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元 弼(げん ひつ、生没年不詳)は、中国北魏皇族。済陰文献王。は邕明。

経歴編集

北魏の済陰王元鬱の子として生まれた。性格は剛直で、文学に通じ、中散大夫に任ぜられた。嫡子として済陰王の爵位を継いだが、叔父の尚書僕射元麗が于氏を寵愛して、元弼の王爵を奪い、元麗の同母兄の元偃の子の元誕に済陰王位を与えた。このため元弼は人士との通交がなくなり、病と称して私邸にひきこもった。宣武帝侍中として召し出したが、元弼は上表して固辞し、嵩山に入って穴居し、布衣のまま蔬食し、死去した。528年建義元年)、子の元暉業が王爵の回復を訴えた。530年永安3年)、尚書令司徒公の位を追贈され、を文献といった。

子女編集

  • 元暉業
  • 元昭業(諫議大夫、給事黄門侍郎・衛将軍・右光禄大夫)

伝記資料編集