全国都道府県対抗中学バレーボール大会
全国都道府県対抗中学バレーボール大会(ぜんこく とどうふけんたいこう ちゅうがく バレーボールたいかい)は、中学生のバレーボール全国大会である。毎年12月下旬から4日間、大阪市中央体育館等で開催される。
大会は1987年に第1回が行われ、当初は日本コカ・コーラボトラーズが特別協賛していた。第11回大会までを『さわやか杯』、第12回-14回大会を『アクエリアスカップ』、第15回大会以降を『JOCジュニアオリンピックカップ』と称して開催されている。チーム編成は、各都道府県内の選手で選抜チームを作る。2020年は中止。
この大会の目的のひとつとして、将来のオリンピック選手の発掘があげられる。また他の大会には見られない大きな特徴として、長身選手(男子180cm以上、女子170cm以上)を常時2名以上出場させることを競技規則としていることがあげられる。
大会方式
編集男女各48チーム(大阪は南北に分かれる)が、3チームずつ16組に分かれてグループ戦を行う。各組1,2位のチームが決勝トーナメントに進出する。
特別表彰
編集- JVA・JOCジュニアオリンピックカップ (もっとも将来に期待する選手に贈られる。男女各1名)
- オリンピック有望選手(男女各数名)
- 優秀選手 (男女各10名程度)
- ベストセッター賞 (男女各1名)
- ベストリベロ賞 (男女各1名)
- 大阪府知事賞 (男女各1名)
結果
編集男子
編集回 | 年 | 優勝 | 準優勝 | 主な「オリンピック有望選手」 | 主な「敢闘賞」選手 | |||
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1 | 1987 | 広島 | 兵庫 | 藤井壮浩 | 南裕之 | |||
2 | 1988 | 京都 | 島根 | 高橋智則 | ||||
回 | 年 | 優勝 | 準優勝 | 主な「オリンピック有望選手」 | 主な「さわやか選手賞」・「全国中学強化選手」 | |||
3 | 1989 | 大阪南 | 千葉 | 鎌田修 | 大野英洋 | 木原丈裕 | ||
4 | 1990 | 兵庫 | 山口 | 朝日健太郎 | 西田靖宏 | |||
5 | 1991 | 福岡 | 沖縄 | 徳元幸人 | 桑田鎮典 | 加藤陽一・白鳥勝浩・山口誠 |
回 | 年 | 優勝 | 準優勝 | JVA・JOCカップ | 主な「オリンピック有望選手」 | 主な「さわやか選手賞」・「全国中学強化選手」 | ||
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6 | 1992 | 宮城 | 熊本 | 矢野裕範 | 鈴木孝政 | 守屋信次郎 | 大村悟・高杉洋平・浅倉勇・宇佐美大輔 | |
7 | 1993 | 奈良 | 佐賀 | 守屋信次郎 | 諸隈直樹 | 宇佐美大輔・山本隆弘 | ||
8 | 1994 | 神奈川 | 奈良 | 小泉剛幸 | 岸本一馬 | 越谷章 | ||
9 | 1995 | 広島 | 福岡 | 鬼頭浩幸 | 日高誠 | |||
10 | 1996 | 広島 | 京都 | 柴田恭平 | 北島武 | 町野仁志・飯塚俊彦・西尾太作 | ||
11 | 1997 | 長崎 | 鹿児島 | 北島武 | 西尾太作 | 高橋賢行 | 加賀龍哉・石倉弘士・谷村孝・福島政則 | |
12 | 1998 | 長崎 | 静岡 | 牧泰章 | 志賀崇 | 月岡大輔 | 富松崇彰・三上圭治郎・石島雄介・金丸晃大 | |
13 | 1999 | 宮城 | 埼玉 | 富松崇彰 | 越川優 | 三上圭治郎 | 井上崇昭 | 神田聖馬 |
回 | 年 | 優勝 | 準優勝 | JVA・JOCカップ | オリンピック有望選手 | 主な「優秀選手」 | ベストセッター賞 | ベストリベロ賞 | ||
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14 | 2000 | 長野 | 熊本 | 河村行人 | 幡司一貴 | 落合伸太郎 | 大又隼人 | |||
15 | 2001 | 長崎 | 福岡 | 清水邦広 | 重村健太 | 福澤達哉・日高裕次郎・中島悠樹 | 重村健太 | |||
16 | 2002 | 熊本 | 東京 | 八子大輔 | 筧本翔昴 | 高橋翔一 | 毛利光生 | |||
17 | 2003 | 鹿児島 | 福岡 | 八子大輔 | 冨士田裕大 | 牟田真司 | 中田康隆 | |||
18 | 2004 | 福岡 | 大分 | 岡村義郎 | 松永大史 | |||||
19 | 2005 | 東京 | 埼玉 | 阿部純也 | 阿部草太 | 梅澤成龍 | 小林智樹 | |||
20 | 2006 | 長崎 | 福岡 | 出耒田敬 | 伏見大和 | 前田一誠 | 桐谷祥平 | |||
21 | 2007 | 福岡 | 愛知 | 山田脩造 | 鈴鹿黎 | 岡村智人 | ||||
22 | 2008 | 東京 | 山口 | 藤中謙也 | 今村貴彦 | 関田誠大 | 村山康介 | |||
