偶然にも最悪な少年

グ・スーヨンの2002年の小説

偶然にも最悪な少年』(ぐうぜんにもさいあくなしょうねん)は、2002年日本で発表された小説。著者はCMディレクターグ・スーヨンで、2003年に著者自らの監督により映画化もされている。映画版の脚本を担当したのは実弟の具光然

あらすじ 編集

日本人と在日朝鮮人の両方からイジメを受けている在日韓国人の男子高校生・ヒデノリは、自殺した姉・ナナコの死体を韓国まで運ぼうと、エキセントリックな女子高生・由美と渋谷のチーマー・タローさんを巻き込んで、車で東京から小倉博多下関へと向かう。しかし、行く先々でヒデノリは事件や騒動を起こし…。

映画版 編集

偶然にも最悪な少年
監督 グ・スーヨン
脚本 具光然
原作 グ・スーヨン『偶然にも最悪な少年』
製作総指揮 近藤正岳
谷口元一
出演者 市原隼人
中島美嘉
池内博之
矢沢心
主題歌 GICODE「G・I・C・O・D・E」
撮影 無州英行
編集 高橋和久
製作会社 Film Committee GOO
配給 東映
公開   2003年9月13日
上映時間 113分
製作国   日本
言語 日本語
興行収入 1.1億円[1]
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キャスト 編集

特別出演

スタッフ 編集

脚注 編集

  1. ^ 「2003年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2004年平成16年)2月下旬号、キネマ旬報社、2004年、160頁。 

外部リンク 編集