佐賀県農業協同組合

日本の佐賀県佐賀市にある農業協同組合

佐賀県農業協同組合(さがけんのうぎょうきょうどうくみあい、英称:JA Saga )は、佐賀県の大部分をエリアとする農業協同組合である。略称はJAさが

佐賀県農業協同組合
Saga Sakaemachi JA buildings 2018-11-03.jpg
組合本部のある佐賀県JA会館(右)および別館(中央)(左は旧・JA佐賀市中央ビル
統一金融機関コード 8762
法人番号 6300005003029 ウィキデータを編集
代表理事組合長 大島 信之
設立日 2007年4月1日
出資金 215億9300万円
(2022年3月末日現在)
貯金残高 7529億9900万円
(2022年3月末日現在)
貸出金残高 1767億8700万円
(2022年3月末日現在)
職員数 2140人
(2022年3月末日現在)
組合員数 8万7234人
(2022年3月末日現在)
本所
所在地 840-0803
佐賀県佐賀市栄町3-32
外部リンク 佐賀県農業協同組合
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2017年までの旧会館
佐城地区中央支所
さがほのか
ハウスみかん

概要編集

九州随一の農業県である佐賀県では、奈良県沖縄県に次ぐ県内単一JAの設置を目指し、県内に多数あった中小JAの統廃合を繰り返してきた。

そして2007年4月1日、県内にあるJAのうち、県内単一JA構想に同意した以下の8つのJAが合併して発足した。

県内単一JA構想の第2段階として、半年後の10月1日には、JA佐賀経済連が解散し、その事業を引き継いだ。しかし、現在でも佐賀市中心部と佐賀松浦地区の3JAが独自路線を歩んでおり、県内単一JAの実現には至っていない。

JAバンクなどの信用事業、JA共済などの共済事業、資産管理事業、地域農業・経済事業、冠婚葬祭事業の5事業を手がけているが、経済連事業を引き継いだことで、「佐賀牛」の販売促進も柱の一つとなった。

2017年7月に「ガバナンス(企業統治)の強化」「事業統合によるコストダウン」「会社の枠を越えた商品開発」を目的に農産物加工や購買生活関連といったグループ会社9社を傘下に置く持株会社2社(「JAさが食品ホールディングス(HD)」・「JAさがアグリ・ライフホールディングス(HD)」)を設立した[1]。地域農協が関連会社をHD化するのは全国初の取り組みとなる[2]

本所・支所編集

  • 本所:佐賀県佐賀市栄町3-32
    • 中部地区・8支所(中央支所:佐賀市本庄町大字本庄280-5)
      • 佐賀市(北川副町、本庄町、西与賀町、嘉瀬町、高木瀬、金立町、久保泉町、巨勢町、蓮池町兵庫町兵庫南、諸富町、富士町)
    • 佐城地区・13支所(中央支所:小城市小城町東小路158-1)
    • 東部地区・12支所(中央支所:三養基郡みやき町大字原古賀5473-1)
    • 神埼地区・11支所(中央支所:神埼市神埼町鶴3456-5)
      • 神埼市、吉野ヶ里町、佐賀市(三瀬村
    • みどり地区・12支所(中央支所:杵島郡大町町大字大町1625-1)
    • 白石地区・10支所(中央支所:杵島郡白石町大字遠江183-1)
      • 白石町

管轄“外”エリアのJA編集

特徴的ブランド編集

  • (さがびより、夢しずく、ヒノヒカリ、天使の詩、七夕こしひかり、上場産こしひかり)
  • もち米(佐賀よかもち)
  • 佐賀牛
  • 豚肉(肥前さくらポーク、若楠ポーク)
  • 鶏肉(骨太有明鶏)
  • 牛乳(さが生まれ)
  • さがほのかいちごさん
  • 温州みかん(さが美人)
    かつて(JA大合併前)は県が開発した「サガマンダリン」という品種に力を入れていた時期もあったが、栽培が難しいこともあり現在はあまり作られていない。
  • (うれしの茶、栄西茶)

グループ会社編集

JAさが食品ホールディングス傘下編集

JAさがアグリ・ライフホールディングス傘下編集

  • 株式会社ジェイエイオート佐賀
  • 株式会社JAライフサポート佐賀
  • 株式会社JA建設クリエイトさが
  • 株式会社JA段ボールさが
  • JAセレモニーさが株式会社
  • コスモ株式会社

その他編集

食品事業
  • 株式会社JA食糧さが
流通
  • 株式会社佐賀青果市場
  • 株式会社Aコープ佐賀
農業生産・支援
  • 有限会社アグリベースにいやま
  • 株式会社バイオテック富士
福祉・介護
  • 佐賀総合福祉株式会社

脚注編集

外部リンク編集