23 | 2009 | 福岡 | 埼玉 | 佐々木博秋 | 峯村雄大 | 冨田直人 | 山口頌平 | 池田陽輝 | ||
24 | 2010 | 東京 | 愛知 | 吉野雅人 | 鈴木祐貴 | 小野寺太志 | 山崎貴矢 | 石川祐希 | 古川雄也 | 黒崎耕陽 |
25 | 2011 | 東京 | 群馬 | 鈴木祐貴 | 永露元稀 | 原大樹 | 宮崎敬 | |||
26 | 2012 | 福岡 | 滋賀 | 金子聖輝 | 鈴木祐貴 | 濱中晴貴 | 正来祐 | 宮園寛志 | ||
27 | 2013 | 東京 | 長崎 | 梅本鈴太郎 | 都築仁 | 吉田祝太郎 | 山中啓督 | |||
28 | 2014 | 長崎 | 埼玉 | 鍬田憲伸 | 鍬田憲伸 | 加藤靖丈 | 堀夏央哉 | 伊藤友健 | ||
29[1] | 2015 | 滋賀 | 長崎 | 大塚達宣 | 大塚達宣 | 佐藤駿一郎 | 垂水優芽 | 篠原勇介 | 千葉伊織 | |
30[2] | 2016 | 熊本 | 東京 | 伊藤吏玖 | 伊藤吏玖 | 山下優希 | 水町泰杜 | 染野輝・山田大貴 | 森居史和 | |
31 | 2017 | 福井 | 岡山 | 柳北悠李 | 柳北悠李 | 榎本航己 | 西山大翔 | 田中夏希 | ||
32[3] | 2018 | 福岡 | 長崎 | 牧大晃 | 山元快太 | 牧大晃 | 畑虎太郎 | 近藤蘭丸 | ||
33[4] | 2019 | 大阪北 | 熊本 | 笹本穏 | 小山暖人 | 笹本穏 | 川野史童 | 當麻理人 | 池田幸紀 | |
35 | 2021 | 東京 | 香川 | 川野琢磨 | ||||||
36 | 2022 | 東京 | 静岡 | 柏崎祐毅 | ||||||
37 | 2023 | 福岡 | 京都 | 岩田怜緯 |
女子
編集回 | 年 | 優勝 | 準優勝 | 主な「オリンピック有望選手」 | 主な「敢闘賞」選手 | |||
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1 | 1987 | 東京 | 埼玉 | 多治見麻子 | 江藤直美 | 金子美由紀 | 大貫美奈子・坂本久美子・星野賀代 | |
2 | 1988 | 大阪南 | 埼玉 | 酒井千恵 | ||||
回 | 年 | 優勝 | 準優勝 | 主な「オリンピック有望選手」 | 主な「さわやか選手賞」・「全国中学強化選手」 | |||
3 | 1989 | 大分 | 神奈川 | 森山淳子 | 島崎みゆき | 畠山亜希子 | 大古麻由美・松木麻貴子 | |
4 | 1990 | 静岡 | 長野 | 備前夕子 | 尾上友紀子 | 永山佳名子 | ||
5 | 1991 | 大阪南 | 佐々木みき | 中野由紀 | 満永ひとみ・橋口かおり・西村佳名子・谷口雅美・濱野礼奈 |
回 | 年 | 優勝 | 準優勝 | JVA・JOCカップ | 主な「オリンピック有望選手」 | 主な「さわやか選手賞」・「全国中学強化選手」 | ||
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6 | 1992 | 大阪南 | 埼玉 | 苧坂一美 | 門間希・磯辺絵梨子・竹下佳江・西畑美希 | |||
7 | 1993 | 福岡 | 栃木 | 鈴木洋美 | 板垣紘子 | 高橋めぐみ・小金澤弘江・上田かおり・宝来麻紀子・小玉佐知子 | ||
8 | 1994 | 宮城 | 大分 | 板垣紘子 | 金田智子 | 高橋めぐみ | 増野礼 | 大沼綾子・高橋翠・岡野知子・内藤香菜子 |
9 | 1995 | 長野 | 大阪南 | 内藤香菜子 | 松崎聖子 | 五十川葉子 | 浦田聖子・三澤由佳・若浦貴子 | |
10 | 1996 | 大分 | 埼玉 | 落合真理 | 大友愛 | 冨田寧寧 | 及川英香・本間江梨・菅原弓貴・榛澤舞子・西堀育実・西堀健実・西脇万里子 | |
11 | 1997 | 東京 | 福岡 | 黒石和子 | 荒木絵里香 | 坂本久美子 | 嶋田美樹 | 佐田樹理 |
12 | 1998 | 東京 | 大分 | 河村めぐみ | 荒木絵里香 | 吉田安里 | 三上彩・今西郁瑠・服部晃佳・細田絵理・高木理江・有田沙織 | |
13 | 1999 | 長崎 | 福岡 | 大山加奈 | 荒木絵里香 | 栗原恵 | 有田沙織 | 今野加奈子・今西郁瑠・眞恵子・橋本直子・重光啓代 |
テレビ中継
編集- 第1回から第14回まで讀賣テレビ放送製作により全国中継で決勝戦を放送した。また予選リーグから準決勝まではYTVの大阪地区ローカルで速報番組が放映されていた。現在は「あすリート」で配信されている。
関連項目
編集脚注
編集- ^ a b “kekka_joccup2015.pdf”. 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “kekka_joccup2016.pdf”. 2024年11月2日閲覧。
- ^ a b “20181229-2.pdf”. 2024年11月1日閲覧。
- ^ a b “20191229-2.pdf”. 2024年11月1日閲覧。