト・フィルム・フェス!」における「SHINPA vol.6 in Tokyo International Film Festival」に短編映画の監督として参加[122]
  • eill「shoujo」(2018年5月26日) - ミュージックビデオ[123][124]

WEBマガジン

  • 結局、自分が主人公。(2017年10月13日 - 、marble) - 連載

脚注

注釈

  1. ^ 東海大会個人総合3位。全国大会ジュニアオリンピック個人総合24位。[2]
  2. ^ 劇作家・演出家の岸田國士の短編戯曲を基に、東京芸術大学で映画を専攻する学生たちが手掛けた短編オムニバス『紙風船』の中の一編。
  3. ^ Short Shorts Film Festival & Asia 2009において上映され、同年7月より立命館大学・MR-PreVizプロジェクトの「カクレ鬼特設サイト」でもウェブ公開された。
  4. ^ Short Shorts Film Festival & Asia 2010においてミュージックShortクリエイティブ部門の特別製作作品として上映され、2011年11月よりスマートフォン向けアプリケーションとして配信が開始された。
  5. ^ ブリリア ショートショート シアターにおける「佐津川愛美特集vol.1」にてプレミア上映され、2010年10月より第一興商の「DAM the Movie」においても配信が開始された。
  6. ^ ブリリア ショートショート シアターにおける「佐津川愛美特集vol.1」にてプレミア上映された。
  7. ^ MOOSIC LAB 2012にて上映され、同年6月以降名古屋、大阪など全国主要都市でも公開された。
  8. ^ 第2回WOWOWシナリオ大賞受賞作の映像化。2010年9月25日より角川シネマ新宿ほかで1週間限定で劇場公開された。
  9. ^ 第2話「七間町物語」では監督・撮影・編集を担当した(出演はしていない)。
  10. ^ 加山家チームで参戦。
  11. ^ 2009年4月放送分の主演キャストとして「さくら」、「うらうらら」など全18話に出演した。
  12. ^ 初演時は"1st letter"というサブタイトルはなく、単に『私の頭の中の消しゴム』であった。

出典

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  3. ^ 舞台「野良女」終幕。”. Aimi Satsukawa Official Website (2017年4月15日). 2018年5月22日閲覧。
  4. ^ 連日、早朝~深夜のハードスケジュールの中頑張っております!”. 佐津川愛美 Facebook (2013年6月28日). 2018年5月22日閲覧。
  5. ^ a b c d 佐津川愛美(インタビュアー:児玉奈保美)「佐津川愛美 インタビュー」『アルバイトニュース・プラス』、パーソルキャリア、2016年5月30日。 オリジナルの2018年1月20日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180120081217/https://weban.jp/contents/guide/interview/a_weekly/160530.html2018年12月12日閲覧 
  6. ^ a b 「ボート部の“ヒメ”の休日は、都内の公園で“恋愛”を勉強中です!?」『duet』2005年9月号、ホーム社、2005年、156頁。 
  7. ^ “夏木マリが10年ぶりに主演×榊英雄監督『生きる街』追加キャストは佐津川愛美、堀井新太、吉沢悠!そして主題歌はBRAHMAN!”. シネフィル (株式会社miramiru). (2017年9月24日). https://cinefil.tokyo/_ct/17119328 2022年9月5日閲覧。 
  8. ^ 佐津川愛美(インタビュアー:イソガイマサト)「佐津川愛美インタビュー/『神様ヘルプ!』」『ぴあ映画生活』、2010年http://cinema.pia.co.jp/interviews/154296/142/2018年9月9日閲覧 
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外部リンク